勲章27歳の誕生日にお金を掛けて本を出版したことは後悔していない。そのおかげで貯金はなくなったし、生活もきついけど、出した本はあたしの娘。子供。病気だし、子供産めないあたしにとってあたしが産み下ろした本は自己満足でも立派な作品。何かを生むということに対する覚悟と決意。今はその商品がなくても、あたしにとっての勲章。誇れるものがあまりなくても。