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“付き添い”は受け入れ先の病院の指示だった。


家から歩いて数分の距離にある総合病院での受け

入れは、付き添いがいる事が条件だった。


私達はただ家を貸している大家なだけなのに、


小林さんには付き添える家族がいないのと

この状況からして、


(この場合は)大家さんになりますね…」と救急隊に言われた。



わかった。仕方ない。


「私が行きますと言い、

そのまま搬送の準備をしてもらった。


私は病院まで歩いて行きたかったのだが

救急車に乗るように促され、


ほぼ初対面の人の付き添いで

人生で初めて救急車に乗ることになった。


ちなみにこの日から2年の間に3回も救急車に

乗ることになるとは、この時の私はまだ知らない。


2回目は祖母が転んで頭から流血した時。


そして3回目、運ばれたのは自分だった。

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つづく