窓口の出来事 | WAS IT ALL WORTH IT ?

週末、書類に印鑑をいただいたKH様邸の建築確認申請を、確認検査機関に

提出に行きました。


椅子に座って順番待ちしていると、検査機関に建築確認を提出に来ている人達が、

去年から、がらっと変わり・・・・・・・おじちゃんばっかでありました。


去年の6/20以前は、もっぱら確認申請の提出係?は、どの設計事務所も、

若いスタッフと相場が決まっていました。

しかし、6/20以降は、設計した建築士が提出に来なければならなくなり、

確認検査機関に座って書類を提出している面々は・・・・ぐっと、年齢層があがってしもた・・・。



ちょうど、私の前の順番にあたる建築士さんが、検査機関の人からこんなことを言われていた。


「浄化槽調書がついてませんよ。受付できません。」


浄化槽調書を忘れた??なんという初歩的な、ド忘れ・・・。

せっかく順番取りして、ここまで来たのに数日後に出直し・・・・お気の毒な方やなあ・・・・。


・・・・と、このおじさん建築士さんに同情していると、

おじちゃんは、次の瞬間、信じられんことをおっしゃった。


「浄化槽調書って何?」


ワイは自分の耳を疑った。

このおじさん建築士さん・・・・・今まで、建築確認、出したことないのか?この歳まで??

一体全体・・・・どうやって生きてこれたんだ?


確認検査機関の人も、目が点になっていた・・・・。




受付に若い建築士さんが皆無なのも、異常な光景ですが、このおじさん建築士の

リアクションも異常・・・・。


これから先、建築設計業界はどうなっていくんだろう??