今日は祭日ですが、天候のせいで、延び延びになってしまっていた
YK様邸の建て方を行いました。
朝8時。
現場に着くと、ご主人様がすでにいらっしゃった。
よかったです。休みとれたんですね!
建築主様のいない建て方ほど、寂しいものはありませぬ。
役者もそろった(?)ところで建て方開始です。
まずは、2Fの梁を大まかに並べ、1F管柱と通し柱を組み立てます。
・・・・が、建て方の様子をごらんになっていました。
1F管柱と通し柱が全て組み立てられました。
ここで、ふと前面道路を見ると!
いつの間にか、ギャラリーが増えている・・・。
この後も、代わる代わるYK様のご親戚がいらっしゃり・・・・延べにして、
軽く20人近くいたような・・・いや、はや、にぎやかな建て方です。
続いて2Fの梁の施工を行います。
その後は、剛床の施工。
続いて2F管柱の組み立てを行い、終了したところでお昼。
絶食をして一日を過ごすつもりだった私も妻も、午前中で完全に
体がおかしくなり絶食挫折。
コンビニに行きスポーツドリンクを一気飲みして「うどん」と「冷やし中華」
を一つずつ買い込んで食べてしまいました。
午前中、日焼け止めを塗り、真っ白な顔になって現場に来た私も、
この時点で白い顔は黒い顔に変わっていた・・・・・。
そして休憩終了後、作業開始。
2Fの梁の施工を始めました。
ほぼ梁の施工が終了し始めた頃、K棟梁が下で突然、動き出す。
YK様邸の屋根は片流れと切妻の組み合わせ。
勾配天井に6寸勾配。
小屋組みの束の高さが非常に高く、上で組み立てていくのは
難しいと判断したため、下で小屋組みをつくり、一気に上まで運ぶ作戦を
とることにしたのでした。
クレーンでまとめて運ばれる小屋組み。
ここで、K棟梁が私を呼んだ。
「Gさん、掛矢で母屋継いでください!」
は?ワイ・・・玄翁くらいしか使ったことないのに・・・・。
しかも母屋っちゅーても、勾配天井上部のスパンを飛ばすための母屋
なので成が200mmくらいありゃせんか?これ?
しかし、人手が足りん、やるしかない。カーン!カーン!
それをクレーンで、一気に上まで、運ぶ。
ちなみに私が継いだ、2本の母屋、子供室2室の勾配天井上部に、
設置されました。
将来、屋根が壊れたら、私のせいです、YK様。
(大丈夫だと思いますが・・・・。)
そんなところへ、H電工のおいちゃんが現場をのぞきにやってきた。
こんな忙しい時に来てしまうと大変ですよ、H電工さん・・・・。
・・・・と、思っていたら、
しっかりと、下で、K棟梁の手伝いをさせられていた・・・・。
そして、本日の予定は全て終了。
皆さん、お疲れ様でした。
作業を終えて、一休みの大工さんたち。
道路にいるのは、YK様の奥様とお子さん。
その時、上から、
「おーい!」と声がする。
作業が終わった後、足場にのぼり、建ったばかりのYK様邸に
上ったご主人様でありました。
お主人様は、身が軽いようで、高いところ・・・平気のようでした。
(ご家族の方々は、あっけにとられておりましたが・・・・。)
自宅を高所から見ることが出来るのも、足場のあるうちだけです。
完成してしまったら、下から眺めるしかないですもんね。
明日は、野地板、鼻隠し、そして、夕方にはルーフィングを施工します。
雨が激しく降らないことを祈りつつ・・・・。
YK様からお聞きして知ったのですが、今日、新潟のほうで大きな地震が
あり、こちらの地域も揺れたそうな・・・。
揺れっぱなしの足場の上にいた私達は、全然気づきませんでした。
震度6強程度の地震で倒壊する家はつくっていませんのでご安心を。
最後に、
大工さんたちに差し入れをしてくださった、
YK様のお父様、お母様、有難うございました。
これからも頑張りますので、よろしくお願いします。
















