日本を救った二人の日本人 | WAS IT ALL WORTH IT ?
・・・であると同時に、個人的に最も尊敬する『二人の日本人』でもありますが・・・。














白洲さんの残した言葉・・・。


「この憲法は占領軍によって強制されたものであると明示すべきであった。
歴史上の事実を都合よくごまかしたところで何になる。
後年そのごまかしが事実と信じられるような時がくれば、
それはほんとに一大事であると同時に重大な罪悪であると考える」


「プリンシプルとは何と訳したらよいか知らない。原則とでもいうのか。
…西洋人とつき合うには、すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることは
絶対に必要である。
日本も明治維新前までの武士階級等は、総ての言動は本能的に
プリンシプルによらなければならないという教育を徹底的にたたき込まれたものらしい」


「占領下の日本で、GHQに抵抗らしい抵抗をした日本人がいたとすれば、
ただ二人・・・一人は吉田茂であり、もう一人はこのぼくだ。
吉田さんは、そのことが国民の人気を得るところとなりずっと表街道を歩いたが、
もう一人のぼくは別に国民から認められることもなく、こうして安穏な生活を送っている。
けれども一人くらいはこういう人間がいてもいいとおもい、
別にそのことで不平不満を感じたこともないし、いまさら感ずる年でもないと思っている」


「今の日本の若い人に一番足りないのは勇気だ。
『そういう事を言ったら損する』って事ばかり考えている」


「今の政治家は交通巡査だ。目の前に来た車をさばいているだけだ。
それだけで警視総監にはなりたがる。政治家も財界のお偉方も志がない。
立場で手に入れただけの権力を自分の能力だと勘違いしている奴が多い」