アーキエンジェル・マイケル 毎月のメッセージ

アーキエンジェル・マイケル 毎月のメッセージ

アーキエンジェル・マイケルとは大天使ミカエルのことです。
マイケルは、現在、進行中の地球と人類のアセンションの総責任者であり、最高司令官です。
これは、そんなマイケルが、毎月、あなたに向けて送る愛のメッセージであり、不思議にして壮大な神秘の宇宙の物語です。

5つの王国の管理者

マダニとライム病
娘が東北旅行に行って、マダニに刺された。宿の側のゲレンデ内の遊歩道を歩いていると、チクッと痛みが走った。その後、なんともないので放っておいたら、痛みと痒(かゆ)みが出てきた。見ると、血豆のようなものができている。さわるとポロリと落ちた。この血豆は、マダニが血を吸って、ふくれ上がったものだ。そのうち腫(は)れが広がってきて、インターネットで調べてみると、「どうやらマダニに刺されたらしい!」と分かった。

マダニは、ライム病を媒介(ばいかい)する危険なダニで、病原体(スペロヘータ科ボレリア属の細菌)を保有する野ネズミや鳥を吸血することで、病原体を獲得する。
ライム病は、厚生省の指定難病で、重篤(じゅうとく)な後遺症を残し、死に至ることもある。
翌日、夜、帰京した娘から電話があった。すぐに皮膚科を受診するように言った。しかし、あいにくの日曜で、開いている皮膚科医院がない。救急病院に電話しても、皮膚科の医師がいないので対応できないという。そこで24時間診療を受け付けている総合病院の外科に行くことにした。マダニは、不用意に手で取り除くと、皮膚に食い込んだ口先だけが残って、感染が持続し、深刻化する。ただし、36時間(1日半)以内に、体外に取り除くと、感染の怖れはないという。というわけで、外科で取り除いてもらうことにした。翌日、朝一番で皮膚科に行って、抗生物質をもらい、10日間服用することになった。これで病原体は死滅するが、ライム病の怖れが完全に消えたわけではない。2週間以内に、悪寒、発熱、節々(ふしぶし)の痛みなどの風邪に似た症状があれば、再度、受診するようにと言われた。まぁ、大丈夫だろう。

欧米では、毎年、数万人ものライム病患者が発生し、報告数も年々増加して、社会問題になっている。歌手のアヴリル・ラヴィーンが感染して、ときに死をも覚悟したという、壮絶な2年間の闘病生活を送ったことが知られている。ジャスティン・ビーバーや、ゴルフ場で感染したエグザイルのアツシさんも、その一人だ。日本では、1986年に初めて患者が報告されて以来、国内のみならず、海外で感染した事例も含めて、年間10数例が報告されている。本州中部以北、特に北海道の野山での感染事例が多い。欧米と比較して、日本での感染報告は少ないが、マダニの病原体保有率は欧米並みであることから、潜在的にライム病が蔓延(まんえん)している可能性が高いと推定されている。

マダニに刺されてから数日~数週間で発病する。36時間(1日半)以内に、マダニを体外に除去すると感染の危険性はないといわれるが、不用意に手で引っ張り出そうとすると、ちぎれて口先だけが残り、感染が持続して、深刻化する。刺された箇所にワセリンを塗ると、自分から這(は)い出して来るという。登山用品、キャンプ用品、ペット用品として、安全にマダニを除去する器具(リムーバー)が売り出されているという。お店の人に相談してみるといいだろう。
とにかく刺されたら、一刻も早く、皮膚科で除去してもらい、抗生物質を服用することが先決だ。10日間から2週間の抗生物質の服用で、病原体は死滅する。

感染初期には、遊走性紅斑(ゆうそうせいこうはん)と呼ばれる赤い斑点や丘疹(きゅうしん)が現れることが多く、ほかに悪寒(おかん)、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感(けんたいかん)などのインフルエンザ様症状が現れることがある。これは、漢方でいう「傷寒(しょうかん)」に相当するので、インフルエンザ様症状が出ているときに、傷寒の治療薬である葛根湯や麻黄湯(まおうとう)を服用すれば、完治するかも知れない。ただし、特に麻黄湯は発汗力が強いので、夏期に使用する場合は、汗が止まらなくなる、脱汗(だっかん)が起きやすいので、注意が必要だ。脱汗が起きると、適切な治療をしないと重篤(じゅうとく)な症状に陥(おちい)る。

ちょっと寄り道をして、脱汗についてお話しよう。
脱汗、あるいは絶汗(ぜっかん)ともいう。危急(ききゅう)のときに見られる大量の発汗で、油のような汗が止まらないことをいう。重症の高熱と発汗・激しい嘔吐(おうと)や下痢(げり)・大出血・慢性病の消耗(しょうもう)などで見られる。
以下の症状に応じて、処方を使い分ける(「症状による中医診断と治療/主編-中医研究院 趙 金鐸/神戸中医学研究会翻訳(燎原書店刊)」より)
・気陰欲絶(きいんよくぜつ)=亡陰(ぼういん)の脱汗→気と陰(体液)がまさに絶えようとして表れる熱症状→粘稠(ねんちゅう)で熱い大量の汗、あるいは油のような汗が止まらない・体に熱感がある・手足が温かい・唇や舌が紅(あか)く、乾燥する・脈が細く、力がなく、速い→生脈散加山茱萸(しょうみゃくさん/か/さんしゅゆ)を用いる。
・陽気欲越(ようきよくえつ)=亡陽(ぼうよう)の脱汗→陽気が体外に逃げて、寒(冷え)の症状を表す→薄くて珠(たま)のような冷(ひ)や汗が大量に出る・寒がる・体を縮める・四肢(手足)が冷える・元気がない・顔色が蒼白(そうはく/青白い)・呼吸が微弱(かすかで弱い)・喉が渇いて、熱い飲み物を欲しがる・脈は微弱(びじゃく/かすかで弱い)、あるいは浮いて速く、触れるとネギのように、中が中空に感じられる→参附湯加竜骨・牡蛎(じんぶとう/か/りゅうこつ・ぼれい)を用いる

約4週間後の播種期(はんしゅき)になると、ライム病の病原体が全身に広がり、皮膚症状、神経症状、不整脈、眼症状、関節炎、筋肉炎など、全身に多彩な症状が現れるが、症状のみでライム病を確定診断するのは難しい。感染から数ヵ月~数年を経た感染後期には、播種期の症状に加えて、慢性萎縮性肢端(まんせいいしゅくせいしたん)皮膚炎などの重度の皮膚症状、慢性関節炎、慢性脳髄膜炎(まんせいのうずいまくえん)などが現れるが、日本では感染後期に移行した事例は報告されていない。

近年、蚊が媒介するデング熱や鳥インフルエンザ、豚インフルエンザなど、虫や鳥獣による感染症が増えている。3、40年前、僕が高山植物を求めて、山登りに夢中になっていた頃、そんな話はあまり聞かなかった。もちろんマダニとライム病に関する知識はあったが、マダニに刺されたことは一度もないし、またそれを意識したこともない。

懐かしき山々
ふり返ってみれば、僕にとって、山登りは懐かしく、楽しい思い出ばかりだ。
僕が愛した東北の花の名山・焼石岳(やけいしだけ)や飯豊(いいで)連峰、上越の苗場山(なえばさん)や尾瀬や谷川岳、首都圏近郊の奥多摩や丹沢……
美しい高山植物を見つけては、立ち止まって、シャッターを切り、疲れたら、ひと休みして、谷川の水や湧き水(わきみず)でコーヒーを淹(い)れて飲む。落ち葉と大地をくぐり抜けてきた、真正のミネラルウォータで点(た)てたコーヒーは、ほんのり甘く、トロッとして、たとえようもなく美味(うま)かった。僕は、いつも、その水を水筒に入れて持ち帰り、自宅でコーヒーを淹れて飲んだ。

そんな気ままな山登りを愛した僕の場合、ほとんどは単独行だったが、時折、友人や妻と登ることもあった。とりわけ妻との山登りは楽しかった。「いい眺(なが)めだなぁ~ ここで、コーヒー飲もうか?」「お腹すいたね、ラーメンでも食べようか?」 そんなとき、いつも妻は、お湯を沸(わ)かしてラーメンをつくり、コーヒーを淹れてくれた。ふたりが20代、30代、40代の若かった頃、そんな山旅ができて、本当によかったと思う。たがいに70歳を過ぎた今、それは大切で貴重な思い出になった。
そんな山旅が、マダニの危険性に怯(おび)えなくてはいけないというのは、とても残念ことだ。

上越・苗場山でクマと遭遇(そうぐう)
あるとき、苗場山頂上にある山小屋「遊仙閣(ゆうせんかく)」で一泊して、秋山郷(あきやまごう)に降りることにした。北越雪譜(ほくえつせっぷ)の著者・鈴木牧之(すずきぼくし)は、故郷の秋山郷を桃源郷と呼んだ。平家落人伝説が残る、山深い集落だ。冬は豪雪で、雪に閉ざされた孤立集落になる。また、マタギの里としても知られている。

2,145mの苗場山の頂上には、南北4km四方の溶岩台地の広大な高層湿原が広がり、約3,000もの大小の池塘(ちとう)が点在している。池塘は、高山の湿原や泥炭層にできる沼地で、雪が解ける初夏の季節には、ミヤマホタルイ、ヤチスゲが新緑の芽を吹く。その様子が田植えを終えたばかりの苗田(なえだ)に似ているところから、苗場山の名がついた。
夏になると、湿原を彩(いろど)る、ワタスゲ、ニッコウキスゲ、チングルマ、コイワカガミ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどの湿原植物のお花畑が広がり、それに混じって、コメツガなどの低木の針葉樹林が点在する。その美しさから、天上の楽園と呼ばれている。登山者が湿原を踏み荒らさないように、湿原には木道が敷かれている。
吹き抜けていく風の中で、木道に立って、はるか彼方(かなた)にある、空と台地を分ける地平線を見ていると、この世のすべてを超えて、僕は幸せだと思った。

広大な湿原の東の端を横切って、下山口に着くと、「熊出没注意!」と手書きの立て看板がある。前夜の雨でぬかるんだ登山道に、くっきりとクマの足跡が残っている。「ああ~クマがいるんだな~」と軽い気持ちで下山を開始。それまで何度もカモシカに出会ったことはあるが、クマに会ったことはない。カモシカはとても無邪気な動物で、目が会うと、不思議そうな顔をして立ち止まって僕を見つめる。そして、それから何事もなかったように立ち去る。

