洋楽と邦楽 | WAS IT ALL WORTH IT ?
昼間、ポスティング(肉体労働)と設計(頭脳労働)を半分づつ行う毎日で、
夜になると、めっきり疲れてしまうので、息抜きさせてくらはい・・・。


昔、売れない(悲しい・・・)ミュージシャンを目指していた頃、
私は、どっぷりと洋楽に浸っていました。
そうなんです・・・・邦楽を馬鹿にしておったのです。
邦楽なんて、所詮、演歌か歌謡曲の延長にすぎん・・・・と。

しかし、日本で売れるミュージシャンになるためには、日本人にウケル曲・・・結局、
邦楽がつくれないとお話にならん。

・・・そう気付いた時は、すでに遅く・・・年齢的にギブアップしました。

そもそも洋楽と邦楽では、作り方が違う。

基本的に洋楽は、まず、作曲者はコード進行を決める。
そして伴奏をつくる。
最後に、伴奏を聞きながら、ボーカリストなりが、おもむろにメロディーをつくる。
演奏に合わせて、自由に遊びながらアドリブを繰り返し、メロディーを確定して行く。

しかし、邦楽の作曲者の場合は、大部分の場合、メロディーが先に浮かぶ・・・らしい。
そのメロディーに合わせて、コードをつける。
メロディーを盛り上げるべく・・・伴奏も出来上がる。

じぇんじぇん・・・つくり方が違う・・・・のであった。


始めにメロディをつくる訓練をしてこなかったため、邦楽的な曲がなかなかつくれず、

「あかんわ・・・。来世は、ぜひ、イギリスかアメリカに生まれてこよう。」

と、すっぱりとミュージシャンの道、諦めたのでした。


始めにコード進行、伴奏・・・そしてメロディーという、典型的と言いますか
わっかりやすい曲(↓)を一曲。




ついでに、同じミュージシャンの曲(↓)をもう一つ。
この手の曲がじぇんじぇんなじまない人は、間違いなく、邦楽向きの人だと思う。
私は、大好きです・・・聞きながら、思わず、ヘッドバンギングしている自分がおりますが・・・。

こちらのドラマーさん・・・レギュラーグリップですが、
私は、ロックドラマーの誇りをもって、マッチドグリップを貫きました。
ですから、動画のようなドラミング・・・なんかあんまりロックぽく無くて嫌だな・・・。




そして最後に、邦楽から一曲(↓)。

始めにメロディーができて伴奏後付け・・・としか思えない、典型的な演歌・・・じゃない、
歌謡曲・・・失礼!・・・・いわゆるJPOP。



邦楽は、歌うと気持ちいい。
洋楽は演奏しながら、シャウトすると気持ちいい。

邦楽の中で演奏して気持ちいい曲は・・・ホントに少ない・・・気がします。
つくり方が、そもそも、メロディ重視、伴奏二の次・・・だからかもしれませんね。

ということは・・・カラオケ行くなら、邦楽ですね、やっぱ。