朝一番で、ST様と打ち合わせ。
今日は、玄関収納の打ち合わせです。
ST様邸の玄関収納は、いつもの既製品ではなく、ST様の親戚の家具屋さんが
制作を担当してくださる「オリジナル」です。
現場の方へ、家具屋さんと、玄関収納をデザインされた、これまたST様のお知り合いの
デザイナーさんも来て下さり、細かい打ち合わせ。
一通り打ち合わせを終える。
ST様が帰られた後、現場で某建材メーカーさんと、話をしていると、
「T新さんに、ウチもやられました。
12月に支払いがない段階で、いよいよだな・・・・と、諦めましたけど。」
下請けさんや、建材メーカーさんの被害は、多いんだろう・・・・銀行さんを筆頭に、
皆さんは債権者です・・・・この後、「債権者会議」がんばってください・・・・。
子供に「迎えに行くぞ」と、電話すると、「こっちで昼ごはんを食べてから帰る」・・・という。
仕方ないので、妻と二人で、私達は別に昼食をとる。
カレーハウスCOCO壱のグループ会社・・・・カレーラーメンの専門店です。
・・・・が、一番好みなので、毎回これにしています。
その後、子供を迎えに行き、明日は、ピアノの試験(グレード)なので、
家に帰って、ミッチリ練習をさせる。
ピアノの音を聞きながら、私はリビングで新聞を読んでいた。
出てました・・・・。
記事を読むと、
「去年7月頃から、金融機関のつなぎ融資が受けられなくなり」(リーマン以前から??)
「新たな融資を受けられず、蛇口を閉められた」とある・・・・。
さらに、
「同社の再建に向けた、地銀数行の話し合いが、年末の12月にあったが、つなぎ融資に
応じる金融機関は、現れなかった。」
とも書かれている。
なんか、こんな書き方をすると、金融機関の「貸し渋り」の被害者みたいに聞こえますが、
9月から11月の間に、こちらの会社の延命処置?のために、つなぎ融資を実行した銀行、
私の知る限りでも3行はある。
銀行さんの名誉のために言っておくが、「貸し渋りなんてない!」と、私は思う。
(T新さんは、造りすぎたんですよ・・・・単に。自転車操業だったんですよ・・・・。)
新聞には、書かれていませんが、この会社のIRには、「子会社の切り離し」の記述もあり、
・・・・・・・いけませんなあ、こういうことは。
仕事をしたのにお金のもらえない下職さん達・・・・・かわいそうだなあ・・・と、思いながら、
記事を読んでいたところに、ST様からTEL。
「わっかりました。今から、現場に行きます。」
と、いうことで、再びST様邸へ。
TVアンテナやコンセント、ガスコック等の打ち合わせを終えて、ST様は帰られました。
明日、念のため、H電工さんが現場に来てくれることになった。
しかし、新たに追加となったガスコック・・・Sンワ住設さんに電話をすると、明日は休み。
ま・・・・普通でしたら、休みですが、休みの間に、K棟梁は、どんどん仕事を進めたい。
しかし、ガスの配管工事は、大工工事を進めすぎるとできなくなる・・・・火曜日まで、
待っていては、大工工事に支障が出る・・・・そこで、
TELの相手はSンワ住設さんの上層部の方ではなく、職人さん。
職人さんに直接、電話して、休日出勤をお願いし、ガスの配管工事を進めてもらおう!
・・・と、K棟梁が職人さんと交渉中。
その結果、さすが、いつもお互い助け合って工事をしている仲間同士!
ガス工事担当の職人さんは、快く、休日出勤を了解してくれたそうな。
これで、K棟梁も、自分の工事を、予定通り進めることができる・・・よかった、よかった。
この仕事は、助け合いです・・・・ほんと。
職人さん同士も助け合い、私達元請けも、職人さんに助けられ、家づくりができる。
一方、職人さんの雇用を守るのも、私達の大事な仕事。
どれが欠けても、お客様の家づくりは、うまくいきません。
当社は、つくりすぎて・・・大きくなりすぎて・・・・NO1を目指しすぎて・・・・
その結果、沈没しないように・・・・頑張りたいです。