当時、危険な動物といえば、北海道のヒグマくらいしか思い浮かばなかった。昨今のクマ報道を聞くにつけ、ツキノワグマがこんなに凶暴(きょうぼう)だとは知らなかった。下山道を降りて行くと、至る所にクマの足跡がある。おそらく、登山者が残していった残飯(ざんぱん)や食料に味を占めて、登山道を徘徊(はいかい)しているのだろう。もう15分も降りれば、里にたどり着くという所で、藪(やぶ)で遮(さえぎ)られた曲がり角の向こうから、「ウォッ!」と獣(けもの)が吠(ほ)えついてきた。姿は見えないが、一瞬、「熊だ!」と思って、急いで走って、登山道を登り返した。幸い、クマは後を追って来(こ)ようとはしなかった。5分ほど登り返すと、登山道を横切る、広い山道に出た。里人が山仕事に利用するために造った、山道だろう。車一台が悠々(ゆうゆう)と通れる、立派な道だ。「だとすれば、この道を下れば、人里に着くに違いない。この開けた見通しの良い山道なら、クマが現れることもないだろう」と思って、ゆっくり山道を下った。15分も下ると、人里に出た。里は、そばの花が風に揺れて、のどかだった。中津川の支流にかかる橋を渡って、宿に着いた。宿は川のすぐ側にあり、河原に露天風呂があった。すぐ隣は学校の校庭だったが、子どもや大人の姿はない。僕は素っ裸(すっぱだか)になって、露天風呂に飛び込んだ。心地よいお湯の中に、山旅の疲れが溶けていった。

懐かしき苗場山の想い出
僕は苗場山が好きで、何度も通った。苗場山は新潟県と長野県の県境に位置する、国境の山だ。金曜日の夜、上越線の夜行に乗って、越後湯沢に向かう。列車は早朝、駅に到着する。登山口の祓川(はらいがわ)行きの始発バスまで、駅構内で寝袋にくるまって仮眠する。バスの終点から2キロほど歩くと、登山口の祓川に着く。ここから神楽スキー場のリフト沿いに登っていく。

神楽スキー場は、スキー誌をやっていた頃、編集部員やライター、カメラマンたちとスキー合宿に訪れた、思い出のスキー場だ。スキー誌を創刊するに当たって、編集部員を公募することにした。応募要件/資格は、「スキーが大好き!」、ただそれだけだ。まさに行く手に嵐を予感させる、破天荒(はてんこう)の船出だった。スキー専門のライターやカメラマンなどは望むべくもない。彼らは皆、すでに先行するスキー誌の専属スタッフだ。そこで、編集部員がインストラクターとなって、スキーなどやったこともない、彼らを特訓することになった。何はともあれ、スキーを履(は)いて、ゲレンデを移動できなければ、スキー誌の取材はできない。一週間の特訓で、皆、なんとかボーゲン(最も初歩の滑降/かっこう技術)でゲレンデを移動できるようになった。

ゲレンデを登っていくと、和田小屋に着く。この小屋は、冬はゲレンデのロッジとして利用される、ちょっとお洒落(しゃれ)な小屋だ。さらに高度を上げると、登山道はリフトを離れ、やがて樹林帯を抜けて、神楽(かぐら)ガ峰の頂上に着く。一気に眺望(ちょうぼう)が開け、高山植物のお花畑が広がる。それから、いったん、鞍部(あんぶ)に下りて、ふたたび登り返すと苗場山だ。苗場山の山頂には、遊仙閣と苗場山頂ヒュッテの二つの山小屋がある。今日は、苗場山頂ヒュッテに泊まって、明日は、上越側の赤湯に降りることにしよう。

朝食を終えて、ヒュッテを出ると、目の前に、あきれるほど広大な高層湿原が広がっている。天気が良いので、青空の中に一本横線を引いたような、湿原の果ての地平線まで見渡せる。湿原を保護するために敷かれた、木道の心地よい感触を靴底に感じながら、可憐な高山植物の花々にシャッターを切る。登山道は、やがて樹林帯に入り、もういい加減着いてもいい頃だと、少しばかりうんざりしてきた頃、急斜面の木の間越(このまご)しに、赤湯の宿「山口館」が見えた。山口館は、苗場山中にある一軒宿のランプの温泉として知られている。すぐ目の前に、清津川が流れ、そのほとりにいくつか露天風呂がある。

宿の壁に、当時、皇太子だった、現陛下一行の写真が飾ってある。皇太子が山好きでいらっしゃることは知っていたが、苗場山を経て、この山口館にお泊りになったことを知った。良き青春を謳歌(おうか)されているのだな~と思った。
帰宅して、山口館に愛用のウィンドヤッケを忘れてきたことに気づいた。このウィンドヤッケは、エジプト綿で出来ていて、とても軽く、風もしっかり防いでくれる、雨に濡れても、数時間で乾くという優れモノだった。早速、手紙を書いて、もし置き忘れていたら、送り返してもらえないかとお願いすると、じきに手元に届いた。頂いたお手紙の達筆と文章の品格に、驚いた。人里から遠く離れた山中の秘湯の一軒宿に、こんな人がいるとは……
どこに、どんな人がいるのか、分からないものだと、あらためて考えさせられた。

「あなた方の多くは、社会の第一線から少し距離を置いた、静かな場所で過ごしているでしょう。そして、たとえ人に知られることはなくとも、日々、自分がなすべきことを、誠意と責任をもって、淡々とやっているでしょう」とマイケルは言う。あなたが、今、社会の第一線から少し離れた場所で暮らしているのは、大衆社会の喧騒(けんそう)とトラブルに巻き込まれないようにするためです。今、スピリチュアルに進化していく上で、あなたはそんな環境を必要としています。それは神の配慮であり、導きです。また、それは、光の軍団の使命を達成するためでもあります。人々の心と地球に、光を送ることを使命とする、光の軍団の一員であるあなたは、何時どんな時も、自らの周波数を高く保ち、落とさないようにすることが絶対的使命です。誰もが、ロナやランディーのように、軍団のリーダーとして、社会の前面に立つ運命を背負(せお)っているわけではありません。光の軍団の兵士の多くは、自分が置かれた場所と立場で、誠意と責任をもって、仕事と役割りを果たすことを求められています。それが光の軍団の兵士の使命です。光の軍団に、階級は存在しません。ロナも、ランディーも、僕も、あなたも、すべての人が平等です。ただその役割りが違うだけです。
ふと僕はそんなことを考えた……

日常生活に忍び寄る、地球温暖化
北半球に限定して話をしよう。今、地球的規模で見て、日本近海の海水温が最も高くなっているという。地球の上空には、地球の自転にしたがって、西から東へ、偏西風が周回している。近年、この偏西風が、昔と比べて、北よりに移動している。つまり、偏西風が、昔より高緯度の上空を吹き、流れているのだ。また、昔と比べて、偏西風の蛇行(だこう)が激しくなっている。ご存知のように、偏西風の北側は、北極の冷たい空気を含み、南側は、赤道の熱い空気を含んでいる。したがって、偏西風の北側は、冷夏になり、南側は猛暑になる。偏西風が北(高緯度)に移動した結果、日本全体が高温多湿の太平洋高気圧に覆(おお)われ、亜熱帯化する。これまで梅雨のなかった北海道にも梅雨が訪れる。こうして太平洋高気圧によって海水温が上がると、大量の水蒸気が発生して、豪雨をもたらす。高温の海水から次々と水蒸気がもたらされることで、線状降水帯が発生し、短時間で河川の氾濫(はんらん)や洪水が起きる。
一方、偏西風が蛇行し、蛇行の波頭の中に入ると、その地域は高温多湿の太平洋高気圧に包まれ、猛暑、豪雨、洪水が発生する。波頭の外に出ると、その地域は乾燥した冷たい大陸の高気圧に包まれ、冷夏と旱魃(かんばつ)になる。偏西風は、地球の自転にしたがって、西から東に移動し、地球を周回しているので、天気が目まぐるしく変わり、昔と比べて、天候が安定しない。

偏西風が北を流れるようになったのも、また偏西風の蛇行が激しくなったのも、原因は「北極と赤道の温度差が小さくなった。すなわち、北極地方の温度が高くなった」からだ。北極地方の温度が上昇した結果、北極の冷気団が勢いを失い、赤道地方の熱気団によって、偏西風が北に押し上げられる。
川の流れを見れば分かるように、川は、流れの激しい上流では蛇行しないが、下流のゆったりした流れになると、蛇行する。それと同じ原理で、北極と赤道の温度差が小さくなると、偏西風は蛇行する。反対に、北極と赤道の温度差が大きくなると、偏西風は直線状になる。

今、地球温暖化によって、北極の氷が溶けつつある。それは、もはや止めようのない現象だという。永久に溶けることがないと考えられてきた、ツンドラ(永久凍土)の氷が溶けつつある。それは、年を追うごとに加速している。この永久凍土の中には、温室効果を持つメタンが封じ込められている。もし、ツンドラの氷が解けて、メタンが大気中に放出されると、地球は灼熱(しゃくねつ)の星になるかも知れない。また、このツンドラには、太古の未知のバクテリア(細菌、ウイルスなどの微生物)が眠っていると考えられている。それらが、氷の中から解き放され、ふたたび地上に甦(よみがえ)ったとしたら……

その影響は、僕たちの日常生活にも、急速に現れつつある。日本近海を流れる黒潮の温度が上昇した結果、寒流魚であるサンマ、サケなどが極端な不漁(ふりょう)で、代わって、イワシ、サバなどの暖流魚が豊漁(ほうりょう)だ。娘がふるさと納税の返礼品として選んだ、福島のサクランボが不作で送れないと連絡があった。この暑さで、実が割れ、しなびてしまって、売り物にならないという。同じようなことが、米や野菜などでも起きている。日本列島の温暖化、亜熱帯化によって、水産物、農産物に大きな被害が出ている。これまでの漁業構造、農業構造を抜本的に見直さなければならないだろう。

シロサイとクロサイの悲しみ
南アフリカ共和国は、クロサイとシロサイの生息地として知られている。かつて50万頭いたサイは、密猟(みつりょう)によって1万2,000頭にまで減少した。さらに毎年、1,000頭が密猟で命を失い、サイは、今や絶滅危惧種に指定されている。密猟の原因は、サイの角が、東アジア(主としてヴェトナム)で高値で取引きされているからだ。ヴェトナムでは、サイの角は「奇跡の薬」として、民間でガン治療などにも使われ、1本2,000万円で取引きされるものもあるという。近年、経済発展が著しいヴェトナムの富裕層が、それを買い求める。困った政府は、密猟を根絶するために、意表をつく作戦に出た。それは、サイの角に穴をあけ、そこに放射性物質を注入にした後、穴をふさぐというものだ(サイに害はないそうだ)。こうすれば、人の口に入る医薬品として、サイの角を利用することができない。密猟に当たっては、貧困に苦しむ、周辺の村人たちが密漁団を手引きしているといわれる。
密漁は、はてしないエゴの欲求と貧困という、人類の永遠の課題を象徴している。

