(①から読む方はこちらから)

 

あなたは自分の中の影の中毒になり、闇に囚われて、

自分を真っ黒に塗りつぶすだけでは飽き足らず、

言葉に毒を盛り、その唇から垂れ流すこともできる。

だけど、もしあなたが闇に囚われることを選んでも、

そして、その毒を私にぶちまけたとしても、

私は、あなたの影とは戦わない。

私は、あなたの闇を肩代わりする気もない。

私は、天使がそうするように、彼らの剣で、その触手を切り離す。

私は、その瞬間に涙など流さない。

冷酷に、無慈悲に、ただ剣を振り下ろす。

代わりに、私は、断ち切る剣を伝う痛みを引き受ける。

 

それだけが、あなたが見ている悪夢を終わりへと向かわせる、

最初の一手だと知っているから。

 

だけど、あなたの苦しみがここで終わるわけではないだろう。

むしろここからだと覚悟を決めなければならない。

中途半端で引き返せば、もう一度、もう一度、と繰り返し訪れる。

あなたが麻痺しているかもしれない、些細だけれど煩わしい痛みは続く。

あなたの中であなたを蝕んでいるその毒を

ある程度吐き出すまでは

たぶん、あなたは苦しい。

 

変化が楽しいときもあるけれど、

もしもあなたが、

毒されていると気づかず、自分の思い込みにすがりついているのなら、

そこから離れるという変化は、思う以上に痛いだろう。

 

(③へ続きます)

 

 

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