新しい装具を装着しての歩行訓練が続いている。OTでは、いままでより実戦的な訓練が始まっている。
鍋に水を入れて、IHコンロにかけたり、鍋を洗ったり、器を収納棚から出したり、洗ったりした。
まあ、独り暮らしを想定した訓練である。
これからは、病院を出た後の生活に必要な、洗濯や買い物などがOTの中心になってくるかもしれない。
意外に鍋に水を入れて、移動させるだけで体力を使うのだ。
しっかり、足踏みで自らの移動ができるか、大切である。ちょっとした動きが、生活の何気ない風景を支えていることに気付かされる。
昔は、自炊生活が主だったが、いまはレトルトや冷凍食品があり、そんなに自炊することもないと思う。
家族があり、子どもがあるなら、自炊を中心とした生活がメインになるだろうが、独身生活で野菜なんてここ数年買ったことも、切ったこともない。
冷凍食品で用は足りることが増えている。敢えて、生活負荷を増やすこともないだろう。シンブルに生活できるなら、それに越したことはない。
掃除機も、そう頻繁にかけることもないし、そう生活自体を心配することはない。兎に角、生活のミニマム化が障害を持つ人にも、ある程度の利便性を与えていると思う。
まあ、これからの生活で不便なことは、意外にあるかもしれないが、その不便さを楽しめる余裕を持ちたいと思う。