「漢薬の臨床応用(神戸中医学院 神戸中医学研究会編/医歯薬出版株式会社)」によれば、漢方で、サイの角は犀角(さいかく)と呼ばれ、生薬(しょうやく)として使われる。主としてインドサイ、ジャワサイ、スマトラサイなどの角が使われてきた。強力な解熱(げねつ)・強心(心臓の拍動を強める)・血管拡張・血圧上昇・白血球減少・鎮静作用などが認められている。犀角を配合した方剤に、犀角地黄湯(さいかくじおうとう)、紫雪丹(しせつたん)、清営湯(せいえいとう)などがある。主として熱性伝染病の最盛期に現れる、高熱・出血に対して用いられる。日本脳炎、脳脊髄膜炎(のうせきずいまくえん)で現れる、持続性高熱、意識不明、譫語(せんご/うわごと)、夜間睡眠不安、痙攣(けいれん)、発疹(ほっしん)には紫雪丹、清営湯を用いる。また、皮下出血、発疹、吐血(とけつ)、鼻出血があるときは、犀角地黄湯を用いる。致死率80~90%といわれるエボラ出血熱にも応用できる。また犀角地黄湯は、出血性疾患である鼻出血、歯齦(しこん/はぐき)出血、吐血、血便に用いられる。

ちなみに、「血小板減少性紫斑病には、帰脾湯(きひとう)が良い!」と漢方の師に教わった。。
犀角は非常に高価なので、現在は使用せず、代わりに牛や水牛の角を用いている。ただし、牛や水牛の角を使う場合、犀角の8~10倍の量を使う必要がある。

そして、今、僕たちにできること、僕たちがすべきこと!
今、僕たちを取り巻く自然環境が大きく変化している。マイケルは、「それは、新たな時代への変化の幕開けです」と言う。もし、今が変化の幕開けなら、この急激な環境の変化は、さらに深刻さを増していくだろう。
僕たちが、創造主の新たな実験として、この三次元の二元性の創造の実験に名乗りを上げたときに見せられた、はるかに遠い地球の未来の姿……
それが今だ!
そして、地球と人類の未来の運命は、僕たち人類の手中にある。

今、僕たちにできることは何だろう? 僕たちがすべきことは何だろう?
①5つの王国の管理者であることを思い出す
地球にはデヴィック王国、鉱物王国、植物王国、動物王国、人間王国の5つの王国があります。人類は、この5つの王国の管理者として、神に任命されました。まずそのことを思い出す必要があります。
原初、地球は、この上なく純粋で、美しい星でした。この美しい星で、僕たちは地上天国を創造する予定でした。地球温暖化、環境汚染は、神の計画にはなかったことです。人類のはてしなき欲望が生み出した、現在の地球の姿……
どうか嬉々(きき)として、創造の実験に参加した、あの頃を思い出して下さい。
この地上で、初めて美しいバラの花を、そして神秘的な蓮(はす)の花を創造したときの喜びとエクスタシー(歓喜)を思い出して下さい。

自然に親しみ、自然を楽しんで下さい。その喜びを知れば、僕たち人類が自然の一部であることを思い出すことができるでしょう。吹き渡る風の中に無心に立って、梢(こずえ)のざわめきに耳を澄ますとき、煩(わずら)わしい世の中の出来事のすべてを忘れて、あなたは幸せを感じるでしょう。富や財産を超越して、あらゆる人間関係のトラブルを超越して、ただただあなたは幸せを感じるでしょう。
キャンピング、登山、自然の中のウォーキング……なんでも構いません。
自然と共に生きる喜びを取り戻して下さい。

AIが急速に普及し、社会全体が夢中になっています。発光ダイオードが発明されて、美しい光の世界が人々を魅了しています。この2つに共通するのは、ヴァーチャル・リアリティ、すなわち仮想現実です。つまり、人類が創り出した、新しい人工的な世界です。もし人類が仮想現実に閉じこもってしまったら、人間の感情と精神は生き生きとした生命力を失い、枯渇(こかつ)しています、創造力を失ってしまいます。
僕たちは生き生きとした現実を体験するために、この地上に生まれてきました。輝かしい生命と光を放つ植物や動物たちとの交流、自分とは異なる体験を持つ様々な人たちとの生き生きとした交流。それを通じてしか、人類は創造的体験をすることはできません、つまり叡智を育て、養うことはできません。
リモートワークでは、その人の息遣(いきづか)いが分かりません、その人の喜び、悲しみ、苦しみ、痛みが聞き取れません。
ポジティブ、ネガティブ、あらゆる体験をするために、あなたは生まれてきたのです。
どうぞリアルな現実と、リアルな現実の体験を愛して下さい。
でないと、あなたは、創造なき、氷の世界で生きることになります。
その結果、地球は凍(い)てつき、生命なき、氷の星になってしまうでしょう。

②今、あなたにできることをやる
地球の温暖化と環境汚染をくい止めるために、どんな小さなことでも構いませんから、今、あなたにできることをやって下さい。知人に、ボランティアで、丹沢の登山道の整備をしている人がいます。また、海岸のゴミ拾いをしている人もいます。山と海を楽しみながら、地球の美しさを取り戻すためです。

③できるだけ頻繁(ひんぱん)に、できれば毎日、無限呼吸を実践する
無限呼吸を通して、地球の中心にいる、ガイアに愛とアダマンタイン粒子を送ることができます。ガイアは、5次元に上昇することを決意しました。そのため、これまで自分自身に加えられてきた、ネガティブなエネルギーを解放しているところです。そのガイアの解放の痛みが、砂漠化、豪雨、洪水、山火事、地震などの自然災害となって現れています。もしあなたが、無限呼吸を通して、ガイアに愛とアダマンタイン粒子を送ることができれば、僕たち人類は最小限の被害で、ガイアの悲鳴である、自然災害を乗り越えることができるでしょう。それは、ガイアのみならず、人類のアセンションを、さらに容易に、さらに加速することになります。
できるだけ頻繁に、できれば毎日、無限呼吸を実践して下さい。

④怖れを捨て、今という瞬間に100%力を尽くす
「過去を悔(くや)やまず、未来の脚本を書き、今という瞬間に100%生きる」
人類のエゴが創り出した、今の地球の姿。しかし、過去を悔(く)やんでも何の意味もありません。
あなたが理想とする、地球はどんな姿をしていますか?
頬を撫(な)でて通り過ぎる爽(さわ)やかな風、川底の砂や小石が透(す)き通って見えるほど美しい清流、蜜を求めて百花を飛び交(か)う蝶たち、青空をゆったりと流れる白い雲……

首都直下型大地震、南海トラフ大地震に備えておくことは大事です。しかし、怖れる必要はありません。怖れは怖れを現実のものにします。というのは、思考が現実を創造するからです。怖れる人が多ければ多いほど、怖れが実現する確率は、累乗(るいじょう)に高くなります。
自然を愛し、無限呼吸を通して、ガイアに愛とアダマンタイン粒子を送る限り、あなたが地震、洪水などの自然災害に遭(あ)うことはありません。かりに遭ったとしても、その被害は最小限に止(とど)められるでしょう。なぜなら、あなたは、地球を愛し、地球に愛とアダマンタイン粒子を送ったのですから。カルマの法則の当然の結果として、あなたは地球から愛を受け取ることになるでしょう。

⑤エゴをハートの下僕(しもべ)にする
はてしない人類のエゴの欲求が、自然破壊と様々な人類の不幸を創り出しています。僕たちが、初めて地球に降り立った、あの栄光のレムリアの時代のように、エゴをハートの支配下に置いて、しっかりとコントロールすることがきわめて重要です。
何が本当の幸せか、自分の心に問い直してみて下さい。
もう一度、幸せの定義を問い直してみて下さい。
人も、花も、木も、森も、虫たちも、蝶たちも、シカやクマたちも、そして川や湖も、空さえも……すべてが愛に包まれたレムリアの時代の再来は、僕たちひとり一人の心の中から始まります。

「プレアデス 光の家族(バーバラ・マーシニアック著/愛知ソニア訳/太陽出版」より
「あなた方は物質的なものに価値を置きます。そしてこのことが、あなた方が思考のパワーを放棄してしまう人類の大きなフォーカスとなってしまったのです。あなた方の教育は十分生産できないというシステムのために、生産すること、つまりもっともっと生産し、もっともっと捨てていくことをベースとしたシステムです。自分の権威を他人に手渡すことと、言われたとおりを信じてきた結果として、肉体次元の世界であなた方は拡大し過ぎて、物質的な快楽にあまりにもフォーカスしすぎ、あなた方の環境を破壊したとでも言うべきか、少なくともそう見える状態になったのです。荒々しい物質主義が、あなた方が自然の中に見つける“地球の図書館、母とあなた方のコネクションであるその図書館からあなた方を分離してしまったのです(執筆者註)」

執筆者註:プレアデス星人は、「あなた方は物質的なものに価値を置き過ぎた結果、思考のパワーを放棄してしまいました」という。つまり、「思考が現実を創り出す」ことを忘れてしまったのです。創造の源であり、原動力である、偉大な思考の力を放棄してしまったのです。そのために、人類は、必要なものを必要なだけ生産することができず、ありあまるほど生産しては、また壊していくという、きわめて不完全な生産システムを構築するしかありませんでした。しかし、それは幻想にすぎません。人類は、思考の力を使って(思考することによって)、いつでも、必要なものを、必要なだけ十分に、創り出すことができます。それらは酸化することも、腐敗することもなく、永遠の生命を持って、存在します。

人類がこのような幻想に陥(おちい)ったのは、「自分の権威を他人に手渡すことと、言われたとおりを信じてきた結果」です。自分の権威とは、「あなたは全知全能の神の子どもであり、すべてを知っており、すべてを創造できる」という、神から与えられた、生まれながらの権利のことです。「言われたとおりを信じてきた」とは、そんな自分の力を忘れてしまって、物事をよく知っていると信じられている、専門家や偉い人たちの言うことを真実だと信じて、それに従ってきたからです。つまり、あなたが、自らの創造の力(思考の持つ力)と創造性を放棄してしまったからです。


あなた方は、肉体次元、物質次元に、あまりにも焦点を当てすぎてバランスを失ってしまいました。その結果、物質的な快楽に走って、結局は、自然を破壊してしまいました。
「自然は、偉大な地球の図書館」です。そこには、あなた方人類が生きる大地と地球の歴史、および、それに関するすべての知識と謎に対する答えが隠されています。
自然は、母なるガイアとあなた方を結びつける、コネクション(連結器)です。
行き過ぎた物質主義が、あなた方と地球の図書館および母なるガイアを分離してしまいました。

アーキエンジェル・マイケル研究-1 (2016年2月号 統合された知識が叡智となる)

