バブルってサイコー! | WAS IT ALL WORTH IT ?

・・・・と、広末涼子が叫んでる映画のCMを以前に見ましたが、また、株価が暴落した今日、

皆さんいかがお過ごしですか?(←意味不明の書き出し・・・・。)


バブルがはじけたのは、確か、私が大学生の頃じゃった・・・。

私はその頃、東京にいたのですが、バブル絶頂期の東京は、それはそれはすごかった。


大学生がマルイでブランドもんの服を買い、毎月6万円の支払いをしてござった・・・。

キャンパスに外車で乗り付けてくるボンボンもおった・・・・。

大学生のブンザイで、赤坂とかに繰り出しとる阿呆がおった・・・・。

ピアマップなんてものを見ながら・・・・それを片手に、渋谷、六本木で浪費しておった・・・。

まともに社会人になって初任給をもらうより、バイト生活の方が優雅だった。

街を歩けば工事現場だらけ・・・とにかく景気が良かった。

東横線沿線に住んでいる連中は羨望のまなざしで見られておった・・・・。

アッシー君だのメッシー君だの・・・・女の子に湯水の如くお金を貢ぐ輩がおった・・・。

桃のマークのビルが一等地に次々と建ち、お医者さんから不動産業に転身した私の大学の先輩が、

世界有数の大富豪になっとった・・・・。

クリスマスイブは都心のシテホテルが、どこもかしこも満室で困った東京ラブストーリーであった。

格差社会なんて言葉もなかった・・・・お金持ちも貧乏学生も皆、元気だった。

携帯電話もなかったし、パソコンもそれほど普及していなかったが、誰もがメチャ楽しんでいた。

マドンナが全盛期だった(←あんましバブルと関係なし)。



当時の東京は(今でもそうかも知れませんが)、田舎もんを強烈な都会の魅力という吸引力で集め、

どんどんお金を地方から投下させる恐ろしき大都会であった。



今と比べ、バブルの頃は、人々がお金を使うことを怖がっていなかった。

怖がらずにローンが組めた時代だったと思う。


景気が良くなるためには、皆がお金をどんどん使うしかない。

バブルを知っている人は、お金が回らなければ経済は停滞することが、体験的にわかる。

しかし、年齢で言うと、たぶん現在37才前後より若い方は、バブル崩壊が高校生の頃以前の

年齢なので、お金を使わないと景気が悪くなる・・・という実感が持てないのでは?

・・・・と、最近つくづく思うのです。


私は、必ずしも、「バブル肯定派」」ではありませんが、世の中の景気が悪い今の日本の文化より、

景気が良かった時の文化の方が好きです。


だって・・・・バブルの頃、秋葉原は、ごく、普通の家電の街でしたよ。

それに比べ、一体、何なんだ?今の秋葉原は・・・・・気色悪い・・・・。


「誰でもいいから殺したかった。」とか言って、無差別殺人がよく起きますが、あんな事件、

景気の良い時代にはなかった。


子供の給食費を踏み倒して平然としているモンスターペアレンツなんていなかった。


景気が悪くなると、人の心は荒んで悪い方へと向かっていく・・・・。



このまま、何十年も不景気だったら・・・・今の若者は楽しい時が一度も無いさみしい一生を

おくることになってしまう・・・・。



みんながパワーを持って元気だった時代が、また来るといいですね。