第21話「Grand master」
魅力的なキャラクターはたくさんいたのに、物語のほうは残念だったなぁという印象ですね。
平和のためには手段を選ばないルスキニアに対してファムやミリアは違う手段を示せるのか、そして物語としてそれに説得力を持たせられるか、だったと思うのですが‥‥‥。
ルスキニアは、「花咲ける青少年」に登場するクインザ・ハフェズのようだと途中で思った事があったのですが、その通りになりましたね。
彼の手段は間違えていたとしても、結局彼の行為がなければこの世界に平和はなかったのかもしれない。
しかし彼の才能とアデス連邦の権勢があれば、普通にやってても世界を平和に出来たんじゃないだろうか（笑）
何故最後突然トリッキーな手段に‥‥
ファムは、最後までグランレースという夢を語り続ける少女で良かったと思います。
ただこういう戦争の物語でこういう子供を主人公にするのは難しいのかなぁとも感じました。
子供を主人公にするのであれば、もっと周りの大人達に影響を与える存在として描けなかったものか‥。
あと、出生の秘密は、別にいらなかったんじゃ‥‥‥。
グランレースの結果は、ディーオが失格になってファムが繰り上げ３位という事でいいのかな？（笑）
これはファムというキャラを象徴していて面白いエピローグでしたね。
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