はじめに
マイケルの毎月のメッセージが終わって、なんだか気が抜けたような、寂しいような気がします。とりわけ、メッセージの最後に添(そ)えられた、マイケルの励(はげ)ましや愛の言葉に、僕は、どれほど癒され、勇気づけられたか分かりません。
そこで、いろいろ考えてみたのですが、メッセージの翻訳を始めてから、この8年間に学んだ新たな知識と叡智をもって、過去のメッセージを学び直してみたいと思うに至りました。というのは、マイケルもいうように、「過去の教えをくり返し学ぶことは、それを習得し、完成し、我がものとする最善の方法の一つ」だからです。
アセンションに必要な情報と叡智は、すべて、これまでのメッセージで語り尽くされています。あとは、その一つひとつを日常生活に活かし、完璧にマスターするだけです。
そこで、隔月で、2016年2月以降のメッセージを一つずつ取り上げていきたいと思います。


隔月というのは、マイケルのメッセージの研究のほかに、僕には、ぜひやりたいことがあるからです。それは健康情報です。僕だけでなく、皆さん方の中にも、今、厳しい通過儀礼を経験している方がおられるのではないかと思います。昨年末から、僕は、立て続けに、頻脈、逆流性食道炎(食道裂肛ヘルニア)、肩痛を経験しています。ひどい肩痛で、歩くとビリビリと痛みが走ります。今日あたり、やっと痛みが治まってきました。

最近、医院は、どこもweb予約制が主流になってきました。そのため、スマホやパソコン操作の苦手な高齢者は、予約がとれず、急に具合が悪くなっても、医師に診(み)てもらえないという非常事態が生まれています。僕が子供の頃、まだ医師が少なかった頃は、家庭療法、民間療法が盛んでした。少しばかりの怪我(けが)や病気は、家庭で治療し、治すしかありませんでした。すべてを医師に頼る現代、日本の家庭療法、民間療法の伝統はすっかり失われてしまいました。それは、家庭療法、民間療法だけでなく、漢方をはじめとする東洋医学の衰退を招きました。漢方、東洋医学、民間療法などの自然医学には、長い歴史を通じて培(つちか)われた、優れた叡智があります。現代医学の叡智とそれらの叡智を統合していくことが、今、きわめて重要であると痛感します。
そこで、スピリチュアルな視点を加えながら、これまで僕が学んできた、漢方、東洋医学、民間療法について連載したいと考えています。

6月はマイケルの研究、7月はスピリチュアルな自然医学……以降、隔月で交互に連載の予定です。

2016年2月号 統合された知識が叡智となる
http://www.ronnastar.com/
ロナを通して
(翻訳:空閑俊親)

統合された知識が叡智となる

愛するマスターのみなさん、今という時、私たちが多くの新たな情報をあなた方に届けるのではなく、大体において過去の叡智の教えを繰り返していることを、あなた方は不思議に思うかもしれません。私たちは、意識におけるアセンション(訳者註1)のための叡智の教えをもたらすために、自分の時間とエネルギーの多くを捧げてきた大勢の光のメッセンジャーたちを通じて、あなた方に言ってきました。 「私たちは、今、アセンションのプロセスのこの特定の周期(訳者註2)のために、より大切で重要な教えをあなた方に差し上げてきました」と。私たちは、あるひとつの理由によって、過去の教えを洗練し、改良しながら(訳者註3)、それらに焦点を当てています。というのは、繰り返し学ぶことは、あなた方が未来の高次元の周波数の教えを統合し、自分のものにするのを助けてくれる最善の方法の一つだからです。

訳者註1:「意識におけるアセンション」という言葉から、アセンションとは意識の問題であることが分かる。意識においてアセンションするとは、「意識の周波数を上げる」ことだ。「意識の周波数を上げる」とは、「あなたのハートが愛に満ち溢れている」ことだ。愛がなければ、意識の周波数は上がらない、アセンションはできない。

訳者註2:今、地球と人類のアセンションの最終段階が、幕を閉じ、終わりを告げようとしている。はるか遠い昔、地球での新たな実験に参加するよう、宇宙に、高らかに招集ラッパが鳴り響いた。そのとき、手を挙げたあなたは、はるか遠い未来に、地球で起こる出来事を見せられた。ガザ紛争、ウクライナ紛争、混乱する世界経済、多発し激化する自然災害、感染症の蔓延(まんえん)……今が、その時です! 
夜明け前、それまで濃い闇に隠れていたものが、朝陽(あさひ)の中に浮かび上がってくる。
激しい混沌の坩堝(るつぼ)と化した世界……それは、人類の明るい、栄光の未来を告げる、幕開きです。
どんな時でも、どんなことがあっても、世界の混とんと混乱に巻き込まれることなく、常に喜びと安らぎと静けさの中で生きるよう努力して下さい、毅然(きぜん)として立っていて下さい。


訳者註3:人類は、宇宙の孤児ではない。そこには、常に、人類を光の世界に導いていく、高次元の導きがあった/ある。そして、進化の段階に伴って、人類を指導し、導く、手段や方法がより適切なものへと変更されていった。
今、地上で起きている、良いことも悪いことも、混乱も秩序も、すべてはより良い人類の未来のために存在している。
そして、あなたに起きている、良いことも悪いことも、幸運も不運も、すべてはより良いあなたの未来のために存在している。
すべては完璧に廻(まわ)っている!
創造主を信じ、神を信じ、宇宙を信じ、自分を信じ、すべてに感謝する!


あなた方が絶えず新たな革新的で世間を驚かせる情報を受け取ることに胸を躍(おど)らせ、じれったい思いでいることを、私たちは理解しています。しかしながら、私たちはあなた方にお聞きします。あなたは、これまでに与えられたすべての教えを統合し、完成しましたか? 五次元の環境に確実かつ容易にアクセスし、そして住むのに必要なすべての目標を達成しましたか?(訳者註4)

訳者註4:世の中には、スピリチュアルな情報が溢(あふ)れ返っている。僕も、これまで、実に様々な本を読んだ。面白い本も多々あった。しかし、それも、やがて僕の記憶の彼方(かなた)へと去っていった。
スピリチュアルな教えで最も大切なことは、それが行動として定着し、自分の一部になることだ。知識として理解し、記憶しているだけでは、意味がない。マイケルも言っている、「まず良きお手本(模範)になりなさい。次に行動をもって示しなさい。最後に言葉で語りなさい!」と。
マイケルの説くスビリチュアリズムは、「教え」と「行(ぎょう)」から成っている。
教えを理解し、それを行動を通して実践し、完璧に自分の一部となるよう、日々努力して下さい。
時間はかかっても、一つずつ、丁寧に、こつこつと取り組んで下さい!

それが、いちばんの早道です。

これまで、限られた数の進化した魂たちがその目標を達成しました。しかしながら、あなた方の大多数はいまだに、神意識の第五王国への入国を成就するのに必要とされる最後の厳しい通過儀礼を完成するさまざまな段階にあります。高次元意識を統合するこの重大な段階の間、忍耐とプロセスに委ねようとする気持ちが必要です。あなたが試練と成長の厳しい期間にいるとしても、あるいは無風地帯にいるとしても、あるいは神聖な場所で瞑想しているとしても、あなたのオーバーソウル/ハイアーセルフがプロセスの最終段階の速度とタイミングを調整するのを許可してやることがとても重要です(訳者註5)。

訳者註5:5次元の王国に入場する、最後の調整期間、すなわち浄化期間がヌルゾーンです。今、あなた方の多くが、様々な厳しい通過儀礼、つまり試練や困難を体験しています。このプロセスを通り抜けるには、第一に忍耐心が必要です。辛いけれど頑張りぬく、強い心が必要です。この通過儀礼も、ひたすら頑張りぬき、耐えていれば、やがて通り過ぎていきます。時がくれば、過去の時間の中へと消えていきます。
このプロセスの最終段階の速度とタイミングを調整しているのは、あなたのオーバーソウル/ハイアーセルフです。
すべてを神に委(ゆだ)ね、ゆったりとした気持ちで、試練や困難が通り過ぎるのを観察していて下さい。
なお、試練や困難を乗り越えるための意志と努力も必要です。

固い決意と精いっぱいの努力で、軽々と、あなたの試練と困難を乗り越えて下さい。

スピリチュアルに参入するということは、意思を使ってエネルギーを操作する偉大な体験です。それは、意識の高次元の道をゆっくりと理解することであり、宇宙の叡智を統合することです。あなた方は、さまざまな周波数のエネルギーのユニット(単位)から成っています。あなた方が感情的性質をコントロールしようと努力し、あなたが自分に引きつけ、統合するエネルギーの力を慎重に選択することが大切です。あなたがその中で生き、活動するエネルギーフィールドは、物質世界におけるあなたの現実を創り出します(訳者註6)。

訳者註6:あなた方はエネルギーのユニット(単位)から成っています。しかし、そのエネルギーは、ひとり一人、周波数が異なっています。高い周波数のエネルギーもあれば、低い周波数のエネルギーもあります。それを選択するのは、あなた自身です。もしあなたが愛を選べば、あなたのエネルギーの周波数は高くなり、もし憎しみ、嫉妬、怖れ・悲しみ、不安……を選べば、周波数は低くなります。
 

常に愛の周波数を選択するには、感情のコントロールが必要です。自分が優位に立つために、相手と感情の綱引(つなひ)きをしている限り、あなたは愛の周波数を手にすることはできません。その人の自由意思を尊重し、祝福して、送り出してあげることが大切な理由は、ここにあります。
あなたが選択するエネルギーの周波数は、似たような周波数を引きつけ、一つのエネルギーフィールド(エネルギーの分野/エネルギーの世界)を創り出し、結果として、あなたが生きる現実の世界を創り出します。
もしあなたが低い周波数を選択したなら、あなたの現実は厳しく困難なものになるでしょう。
もしあなたが愛の高い周波数を選択したなら、あなたは豊かさと幸運と天国を手にすることになるでしょう。


あなたと地球が完璧に調和した静止点において、バランスを回復するにつれ、両極性の意識はもはや光と陰の間でダンスをし、機(はた)を織ることはできないでしょう。対立と分離は必要とされなくなり、またあなたのマスターとしての地位を完全なものにして、すべてにとっての平和と繁栄と大いなる喜びをもたらすものを創造する上で、あなたを邪魔するものは何もないでしょう(訳者註7)。他の地域で、陰/ネガティブな出来事がより顕著になり、混沌が深まるにつれ、ある人々と地域では、光がさらに優勢になりつつあることを、あなた方は確実に気づきつつあります。これは、あなた方それぞれの内部とあなたの周りのいずれにも分離が起きているからです。あなたは、光明に向かう上昇する螺旋状の道か、あるいは引き続き混沌と制限の続く下降する螺旋状の道か、どちらの道を進むかを選択しなければなりません。私たちの使命は、あなた方が最高の選択をするよう助けることです。あなた方は、はっきりと答える用意はできていますか? そして、あなた方を待っている五次元の環境の魔法と荘厳の中で生きる準備はできていますか?

