もの思う葦になった一日 | WAS IT ALL WORTH IT ?

今日はいろいろと考えさせられることが起こった日でありました。


そんな時に、自分自身の思いこみに流されることなく、冷静に物事を考えるには、

やっぱ、ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世大先生の箴言集しかありますまい。


学生の頃から、私はこれを読んでは、正気を取り戻して?おりました。




「あまり利口でない人たちは、一般に自分のおよび得ない事柄についてはなんでもけなす.。」


よく考えもせず、簡単に物事を否定すると恥かきますよっちゅーことですかな。



「いろいろの道徳が嘘であることを立証する格言を、正しく判断するのをためらうのは、
それらが自分に関して真実であることがあまりにも容易に信じられるからである。」


偽善者の人には、耳の痛い言葉です・・・・。



「よい結婚はあるけれども、愉しい結婚はない。」


かもしれません・・・・ね。



「われわれが小さな欠点を認めるのは、大きな欠点を持っていないと、人に信じさせるためである。」


うーーむ、きつい!



「われわれは、われわれと同意見の人でなければ分別ある人とはまず言わない。」


ふははは!



「人は往々にして自分が不幸に思えることに、ある種の悦びをかんじることで、

不幸である自分を慰める。」


うーーむ、奥が深い・・・。



「嫉妬のうちには愛よりも自愛のほうが多く潜んでいる。」


だから、ワイは片思いなんて、賞賛できんのです。



「何かを強く欲する前に、現にそれを所有する人がどれだけ幸福かを確かめておく必要がある。」


これは、大事なことですね。



「賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。」


これも大事。



「恋人に操を立てていても、それがやせ我慢の結果なら、

不貞よりさほど値打があるわけではない。」


自分の胸に手を当てて・・・・よく考えねばならん言葉ですね。



そして、これは、名言中の名言だと思うのが!


「恋においては、あまり愛さないことが、愛されるための確実な方法である。」


言い換えれば、「恋は追っかけたほうが常に負ける」ということですかな??


皮肉ですね・・・・人間って・・・・。