今日は一日かけて岡山出張。
昨日の天気予報では雪!ということだったので、私は去年の夏ごろの「足利出張」の時の
記憶が一瞬頭をよぎった。(↓詳しくはこちら)
http://ameblo.jp/aanda3/entry-10046298398.html
行き帰りに恐ろしく時間がかかって同行していただくM先生に、ご迷惑をおかけしたら大変じゃあ。
・・・・と、心配しながら、天気を気にして家を出た。
妻が、
「モーニングに行って気合を入れて行きたいですな!」
と、気合を入れて助手席に座ったので、気合を入れて喫茶店でモーニングをしました・・・。
あんこ・・・・がついているところが、いかにも「名古屋」っぽい・・・・。
その後、M先生のお宅に伺い先生を乗せて出発。
妻と二人ならかっ飛ばすところですが、今日は控えめに110km~120kmで走行。
心配していた「関が原」付近は無事通過。
京都、大阪、宝塚・・・と大阪圏を通過して、兵庫県から岡山県に入ると少し雪が・・・。
しかし、予定よりも早く某ICに到着。
地主様の代理の方が向かえにきてくださっていました。
地主様のお宅に伺い、ご挨拶。
壁には、内閣総理大臣の名前がある立派な賞状が何枚も・・・。
地主様一族は、こちら地元では名家としか思えん・・・・大きな家でした。
M先生が本人確認を行い、書類等の説明をする。
私達は同時に「売買契約書」にサインと印鑑をいただき、手付金をお支払いし、
領収書をいただきました。
「有難うございました。」
と、ご挨拶して帰ろうとすると、代理人の方が、
「これ、○○(地主様)からのお土産です。田舎の人間だでのお・・・。
こういうことをちゃんとしたいそうなんだわ。
受け取ってやってください。」
と、おっしゃり、4人分用意された大きなお土産を手渡してくださいました。
齢(よわい)80になられた地主様もその横で、にこにこしていらっしゃった。
車に乗る時、ふと思いました。
決済の時には、地主様は高齢のため、名古屋にはいらっしゃらず、代理人の方が来られます。
おそらく、地主様にお会いするのは、これが最初で最後でしょう・・・・。
毎回、土地を仕入れる時、色々な地主様にお会いします。
後に私達の分譲地を購入されるお客様は、私達の分譲地になる以前、この土地をずっと所有して
いらっしゃった地主様のことなどほとんど考えたことなど無いと思われますが、
私達は、毎回、長い間持っていた自分の土地を手放すことになる地主様との出会いがあります。
一つの土地を買い、販売する過程で、お客様と地主様との二つの出会いが必ずあって・・・・。
今回のこの土地も・・・一時的には、私達の土地になりますが、この後、この地主様の
思い出の詰まった土地を、どんなお客様が引き継いでくださるのだろう・・・と、
ふと思ってしまいました。
人生のある時期、名古屋のほうで生活をされていた地主様の人生を思いながら、
少し柄にも無くセンチな気分になりながらも、日帰りで帰るため、帰路を急ぎました。
しかし・・・・私も齢やな・・・と、思ったのは、片道4~5時間の運転が、何度も休憩を
とらないとしんどい・・・。
そのたびに、M先生にはお付き合いをいただいてしまいました。
「M先生」の後ろ姿です。
帰りは、「関が原」でかなり雪が降りましたが、何とか無事名古屋に到着。
M先生をご自宅までお送りし、家に帰る前、妻とコンビニに寄る。
車を降りたら・・・肩がパンパンに張っていた。
「い・・・・・痛い。肩・・・・・硬い・・・・・・。」
と、私が言うと、妻は、いつもと違い、妙に優しく、
「運転ご苦労様でした。家に帰ったら、私がじっくりもんだげるわ
」
「も・・・・もむってどこを??」
「肩、痛いんでしょ?」
「なんや・・・・肩か・・・・・つまらん。」
「どこをもんでほしかったのお?![]()
」
「そりゃ・・・・もちろん・・・・・・ワイの・・・・・赤血球。」
「どうやってもむねん?あんな小さいの!」
「・・・・・・・疲れて・・・・ギャグも浮かばん・・・・・。」
地主様、どうも有難うございました。
M先生10時間近い同行、有難うございました。