訳者註7:「あなたと地球が完璧に調和した静止点」とは、善と悪、正しいと間違い、陰と陽、光と影の中心点、すなわち二元性と二極性の中心点を指します。すなわち左右に振れる振り子の中心点です。そこでは、善もなく悪もなく、正しいも間違いもなく、陰もなく陽もなく、光もなく影もありません。そこでは、振り子は右にも左にも振れることなく、静止しています。これが、「完璧に調和した静止点」です。
 

マイケルは、「あなたが、この地上に生まれてきた理由は、どんな時でも、バランスと調和を達成するためです」と言う。僕たちは、バランスと調和を学び、達成し、完成するために、二元性と二極性が支配する、この三次元の物質世界に生まれてきたのだという。
 

すべての紛争、対立は、「自分が正しく、相手は間違っている」という、価値判断から生まれる。「それを乗り越えるためには、善/悪、正しい/間違いではなく、対立する双方が納得し、調和できる着地点(静止点)を追求しなさい!」という。
そして、そのためには、「物事を価値判断ではなく、愛と思いやりと優しさの眼差(まなざ)しで見る必要があります!」とマイケルは言う。


私の勇敢な人たちよ、あなた方は、まさに宇宙のダンスの真っただ中にいます。そして、あなた方がワルツを踊り、滑るようにグライドダンスを踊り、ニューエイジの変化の波の波頭で波乗りをし、そして波と波の間の谷間や底で修正することのできる調和のとれたリズムと拍子を、あなた方が見つけることを助けようと私たちは努力しています。私たちは、以前、何度も言わなかったでしょうか? 「あなた方がその中にいるこの壮大なドラマは、光と闇、善と悪、ネガティブとポジティブ、正しいと間違いに関するものではありません。というのは、これらの概念のそれぞれに、真実の多くの濃淡の色調、解釈、そしてレベルがあるからです」と(訳者註8)。あなた方が探し求めているのは、中道あるいはバランスです。それは、あなたの存在のすべての面、すなわち肉体、感情体、精神体、そしてエーテル体に平均して調和をもたらすことを意味します。それによって、それらは一致して共鳴し、互いを高め合い、強化するのです(訳者註9)。

訳者註8:僕たちそれぞれが、ひとり一人、固有のドラマを生きている。ひとり一人が生きている家庭のドラマ、仕事のドラマ、政治のドラマ、国際間のドラマ、温暖化などの地球規模のドラマ、ひいては地球と人類のアセンションという壮大な宇宙規模のドラマを生きている。そして、そのドラマは、光と闇、善と悪、ネガティブとポジティブ、正しいと間違いを追求するものではないとマイケルは言う。というのは、そこには真実の多くの濃淡の色調、解釈、レベルがあるからだという。

新入社員の1/4が、3年以内に会社を去るという。そのために企業は、大学を卒業したばかりの若者に対して、まるで腫(は)れ物に触(さわ)るかのように接する。彼らが気分を害することがないように、叱ることなく優しく注意し、できるだけ残業しなくてもよいように心を配る。それでも、若者たちは、新たな職場を求めて、会社を離れていく。

スキー雑誌の編集長をしていた頃、毎年改定するゲレンデガイドに頭を悩ませた。日本全国のスキー場と宿の情報を更新しなければならない。作業量は膨大(ぼうだい)で、まず誰がそれを担当するか、それが問題だった。「誰か、やってくれる人はいないか?」と、僕は、いつも、編集部員たちに問いかけた。すると、手を挙(あ)げてくれたのは、決まって女性の編集部員だった。男は左脳優位だから、計算をする。みすみす苦労すると分かっているのに、手を挙げる男性部員はいなかった。「人生、意気に感ず!」という言葉があるが、その言葉は男性ではなく、女性のためにあるのだと、僕はいつも思ったものだ。右脳優位の女性は、共感力が強いからだろう。

編集長になって、僕は、固く、心に決めたことがあった。それは、編集部員を人間的に秀(ひい)でた、優れた編集者に育てることだった。それともう一つ、バイト契約の彼らを、時間はかかるが、一人ずつ正社員にしていくことだった。僕は、企画会議や編集会議で、編集者として、人間的に成長することの大切さと、彼らを正社員に登用していく決意を語った。だからこそ、彼女たちは、苦労承知のゲレンデガイドの制作・改定に手を挙げてくれたのだろう。
 

具体的な取材と作業は外部のプロダクションやフリーライターに依頼し、編集部がそれをコントロールする。しかし、ライターたちは例外なく、深夜型で、夕方からやって来て、仕事をする。だから、日が暮れてからが、編集作業の本番だ。作業は明け方まで続く。僕にできることは、ただ一つ。彼らに美味(うま)いものを食わせてやることだ。そのために、夜食代を工面(くめん)するのに苦労した。寿司を取ったり、ピザを取ったり、時折、自由が丘で、ワインや食事を楽しんだり、近くのロシア料理店で、ボルシチやピロシキを食べたりして、結構楽しんでいたようだった。

どんなに忙しくても、苦労しても、ホッとする安らぎの時間があれば、たとえつかの間だったとしても、人は頑張れるものだ。
彼女たちとライターの奮闘のおかげで、3年後、雑誌は軌道に乗った。
編集部員の二人を正社員にしたところで、僕の挑戦は終わってしまったが……

ひと口に過重労働というが、過重労働のそれぞれに、真実の多くの濃淡の色調、解釈、レベルがある。過労死ラインをはるかに超えた、ゲレンデガイドの編集・制作に、率先して、手を挙げてくれた彼女たち。僕の夢と目標に共感し、それを受け止めてくれた、彼女たちと編集部員一同に、僕は心から感謝している。と共に、この素晴らしい体験を温かく見守ってくれた上司と会社に、心から感謝したい。

訳者註9:釈迦は、「苦楽中道、すなわち難行苦行でもなく、また安楽な修行でもない、その中間を実践することで、悟りを得ることができた」と説いた。自分をとことん追いつめる過酷な修行でもなく、また甘えきった安逸(あんいつ)な修行でもなく、きちんと自分を律した、適度に厳しい修行こそが、悟りに至る道であるという。
仏教で、この中道の思想は、日々の生活から、仏教哲学に至るまで、幅広く、取り入れられ、実践されている。

適度に食べ、適度に体を動かし、適度に働き、適度に人生を楽しむ。食べ過ぎても、過度の少食や断食でも、体をこわす。また運動不足でも、運動のし過ぎでも、体をこわす。また、働き過ぎも、心身に大きな負担とストレスを与え、体をこわす。一方、安逸な仕事と労働は、人間的成長、霊的成長を阻(はば)む。

仏教哲学において、中道は、「対立する世界観を超越する、宗教的立場」を表している。対立する世界観を超越するためには、両者の中間、すなわち中道を行くしかない、マイケルが、「価値判断をしてはいけない!」というのは、そのためだ。意見の対立、双方の価値観が対立するとき、それぞれの価値観、価値判断を捨てて、できるだけ二元性と二極性の中間点、すなわち中道に向かって歩み寄らなければならない。そうすれば、対立も、紛争も、戦争も、起こらない。

中道は、感情に安らぎと平安をもたらす。そして、それは、肉体を過剰なストレスから守り、健康をもたらす。それは、精神を苦悩から解き放ち、喜びをもたらす。
調和とバランス、つまり中道を行くことが、いかに大切であるか、よく分かる。


中道の実践は、僕たちの人間的成長、霊的成長に欠かせない。
マイケルは、それを次のように表現している。
「あなた方が探し求めているのは、中道あるいはバランスです。それは、あなたの存在のすべての面、すなわち肉体、感情体、精神体、そしてエーテル体に平均して調和をもたらすことを意味します。それによって、それらは一致して共鳴し、互いを高め合い、強化するのです」

中道は、僕たちの肉体、感情、精神、オーラを、バランスよく整え、成長させて、人間的成長、霊的成長を促(うなが)します。

僕たちが、この地上に生まれてきたのは、すべてに関して、中道を行く、すなわち調和とバランスを選択し、実践し、完成するためだと、マイケルは言う。
そのためには、愛と優しさと思いやりがなければならないだろう。それがなければ、真の中道、すなわち、真の調和とバランスを達成することはできないからだ。


あなた方が、急速に、いまだに残っている古い現実の歪(ゆが)みを通り抜けて、より明確に定義された人生と観察地点に移動するにつれ、あなた方の多くが創造的生存の最先端を経験しています。しかしながら、あなた方の感情的、精神的意識は、あなたの周囲に渦巻いている新旧に分裂した思考形態/信念の対立の中で反目し、闘っています。象徴的にいうならば、片方の手に、あなた方は、あなた方が実際に試して、正当に手に入れた、あなた方の新たに拡大された感覚の正当性を立証する、より高次の振動する意識と叡智を持っています。そうして、あなた方は、毎日の生活の中で起こっている大小の多くの奇跡的な出来事を経験するのです。しかし、もう一方の手で、あなた方はいまだに、私たちが人類の共通意識と呼んでいるものの中に広く行き渡っている、歪められた思考形態の渦巻く塊をお手玉のようにもてあそんでいます。それは、怖れ、欠乏、分離、そして他者をコントロールし、支配したいという根深い欲求を絶えることなく生み続ける古い3/4次元の現実のいまだに残る痕跡の激しい苦しみの中にあります(訳者註10)。

訳者註10:「スピリチュアルである」ということは、大衆社会において反社会的であることを意味する。それは、大衆社会にとって、きわめて危険な思想であり、行為であり、行動だ。大衆社会を渦巻く、「怖れ、欠乏、分離、他者をコントロールし、支配したいという根深い欲求」は、すべてエゴの欲望体から生まれる。自分だけに焦点を絞(しぼ)った、エゴの果てしない欲求、それがエゴの欲望体だ。

僕は商売をして、生活費を稼(かせ)ぎ、利益を追求している。僕の利益にもなり、同業他社の利益にもなり、業界全体の利益にもなり、お客様の利益にもなり、そして社会全体の利益にもなる商売が、はたして出来ているのだろうか? 「すべてにとって最善である商売」が、はたして出来ているのだろうか? 残念だが、けっして出来ているとは思えない。そこには、少しだが、まだエゴの尻尾(しっぽ)が残っている。

マイケルは、「常に、すべてにとって最善であるように!」と強調する。それは、それが宇宙の真理だからだ。マイケルの目には、僕たちすべて、人類のすべてが、光でつながり、結ばれているのが見えるという。否、宇宙に存在するすべてが、光でつながり、結ばれているのが見えるという。これが宇宙の真理であり、真実だ。
この宇宙の真理と真実に従って生きることを、「スピリチュアルである」という。
大衆社会が与えてくれる、あらゆる便宜や利益を失ったとしても、あなたは、宇宙の真実に従って、宇宙の真理に従って生きることが出来るだろうか?
スピリチュアルとは、けっして楽な生き方ではない。ロマンチックでもなければ、甘い生き方でもない。
しかし、「その向こうに、光り輝く未来と想像を絶した素晴らしい贈り物が、あなたを待っている!」とマイケルは言う。


