・・・・を、行っていた今日の業務日記です・・・・・。
昨日、途中で中断してしまった某分譲住宅会社さんの2棟分の立面図の作成を開始。
作業を続けていると、昨日、会えなかったC銀行の担当者さんが来社。
融資関係の打ち合わせをする。
「ウチの銀行は、物件の担保評価に時間がかかるんです・・・。
おそらく、お付き合いされてる他の銀行さんは早いんじゃないですか?」
「そうですね。契約から決済まで、2~3週間くらいです。」
「そうですかあ・・・。ウチとのお取引は、物件ごと・・・よりは、融資枠を確定してしまって
その中でやっていただいたほうが早そうですね。」
打ち合わせを終えると・・・・すでにお昼でありました。
会社の近くの「100円おこのみ」で昼食を済ませ(みじめ)、立面図の作成を続行。
しかし・・・・・。
他社さんの分譲住宅の設計は、自社の分譲住宅にくらべると、時間がかかる。
各分譲住宅会社ごとに、仕様も違うし、図面の作成方法も違う。
それぞれの会社に合わせんといかんし・・・・。
デザインも難しい。
基本的に、デザインは、「おまかせ」なのですが、各社それぞれ、やっぱりカラーが
ありますし・・・・「カラーにこだわらないでやってください。」と、言われるとますます悩む・・・。
自社の建売住宅のデザインは、自己責任において、私が決めますが、「売れないデザイン」を、
他社さんの分譲住宅で使うことなど絶対にできん。
じゃ・・・・どういうデザインが売れるかというと・・・・これまた、人それぞれで、
「シンプルなのがいい」
「輸入住宅風がいい」
「暖かい感じの家がいい(なんという漠然としたイメージ!)」
・・・・と、お客様・・・・おっしゃることがばらばら。
また、他社さんの分譲住宅の設計で、もう一つ難しいのが、
「まず平面図を決めてそれから、立面図にとりかかる」
という手順。
私達、設計者は、平面図と立面図を同時に考えます。
平面図に行ったり、立面図に行ったり・・・また平面図に戻ったり・・・・という感じに。
平面図上、「なんで、ここがへこんでるの?」と、一見、思える部分も、実は、そのへこみは、
立面のデザイン上、メチャ大事なへこみであって・・・単に平面図だけ見ると、
違和感があっても、実際に建物が完成し、室内に入れば、そのへこみは、全く気にならず、
なおかつ、外観のデザイン上は大変役に立っている・・・・などということ、よくあるのですが、
平面をきっちり決めた後、立面に移り、平面にはその後、変更は加えない!
・・・・という設計作業の場合、上記のような、デザイン上の平面のへこみは、
平面図作成段階では、なかなか理解していただけない。
結果的に・・・・凝ったデザインは、難しい・・・・ということになってしまう・・・・。
・・・・などと言うことを考えつつ、作業をしていたらあっという間に夕方。
明日、あさっては、会社と自宅のパソコンやプリンタの大移動・・・といいますか大編成の日。
何とか週末までに、ばたばたしながらも、満足のいくデザインを考えたいです・・・・。