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「大家さん入ってください」と看護師に言われ、
診察室へ入った。
診察室のモニターには画像が写し出されていた。
それを見た瞬間私はすぐに気付いた。
よっしゃ!!
何かあるぞ!! ←不謹慎
明らかに脳の一部がおかしく見えた。
脳出血か脳梗塞か?と考えていたら、
「脳梗塞があります」
と医師から説明があった。
私は悲しそうな顔をしながらも、心の中では
ガッツポーズをしていた。
良かった、良かった、マジで良かった〜‼︎
一応言っておきますが、
“小林さんが脳梗塞で良かった”のではなく
◉やはり何かあった、病院に行って良かった
◉家に帰ってきても誰も世話する人がいないから
入院できて良かった
の、“良かった” であります。
医師と看護師に、小林さんに家族がいない事と
妹さんが家の連帯保証人になっている事を話すと
病院の方から妹さんに連絡を取ってくれることに
なったため、賃貸契約書にあった連絡先を教えた。
ちなみに私は、妹さんが母に言い放った事も全て
医師に伝えておいた。
私は役目を終え、やっと解放された。
つづく