まず初めに、あなた方は、一般的な方法と認められる方法で、これから述べることを成し遂げます。それによって、あなた方は、力/オーリックフィールドの場の中に創造してきた、あなた自身のエネルギーの各側面のすべてを再統合します。あなたは、内部にある各チャクラ/マインドセンターに意識を集中します。そして、あなたの光に照らされた意図を通じて、あなたは徐々にこれらの各センターを作り直します。それによって、古い力を失った振動を創造主意識の新たな主記憶細胞と取り換えるのです。あなたがそうするにつれ、各センターから洗練されたエネルギーが外に向かって輝き出ます。そして、その特定のエネルギーセンターに関連する属性、資質を再定義し、調和させます。私たちが以前、お教えしたように、あなた方がこれらのエネルギーセンターに調和をもたらすにつれ、ひとつずつ、あなた方は高次元意識の7つの封印を活性化し、解きます(訳者註:チャクラを浄化することによって、7つのチャクラに封印されてきた、それぞれの神聖な神意識の属性、資質を解き放つこと)。そして、それは脊柱の中にある光の柱に点火します。そして、それはあなた方のオーバーソウル/ハイアーセルフとして知られる、より精妙な意識の垂直レベルにアクセスし、ついにはあなたの聖なる三極体(訳者註11)にアクセスすることを可能にします(訳者註12)。

訳者註11:当初、「聖なる三極体」と訳していたが、現在は、「聖なる三つ組/スピリチュアな三つ組」と訳している。「聖なる三つ組/スピリチュアな三つ組」とは、僕たちひとり一人が持っている第一光線、第二光線、第三光線を指している。この三光線の組み合わせの比率は、人によって異なる。


僕たちが、創造主の火花として、宇宙に現れ出たとき、僕たちは一つの魂のグループとして出現した。この魂のグループを「モナド/ありてある我れ/神の種子の原子」と呼んでいる。このモナドと呼ばれる魂のグループの第一光線、第二光線、第三光線の組み合わせ比率(割合)は等しい。つまり、あなたは、魂の兄弟姉妹の一人として、この宇宙に生まれたのだ。それから何百万回と分光/分裂をくり返して、今、あなたは、この地球にいる。しかし、何百万回、分光/分裂をくり返しても、あなたの主たる光線(訳者註:3つの光線の中で、最も高い比率で含まれる光線)は変わらない。第一光線が主光線の人は、永久に、第一光線が主光線になる。
第一光線は意思/力、第二光線は愛/叡智、第三光線は知性を表す。主光線が変わらないということは、人によって果たすべき役割分担があることを意味している。第一光線はリーダー、第二光線は愛と叡智の人、第3光線は学者、哲学者などの知性の人。それぞれが役割りを分担して、新たな宇宙を創造する使命を果たす仕組みになっている。主光線は変わらないが、この三つの光線の比率は、各転生ごとに異なり、それによって、人は三つの光線のすべてを完成し、マスターするカリキュラムになっている。
聖なる三つ組/スピリチュアルな三つ組についての詳細は、2023年7月メッセージの訳者註1をご覧下さい。

なお第四~第七光線は、第一・第二・第三光線の組合わせによって生まれた亜光線だ。

訳者註12:チャクラを浄化し、バランスを取るためには、「チャクラ・トーニング」を定期的に実践して下さい。

これは急務です!
チャクラ・トーニングについて、マイケルは次のように語っている。
「人類も含めて宇宙全体がリズミカルな波動の漣(さざなみ)のような力と共鳴しています。創造のエネルギーは光と音と色によって構成されています。最高創造主がうごめいて「創造の神聖な息」を吐き出したとき、光と音と色の波が偉大なる虚空に振動して広がっていきました。様々な宇宙・銀河系・太陽系と私たちの地球、そして私たち一人ひとりもこれらの光と音と色の波の結果、生じたものなのです。それが何十億年前に遡(さかのぼ)る偉大なる宇宙の誕生の日であったのです。 

母音の音を唱えると、音はあなたのエーテル体のチャクラシステム全体に共鳴し、バランスをとり、調和をはかり、強化します。それは、ますます多くの「神聖な光」の物質を吸収できるようになるからです。この状態によって変容/突然変異のプロセスが優雅にやすやすと通過できるようになるでしょう。なぜなら、チャクラシステムのバランスをはかることによって、神の意識の五つの高次元の銀河光線ヘアクセスしやすくなり、あなたのDNAの12の束(たば)の残りの周囲にある光の膜が溶解してそれが可能となるからです。これらの強力な音はあなたの四つの低次元の身体全体に漣(さざなみ)のように波及し、詰(つ)まったネガティブな思考形態/エネルギー(アーキエンジェル マイケルはダーククリスタルと呼んでいます)を解放する手伝いをしてくれるでしょう。 
チャクラ・トーニングのやり方は、2022年8月メッセージの訳者註9をご覧下さい。
母音を唱えるときは、身体全体に共鳴するように、唱えて下さい。


あなたの高次元のメンタルの我れは、光の流れ込みを監視し、管理する明敏な高次元の知性であり、あなたのスピリチュアルな意識レベルとあなたの現在の必要度に応じて、あなたに割り当てられたスピリットの贈り物です。特別の贈り物もまた、あなたの神聖なメンタルの我れ(神聖な意思/愛/知性のあなたの霊的三極体(訳者註:聖なる三つ組/スピリチュアルな三つ組))によって監視され、配分されます。それは、あなたとあなたの神の種子の原子(ありてある我れ)をつなぐ仲介者です。

瞑想は、低次元のマインドとエゴを訓練する助けとなります。それによってあなたは、意識的に、あなたの物言わぬ高次元のマインドの想いに意識を合わせることができます。高次元意識から切り離された人たちの標準となっているマインドのおしゃべりを止めることは、忍耐を養い、良き訓練となります。私たちは、あなた方に積極的にしろ、消極的にしろ、瞑想することをお勧めします(訳者註13)。

訳者註13:僕たちの心は、いつも外の世界に向かっている。それは仕方のないことだ。だって、僕たちは、目を使って、物や物事を観察し、判断し、行動しているのだから。そして、自分の価値観や経験によって、瞬時に、判断し、行動する。マイケルは、これを「マインドのおしゃべり」と呼んでいる。つまり、僕たちは、一日中、とりとめのない心のおしゃべりをしているのだ、心でつぶやいているのだ。朝起きて、会社に行って、仕事をして、疲れて家に帰って、食事をして、テレビを見て、眠る。
「それではいけない!」とマイケルはいう。心のおしゃべりではなく、考える。深く、深く、考える。それを「瞑想」という。

禅の修行のように、無念無想になる瞑想も大切だが、あらゆる出来事をマイケルの教え(宇宙の法則)に照らして考えてみる。これも大切な瞑想だ。
格差社会が、人々に、国に、世界に、大きな困難と不幸をもたらしている。
どうすれば、格差をなくすことが出来るか? 宇宙の法則を使って、考えてみて下さい。


宣言あるいは確言は、力ある祈りです。それは、信頼と確信をもって、簡潔にしてポジティブに唱えられた確言でなければなりません。それは、適切な時に、適当な形で実現されるでしょう。もし、確言が、最善のための愛の意図をもって送り出されるならば、あなたはあなたの意思をあなたのハイアーセルフの意思と一致させるでしょう。そして、あなたの共同創造主としての考えと熱望を、似たような精神のそれらと結びつけてくれることを宇宙の法則が確約してくれるでしょう。かくして、それらは強さと力を増していくでしょう。沈黙の瞑想は、あなたのハイアーセルフ、あなたの守護天使、あるいはあなたの聖なる三極体からの答えに耳をそばだてています(訳者註14)。

訳者註14:確言は、あなたの願いであり、祈りであり、宇宙に対する、あなたの宣言です。
したがって、周波数が上がれば上がるほど、実現のスピードが速くなります。
僕は、アルファ瞑想のあと、あるいは朝、目覚めたとき、すなわち、脳がアルファ状態のときに、唱えることにしています。というのは、そのとき、僕は高次元とつながりやすいからです。


マイケルの資料を整理していたら、懐かしいテキストが出てきた。ヒロちゃん(大内博先生)が、セミナー参加者のため編纂したテキストだ。その中に、とても素敵な「確言集」があった。天国にいるヒロちゃんの許可を得て、ぜひ皆さんに紹介したい。きっとヒロちゃんも喜んでくれると思います。机の上に、この格言集を置いておき、日々、唱えて下されば嬉しいです。

新しい時代を生きるための確言   NEW AGE CREED 
I. 私は全存在をかけて父にして母なる神を愛します。 
私は、創造主の神聖な火花のひとつである自分自身を無条件に愛します。 
私は他の人のすべてを、自分を愛するのと同じように愛します。 
2. 私は地球および地球に住むすべての生命体の世話をする人であることを自覚します。   自然界、動物界、精霊の王国、そして、人間の世界に住むすべての存在を世話する人であることを自覚します。 
3. 私は喜びをもってこの人生を生きます。子供のような奔放(ほんぽう)さと喜びをもって毎日を生きます。
私は愛と希望を遺産として残すように努力します。 
私は人生の旅を楽しみ、地上におけるわたしの使命を達成するように、能力の許す限り努カします。 

4. 私は常に感謝のあり方を忘れることなく、私のスピリットがオブザーバーとして肩に止まっていると思って、毎日を生きます。 
私は人を裁かず、すべての人の中に善なるものを発見します。 
5. わたしの目標は身体と心とスピリットのバランスをとることです。 
私は、両極性や二元性に左右されることなく、中道を歩きます。 
6. 私はわたしにとってもっとも高遠な真実を探求します。その真実を誠実に生きます。そして、同じ権利を他の人にも許容します。 
7. 私は顕現の普遍的な法則を学んで活用します。神から与えられたこの道具を使って、地上にわたしのヴァージョンの天国を築きます。
 
8. 私はわたしの内部に統合した叡知を他の人と分かち合います。まず、自分自身が模範になることによって、それから行動を通して、最後に、言葉によって分かち合います。 
9. 私は神聖な生得の権利である、愛・喜び・安らぎ・健康・豊かさを自分のものであると宣言します。これはすべて、父にして母なる神からいただいた贈り物であり、私のものであるからです。
10. 私は、毎日、ありてある我に、私を光で包み、私を導き、私を方向付けてくれるように依頼します。そして、ありてある我の促(うなが)しに耳を傾けます。一日の終わりに、大いなるゆるしの天使と紫色の炎の助けを借りて、その日投影した不協和なェネルギーのバランスをとり戻し変容させます。そうすることによって、乱れたエネルギーを無害なものとして、因果の法則から私自身を解放し、恩寵(おんちょう)の中へと入っていきます。 

