今から一ヶ月はしんどいです・・・ | WAS IT ALL WORTH IT ?

朝一番に、確認検査機関に書類提出。

そのまま車で、春日井市の現場に移動。


 勝川の家


東棟(SK様邸)の東側にある家が、現在、解体工事中。

・・・・と言いますか・・・ほぼ解体し終わったので、SK様邸の隣が、

実にさっぱりとしてしまいました。


左官さんとクロス屋さんと打ち合わせをして、現場を後にする。


実は、今日、先週末の運動会の振り替え休日で、子供達は、

学校が休み。

ですから、朝からずっと、あっちこっち・・・・連れまわすことになって

しまいました。

それにしても、もう、9月が終わりだと言うのに、未だに暑い。

子供がいる車の中は、もちろん、エンジン付けっぱなしの、

エアコンかけっぱなしでした。


北名古屋市に戻る。


 高田寺の家


現場を見て「ぎょっ」としてしまった。

東棟(TT様邸)のサイディング工事が、メチャ進んでいる。

あ・・・あす、中間検査だと言うのに・・・・早すぎる・・・・・。

一応、内部からは、金物や筋交いは全て見れますが・・・・どうやら、

TT様邸を担当するサイディング屋さんは、この3連休、休まずに

頑張ってしまったらしい・・・・。


前面道路は、水道の引き込み工事の真っ最中です。


途中で、昼食を取り、会社に戻る。

いろいろと雑務をしていたら、お客様からTEL。


「すみません。○○の家・・・もう一度今から見たいのですが・・・。」


現地に飛んで、鍵を開けてもう一度、ご案内。


再び、子供のスイミングの時間まで雑務。


夜、足利市まで出張中だった会長が戻る。

完了検査の書類に関して、建築指導課の担当の方から要望があったそうな。


「四面をこうして作成して欲しい。」


・・・と、渡された資料を見て・・・・・どっと疲れました。


通常の「四面」以外に、部屋ごとに細かく監理報告書を作る!・・・というもの。

ですが・・・・この建物・・・・部屋の数・・・めちゃくちゃあるんですけど・・・・。

今までの監理報告資料を総整理して、作り直しですわ・・・これは。

しかも、写真も部屋ごとに、正確に用意してほしい・・・ということでした。


建築主である某法人様の今後の予定は、工事完成後、すぐに検査を受け、

合格後、半年ほど試験運転し、すぐに稼動・・・・・・・・ですが、

完成後、まとめて写真を撮って、大至急整理して書類に

添付しなきゃいけないわけで・・・・果たして間にあうのか??


担当者の方いわく・・・・。


「検査の時間は、3時間しかありません。

この規模の建物ですと、とても3時間で全て検査することは、不可能です。

ですから、少しでも検査を円滑に行えるよう、詳しい監理報告書を、

作成しておいていただきたいのです。」


・・・・とのことでした。


住宅の完了検査などは、ものの15分で終了です。

住宅の場合、むしろ大事なのは構造のチェックをする中間検査で、

完了検査自体は、チェック項目が少ないため違反建築をしていない限り

早く終わります。


しかし、工場の場合は、災害時のための色々な設備が求められるため、

完了検査に実に時間がかかるのです。


「建築指導課」としては、


「延焼ライン内の防火ダンパー」

「防火区画のスパンドレルや特定防火設備」

「無窓居室の内装制限」

「火災時の非常照明」

「排煙設備」

「避難経路の有効寸法及び距離」


などを、検査し、

一方、「消防」のほうは、


「誘導灯」

「自動火災報知機」

「屋内消火栓」

「避難経路」

「各シャッターに取り付けられた水圧開錠(開放)装置と非常電源」

「消火器の種類、設置箇所、個数」

「(今回は)無窓階による消防設備の強化」


など・・・・一つ一つの設備が検査の対象ですので、そりゃ・・・時間も

かかるのはわかるのですが・・・・。


今回はそれに加え、「都市計画課」からも、地区計画に関する規定の

検査項目もあります。


丁度、こちらの建物が完成し、検査に追われる頃、

私は、区画整理区域内の工程の調整が難しい2棟の住宅を完成させ、

もう2棟の住宅が、完成前の追い込みに入るのです・・・・。



今は、とにかく、早く、涼しくなってほしい。

今年の夏は暑すぎて、また、その期間が長すぎて・・・最近、

本当に疲れてます・・・・。