打ち合わせ3本 | WAS IT ALL WORTH IT ?

今日は打ち合わせが3本ある・・・設計の時間をなんとか確保しなければ!!!

・・・と、思いつつ、朝からブッ飛ばして仕事を開始すると、妻の携帯が鳴った。


何やらエアコンの取り付けのことで話しとる・・・・誰じゃ?


途中で電話を代わると、NK様のエアコン取り付けを、今、している電気屋さんであった。


「筋違に当たるといけないので、お電話しました。」


色々話をしていても・・・なかなか難しい。


「今から行きますわ。」


と、車で1~2分のNK様邸へ。

NK様邸は今から、多分・・・・6~7年前に建築させていただきました。


奥様と「ご無沙汰してます。」と、ご挨拶。

その後、室内で色々と電気屋さんと打ち合わせして、ドレイン用のスリーブ位置を決め、


「ここでしたら、筋違に当たりません。行ってください。」


電気屋さんも大変ですよね・・・一発勝負ですから。

奥様にご挨拶して、会社に戻る。


するとすぐに建材屋さんがやってきた。

木材担当のTさん(男性)と住設機器担当のSさん(女性)と、それぞれ、IM様邸の打ち合わせ。


建材屋さんが帰られた後、頭を切り替え・・・・本日、2本目の打ち合わせは、

主にエレベーターと構造関係。

適判以後・・・・構造審査が厳しくなった・・・と、何度も書いてますが・・・。

1Fスラブ下の盛り土の土圧が基礎の立ち上がりにかかり、曲げモーメントが発生する。

そのモーメントをすべてFGで負担せよ!・・・という見解が、前回の工場の設計であった。

こんなもん・・・まともに計上したら、FGがどんどん太くなる。

盛り土と言っても、ほとんど地盤改良して固めてしまうので、土圧などかからない、本来は。


以前はそういう解釈でしたが、審査基準がどんどん安全側へ、安全側へと極端に振ってしまって、

今や適判物件は、「重箱の隅をつつきまくる」事態になってしまった・・・と、

私なんかは思うんですが・・・工事費も高くなるし・・・ちょっと異常事態ですな、ここまで来ると。


それでも、通さなければいけないので、あれこれ知恵を絞る。

何とか善処して打ち合わせ終わり・・・・ほとんどお昼ではないかぁ~。なく



昼休み後、某A法人様の現場へ・・・3本目の打ち合わせ・・・定例会議があるのです、今日は。


WAS IT ALL WORTH IT ?  1Fの様子


スラブの配筋を行っています。

先ほどの話は、この配筋の下にある土(盛り土)の事だったのです。

現在、設計中の某B法人様の仕様もこちらと同じなんです・・・実は。


WAS IT ALL WORTH IT ?  2Fの様子


ALCが搬入されてます。


WAS IT ALL WORTH IT ?  RFの様子


この後、折板の施工を行います。

断熱性能が求められるこちらの工場・・・・「折板+断熱材」ではちょっと頼りないので、

このようにALCを施工しています。


WAS IT ALL WORTH IT ?  K梁と平屋部分の屋根の上には・・・


室外機がたくさんのってきます。

これらの荷重が相当あって・・・・大変なんです。

こちらの現場は、現場で・・・どんどん進んでいきます。

定例会議では、発生した問題点を一つ一つつぶしながら・・・打ち合わせ。

4月が一番大事な月です・・・なんといっても5月一杯に完成、引き渡しなのですから。


定例会議を終えて会社に戻り、右脳でIM様邸、左脳で某B法人様工場の事を考えつつ、

(んなことできるわけありません・・・冗談です)設計作業を進める。


間違いなく、私も妻も・・・・この土日また潰れますわ・・・。


へろへろになって・・・仕事を終えて、家に帰ったのでした。