(ロナハーマンを通してのアーキエンジェル・マイケルの贈り物である確言・大内訳)                                                            
以降は、次号で解説します。


この今という時、この変容のプロセスの真っただ中にいるあなた方は、多くの思考の対立パターンを経験しています。しかし、あなた方は、プロセスの観察者となることを学んでおり、マスターとしてより高次の眺めのよい有利な地点から日々の生活のドラマを見ています。ひどいどん底を経験することは次第に少なくなっており、これらの不調和なエネルギーを処理するとき、あなた方は即座にあなた方の力のセンターに戻っています。しかしながら、変化の波が満ち引きするとき、あなたの最高の真実となるものを我がものとして要求し、またあなたのバランスを維持することは、あなたの能力を試す厳しい時です。


あなたがより高い観察地点からあなたの世界を観察することに慣れるにつれ、あなたはエネルギー的にありそうな未来の予定表を見ることができるでしょう。それらは、あなたの周囲の人たちが彼らのネガティブあるいはポジティブな思考形態と行動によって創り出しているのです。もし彼らが現在の進路をとり続けるならば、彼らの前方に待ち受けるものを-多分、個々の詳細ではなく-彼らの行動の希望に満ちた、あるいはストレスに満ちた結果を、あなたは直観的に知るでしょう。まさに私たちが、あなたのために、あなたの問題に干渉し、解決することができないように、あなたはあなたの周囲の人たちに代わって苦境を解決することはできないでしょう。あなたにできることは、彼らのネガティブなドラマに巻き込まれることではありません。あなたは、揺るぎない見本となることによって、またいかなる瞬間も、あなたの周りの世界に何が起ころうとも、あなたのハートセンターの力にしっかりと留まることによって、最善の奉仕ができます。

あなたは内なる世界、あるいは魂の聖域に意識を集中することを学ばなければなりません。魂、肉体の器、とりわけマインドは、それら自身のリズミカルな周期と予定表を持っています。魂の欲求は、光に照らされることに焦点が当てられています。マインドは、情報を獲得し、保持することに焦点が当てられています。肉体は、感覚を通じて体験することに焦点が当てられています。人類は、絶えず成長と停滞と衰退の周期を経験しています。それは、成長と拡大の新たな周期への道を作ります。マスターは、内側へと向かい、より高められた生命の質を求めて努力し、一方、目覚めていない魂たちは、心地よい肉体的感覚と物質の所有を通じて、刺激と満足を求めて外側を探求します。あなたとは無関係の外に焦点を当てた愛は、常に傷つきやすいという感覚をもたらし、常に誰かによって、あるいは何ものかによって、絶えずその正しさを立証する必要があるという感覚をもたらすでしょう。外部に投影された内側に焦点を当てた愛は、常に自信と自己肯定の流れを創り出し、すべての創造物との一体感と調和というこの至福に満ちた感情と一つになって、外に向かって投影しようと努力します。

今、肉体の器の中にいることは心躍ることです。しかし、いまだにあなたの肉体の器は、あなたが利用できる、そしてあなたが瞬間々々に、そして日々統合しつつある永遠に増加する周波数に遅れないでついていこうともがいています。長い年月、風邪やインフルエンザや腸の乱れを経験してこなかった多くの人たちが、今、これらの病弱な症状を経験しています。そして、ある人は尋ねます。「私は、何か間違ったことをしているのでしょうか?」と。私の勇敢な友よ! あなたは何も間違ったことはしていません。あなたは、肉体のストレスというこれらの不快な発作の原因となっているものを正しているのです。次に述べることは、古い制限された思考形態の良い例です。すなわち、あなた方は、これらの症状や病気のすべてを良くないもの、あるいは不健康と見なします。そして、あなた方に起こるこれらのことに対して、自分は罰されているのだ、あるいは自分は間違ったことをしたのだと考えます。もちろん、私たちはじかに体験し、理解できるわけではありません。しかし、私たちは、あなたの苦しみをしっかりと見て、感じています。そして、これらの出来事が肉体にとって愉快でないことを承知しています。

私たちは、よく考えていただきたい真実のもう一つの側面を提供したいと思います。もう一度言いますが、変容とアセンションのプロセスの水面(みなも)深く沈んだあなた方の多くが、肉体の器の中にある古いネガティブなエネルギーを急速に変容する一つの手段として、これらの苦痛な症状を経験しています。それは、火による、すなわち古い周波数パターンを燃やし尽くして解放することによる変容あるいは洗礼と呼ぶことができます。それは、意識のより高次のより洗練されたクリスタルの細胞があなたの内部に浸透し、支配することを可能にします。必ずしもウイルスが悪いわけではありません。また、必ずしもあなたが体験している不快な症状が悪いわけでもありません。それらを最終目的に至る、より高次の目的に奉仕する手段として見てください。

これらの深く貫くエネルギーパターンから逃れられる人は、誰もいません。アセンションの梯子(はしご)のどこに立っていようとも、すべての人が螺旋状に上方に延びる光の周波数の影響を経験しています。見ての通り、世界の多くで、分離と怖れがさらに深く進行し、彼らの方法/真実だけが正しく、認めることができると断固として主張しています。そして、ここにおいて、すべてにとっての調和と平和的共存を再び我がものであると要求するあなた方に、あなた方の現実として最大の試験のひとつが訪れます。愛する人たちよ! これらもまた通り過ぎていくでしょう。

私たちは、みなさんにお願いします。どうかあなた自身をいたわってください。そして、あなたの肉体の器と、あなたの賢明なボディ・エレメンタルがあなたに送る合図とメッセージに、かつてないほど注意を払ってください。もしあなたの大切な肉体の器が元気でなく、健康でなければ、どうしてあなたは、あなたが創造している愛と喜びと豊かさに満ちた美しい世界を楽しむというのでしょうか?

いったんあなたが、魂に満ちたスピリチュアルな人間の地位を得たならば、あなたの知的能力、効率、実用性が、あなたが驚くべき進化を遂げることを助けてくれます。愛する人たちよ! あなた方は、この人生および未来において、望むものすべてを手に入れるための道具と内なる才能を持っています。覚えていてください。あなたが、すべての最善のために、今のあなたの最も高き運命に焦点を合わせているとき、あなたは愛/光/生命の創造主の粒子にアクセスし、世界に向けて放射しているのです。私たちは、あなたがスピリチュアルな輝きを得られるよう、可能な限りあらゆる方法で助けるべく、ここにいます。私たちは、あなた方に輝くひとすじの永遠の愛の光線を放射します。

私はアーキエンジェル・マイケルです。


Copyright © 2016 by Ronna
Japanese translation published by Toshichika Kuga

ロナのhttp://www.ronnastar.com/より送信*ご自由にコピーしてお使いください。ただし、私はこの文章の万国著作権をアーキエンジェル・マイケルの名において主張します。私たちはアーキエンジェル・マイケルのメッセージを贈り物として私たちのウェブサイトに載せています。

2023年12月 6次元の光の都市

2023年12月<>AAマイケルの光に包まれて>6次元の光の都市
<>アセンデッド(アセンションした)マスターからなる宇宙評議会<>
<> ロナ・ヴェザーヌ/神聖な書記 <>
 
<>ロナの通過儀礼<>
<>第1部<>レディ・フェイス<>
   
ロナ:

2022年7月上旬のレディ・フェイスとの出来事以来、多くのことが起こり、私の「現実の絵」は劇的に変化しました:私はかなり落ち着かない、不快な夜を過ごした後、午前6:00に起きました。 いつものように化粧室に入り、洗面台の前の椅子に座って、顔を洗うためにシンク(流し)を洗いました。 私は深い悲しみと絶望感を感じました(それは長い間起こっていなかったことです)。しかし、AAマイケルと話しながら、私は言いました、「長い間、そんなふうに感じたことはありませんでした。それが何であるかを知るために、私は、本当に、何かしらの洞察(どうさつ)を必要としています。あなたも知っているように、私はここに留(とど)まって、あなたが私にして欲しいと願うことは、何でもやり遂げたいのです。でも、うまくいきません。私の心と体の中の、この絶え間ないひどい混乱だけではないのです。私は、自分をコントロールできなくなっているようです」

次に起こったことは本当に奇妙でした。不意に、背骨が上に延び、両腕が、自動的に、まっすぐ、肩の高さまで持ち上がりました(それは十字架の形を形成しました)。しばらくして、両腕が、まっすぐ、頭上に上がり、私の光の柱を象徴しました。そして、頭が左右にとても素早く動くなど、全身が振動し始めました。それが、どれくらい続いたのか、分かりません。しかし、それは、本当に、私がこれまでに経験した中で、最も強烈なダウンロードの一つでした。これまでと同様に、「リラックスして、そのままでいなさい!」と、私は言われました。私は、エネルギーの稲妻が、背骨を駆け降りるのを感じました。それは、パワフルで、素晴らしいものでしたが、不快ではありませんでした。それは、セミナーの前に、AAマイケルのエネルギーが、全力で、入ってくるときに感じるようなものです(ただもっと強いだけです)。不快ではなく、非常に強力で、力強いだけです。私は、それを受け入れるために、ストレッチをしなければいけないと、いつも感じます。

その後、レディ・フェイスがテレパシーを通じて、入ってきました。そして、大きなハッキリと聞こえる声で言いました、「何度も言ったように、私は、いつもあなたと一緒にいて、あなたの左肩の後ろに立っています。しかし、あなたは、今や、完全に、脳の右半球と左半球(訳者註:右脳と左脳)を融合したので、私の愛する、もう一つの分身(片われ)と私は、再会し、再結合しました。したがって、あなたは、もはや私たちを切り離されているとか、分離していると見たり、感じたりすることはないでしょう。再び、私たちは一つの統合意識に融合しました。私たちが切り離されていると感じたり、私たちが分離していると感じたりしたのは、あなただけでした。この生涯で、私は、”支援する立場”に後退しなければ(身を引かなければ)なりませんでした。というのは、多くの生涯で、私は、あなた方(訳者註:あなた方人類)の主要な指導エネルギー力として、あなた方ともにあったからです。この生涯における、あなたのスピリチュアルな使命の重要な一部は、あなたの個人的な力と父の神聖な意思を受け入れることでした。あなたは、これを見事になし遂げたので、今、私は、再び、あなたを助ける精霊となることができます(訳者註1)」

