テクニックはこれで! | WAS IT ALL WORTH IT ?
(週末の夜は、仕事の話はなしです・・・・。)

バンドを組んでいた頃、一番、音楽的に影響を受けたのは、「クイーン」でしたが、
もうひとつ、「TOTO」というグループがありまして、こちらのメンバーは、
ルックス的には、クイーンの足元にも及びませんが(失礼!)、メンバー全員が、
スタジオミュージシャンの集まりであるため、その演奏テクニックは凄まじく・・・・、

『テクを磨くために、TOTOをコピれ!』

・・・・が、当時のバンド少年の合言葉でありました。


ギタリスト、スティーヴルカサーの早弾きは、当時のギター少年達をうならせておった。

また、このバンドには、デヴィッド・ペイチ、スティーヴポーカロという、
二人のキーボード奏者がいて、珍しいツインキーボードのバンドであった。
ところが、この二人も、めちゃくちゃ上手いテクニックの持ち主で・・・・例えると、
バンド内に、AT先生が二人いるようなもの(!?)であった・・・。
だから、コピろう!と思うと、二人上手いキーボード奏者が必要で・・・これが、
当時は、なかなか大変なことでありました。

・・・んでもって、私が担当していたドラム・・・・ドラマーのジェフ・ポーカロは、
バンドのリーダーでもあり、おそらく(ロックドラマーとしては)世界一のテクニックの
持ち主であり、不幸にも若くして夭折しましたが、今でも、多くのドラマーにとって
神様的存在です。(当然、コピーは大変じゃー!!)

特に難しいのが名曲「ロザーナ」のドラム。

ワイ・・・初めて聞いた時、ハイハットをどうたたいたら、こういうリズムを
刻めるのか・・・彼、お得意のハーフタイムシャッフル・・・後に学校で学ぶまで、
独学では、「理解不可能」の世界でした。

特に8ビートが多いロックの世界で、16ビートの曲が多いTOTOの曲は、
練習用として、最適でありました。


『Goodbye Elenore 』

当時のバンド少年達が・・・たぶん、一番、高校生の頃に頑張って演奏した曲。
(ひたすら、テクニックを磨くため・・・勉強そっちのけで・・・・あううっ。)

懐かしいです。