オーダーメイド建具の取り付け | WAS IT ALL WORTH IT ?

明日、お引渡しの某様邸。


建具を一本、全く造り替えたため、朝から建具屋さんと、現場で施工。

ドアストッパーをなくし、代わりに奥様からのご要望どうり、鍵を取り付け、

職人さんも新たに依頼し、今日に望みました。


物件ご購入者が身近な方・・・ということもあり、会長も出動。


建具屋さん、会長、現場監督KN、私、妻の五人体制で現場にのぞむ。


9時30分から作業開始。


MDFの枠を取り外し、今回はスプルスを使う。

隠し釘を慎重に丁寧に会長が抜き取る。

建具の微調整を行い、カンナで調整。

仮止めをしながら、開き具合、隙間などを確認。

金具、ゴム、蝶番、マグネット、フランス落しなどを取り付ける。


小さな発見もあった。

框の面取り・・・この面取りのおかげで、光の関係で、

左右の框の幅が同じでも、違って見える・・・。


発見その2。

框の見込みを大きくするほど、両開きの場合、大きな隙間が必要になる。

気づいてしまえば、当たり前のことですが、何も考えず、

建具の種類も考慮に入れず、見込みを設定すると・・・大変だと思った。

(今回は見込みを薄くしたため成功でした。)


小さな窓の取り付けに、実に5人がかり。

なんで、こんなに手間がかかるかというと、この窓、吹き抜けに面していて、

一方からしか、作業ができない。


それに加え、小さな窓に、色々な小物やガラスなどが取り付いているため、

建具屋さん泣かせの窓なのです。


いつの間にやら、昼食も忘れ・・・・気がつくと、2時。


最後に、掃除を行い、ようやく終了。


しかし、この後すぐ、私と会長には、

某事務所ビルの定例会議が待っていた・・・。