訳者註1:過去1,000年の魚座の時代は、父なる神の時代でした。それは、人類が、父なる神の意思、力、勇気、正義、真実を学び、統合する時代でした。それはまた、左脳の論理性を発達させる時代でもありました。しかし、人類は、父なる神の意思、力、勇気、正義、真実を誤用し、その結果、ウクライナ紛争、ガザ紛争など、今もなお、世界各地で紛争、対立が頻発しています。
また、左脳優位の結果として、世界は、心を忘れた、核兵器社会を創り出しました。


新たな水瓶座(みずがめざ)の1,000年は、女神の時代です。人類が、母なる神の愛、優しさ、思いやりを学ぶ時代です。それは、右脳の創造性を学ぶ時代でもあります。実用的学問や文化だけでなく、美術、工芸、音楽などの創造的芸術を学び、楽しむ時代でもあります。

過去1,000年の魚座の時代、母なる女神は、表舞台から退き、舞台の後ろから人類を支援してきました。今、女神は表舞台に立ち、人類を導く主要なエネルギーとして、燦燦(さんさん)と輝く光を放っています。

今、世界と人類に切実に求められるのは、母なる神の愛、母なる神のハートです。医学や科学技術の発展も、愛がなければ、人類を不幸にする凶器でしかありません。
もし母なる神の愛とハートが備われば、それは、どれほど人類を救い、地球の美しさと生命を甦(よみがえ)らせる助けになることでしょう。


今、人類は、切実に、愛を必要としています。
今、人類は、切実に、優しさを必要としています。
今、人類は、切実に、思いやりを必要としています。
そうすれば、世界に、真の平和が訪れ、地球は地上の天国に変わります。
その愛と優しさと思いやりは、まず僕たち自身から始まります。
僕たちひとり一人の愛が一緒になって、やがて地球と人類をおおい尽くすでしょう。


あのとき以来、なんだか私は違うような気がします。私の頭と体のオーリックフィールドは大きく拡大したように見えますが、バランスは幾分良くなったと感じています。それがどのように現れるのか、どんな方法で、どのくらいの速さで現れるのか、私には分かりません。ここ数年、私は、私の聖なる三つ組と再会し、AAマイケルとレディ・フェイスの力の場に、より完全に入っているので、もはや彼らが私から分離しているようには見えません。私たちは、一つになっているので、大いに違います。それは、どちらかといえば”統合意識”であり、私たちのコミュニケーションは、テレパシーの知識以上のものです。私は、同調するために、ただ”意識をシフトする(ずらす)”だけでいいのです。

今、多くのスターシードの魂のグループが、新たな5次元のホログラムに融合するプロセスにいると、私は言われました。しかし、最初に、私たちは、調整のヌルゾーンを通過しなければなりません。私たちは、いつも、調和しなければならない、何らかの小さな問題を抱(かか)えていることを理解しなければなりません。私たちは、より洗練された光の周波数に前進する前に、小さな歪(ゆが)みを取り除き、やりかけた仕事を終えるために、まだ、他の人たちと交流しなければなりません(訳者註2)。

訳者註2:僕たちは、より洗練された光の周波数に前進する前に、僕たちが抱(かか)えている小さな問題、すなわち、小さなネガティブなエネルギー(訳者註:潜在意識に記憶された、ネガティブな思い出)を解放しなければならない。それを解放しない限り、前進は望めない。解放するためには、実際に、そのネガティブな状況、つまり苦痛や痛みを体験して、乗り超えなければならない。だから、スピリチュアルな進化のプロセスには、程度の差はあっても、苦痛や痛みが伴う。だからマイケルはいう、「スピリチュアルな道を前進するには、勇気が必要です」と。

大衆社会を離脱するには、勇気が必要です。というのは、大衆社会を離脱すると、本来、享受できるはずの、利益と恩恵を受け取ることができなくなるからです。だから、多くの人が、たとえ不満はあっても、ぬるま湯のような日常から抜け出せないのです。大衆社会の圧力に、その勇気をくじかれてしまうのです。大衆社会に疑問を感じ、苦痛を感じて、抜け出してはみたものの、多くの人たちが、ふたたび大衆社会に戻ってしまうのは、そのためです。

大衆社会の本質は、肥大化したエゴです。マイケルは、それを「エゴの欲望体」と呼んでいます。権力欲、名誉欲、金銭欲、自己顕示欲……際限のない欲望が、人類の不幸を創り出しています。
遙かに遠い未来、人類の魂は融合して、一つの魂の集団を形成します。しかし、それぞれの魂が、全体の中に埋没(まいぼつ)してしまうわけではありません。個々の魂が、全体の中に溶け込んで、ひと色になってしまうわけではありません。それぞれの魂が、自己のアイデンティティを主張しながら、なおかつ集団としての調和を保ちます。
そこでは、すべての魂が、「個は全体のために、全体は個のために」働きます。
これが、人類の魂の進化形です。
そして、遠い未来のいつの日か、この集団を形成する個々の魂は、個としてのアイデンティティを失い、広大な宇宙意識となって、創造主のハートに溶け入り、創造主と一つになります。

そして、ふたたび、創造主の中から、新たな魂と新たな宇宙の進化の物語が始まります。

西側諸国の自由主義も、権威主義国家の全体主義も、きわめて未熟です。
この世界に、一人でも不幸な人がいたら、人類は幸福になれない!
そんな社会を創りたいものですね。


レディ・フェイスは言いました、「すべてがとても早く加速しており、スターシードの魂たちは、彼らが管理できる限りの水瓶座の青写真を受け取っています。それは、私たちが、肉体が慣れていない、まったく異なるエネルギー環境にいるかのようです。私たちが、高次の周波数エネルギーを統合し、吸収し、私たちの最大の利益と全人類の利益のために、それを効率的に使用できるようにするには、時間がかかるでしょう」

私たちは、私たちの直線的な意識にエネルギーを降ろす方法を学んでいます。その結果、日常の小さな直線的な左脳の仕事をまだ管理することができます。私たちは、再び、低次の四次元意識を使う練習をしなければなりません(訳者註3)。些細(ささい)なことをたくさん覚えるのは、よりいっそう難しく、私たちの短期記憶は非常に不安定です(訳者註4)。大きなセミナーで、AAマイケルのチャネリングセッションの後、私はよく、”聖霊を瓶(びん)に戻すには時間がかかる” と言いました(訳者註5)。最近は、次元間を行き来するのは、よくあることです。私たちは、まさにいくつもの世界の間を歩いているのです(多次元の周波数パターンにアクセスしているのです)。長い間、私たちは、”神聖なマインドとハイヤーセルフにアクセスすること、および左脳と右脳を統合すること” に焦点を当ててきました。今、私たちは、4次元の物質界の環境に根を下(お)ろしている間に、徐々に、高次の周波数である、5次元のエネルギーパターンを、私たちの統一意識に統合することに慣れなければなりません。

訳者註3:直線的な意識とは、左脳の論理的思考と考えればいいだろう。僕たちは、この3次元世界で、左脳で論理的に思考するために、宇宙エネルギーを使う方法を学んでいる。今、地球と人類が、4次元に上昇する中で、人類は、低次の4次元意識を使う練習をしなければならないという。3次元と違って、4次元では、時間と空間が、より柔軟に、より流動的に、なってくる。時間と空間の感覚はなくなり、3次元で適用される物理法則(論理的思考法)は通用しない。時速50kmという概念は通用しない。というのは、4次元では、瞬間移動できるからだ。だから、僕たちは、低次の四次元意識、すなわち、新たな思考法である「直感」を使う練習をしなければならない。

訳者註4:今、僕たちの意識は、「3次元」と「4次元・5次元・6次元」の間を行ったり来たりしている。4次元以上に、時間は存在しない。そこは、”永遠の今”という瞬間だけが支配する世界だ。僕たちが、3次元意識で、生きているとき、僕たちの脳は、過去→現在→未来という、時系列(時の流れ)にそって、記憶し、機能している。しかし、僕たちの意識が、4次元・5次元・6次元を旅するとき、僕たちは、”永遠の今という瞬間”の中で立ち止まっている。このとき、3次元意識の時系列の記憶は消える、あるいは、存在しない。なぜなら、高次元には、過去→現在→未来という時間は存在しないからだ。僕たちが、頻繁(ひんぱん)に、多次元を往来する中で、僕たちの記憶は混乱する。「些細(ささい)なことをたくさん覚えるのは、よりいっそう難しく、僕たちの短期記憶が非常に不安定」なのは、そのためだと僕は思う。

訳者註5:”聖霊を瓶(びん)に戻すには時間がかかる”
アラジンの魔法のランプを想像してみて下さい。ランプを手で擦(す)ると、魔人が現れ、願いを聞き届けてくれます。ここでいう聖霊とは、あなたのスピリットのことです。スピリットは、あなたの願いのすべてを叶(かな)えてくれます。スピリットが、あなたの願いを叶えた後、本来、居た場所、つまり星々の間にある、懐かしい故郷(魔法のランプ)に戻るには、時間がかかるという意味です。あなたのスピリットが故郷に戻るということは、あなた自身が故郷に戻るということです。つまり、あなたが、あの懐かしい、星空の彼方(かなた)にある故郷に戻るには、時間がかかりますよ!という意味です。


それでは、上記の情報は、私たちが経験している、不快な感覚とどのように関連しているのでしょうか?
私たちは、非常に速く、”変異し、進化しています”。2022年全体、および2023年の最初の4か月間を通じて、それは断続的に進行してきました。しかし、今、それはほぼ絶えることなく進行しています。私個人としては、疲れを感じたり、体が弱いと感じたりするわけではありません。しかし、私は、より頻繁(ひんぱん)にバランスがくずれるのを感じているように思えます。それは、脳と体の乱れであり、私たちが、今、その真っただ中にいる、複雑な変容のプロセスが、異常な感覚と不快感を創り出しているのです(訳者註6)。

訳者註6:マイケルは、「あなた方は、遺伝子レベル、細胞レベルから変異しています」という。ロナによれば、2023年になって、その変異は、断続的にではなく、ほぼ絶えることなく進行しているという。僕もそうですが、皆さんもまた、さまざまな変異症状(アセンション症状、あるいは通過儀礼と言いかえてもよいのですが)で、心身の異常な感覚や不快感を感じていらっしゃるかも知れませんね。

それが心理的、精神的なものであれば、時が来れば、治ります。しかし、治るためには、条件があります。それは、
「ただ黙って、やり過ごすことです。悩んでもいけません! 考え込んでもいけません! 自分を責めてもいけません! 他人を責めてもいけません!」
いっさいの感情を交(まじ)えず、分析せず、価値判断をせず、ただそれが通り過ぎるのを見つめていて下さい。
それに囚(とら)われない、執着しないことが、重要です。

つまり、意識の焦点を当てないことが、重要です。
あなたが、それに意識を向けなければ、それは、やがて、エネルギーを失って、消えていきます。

これが、宇宙の法則です。

 

それが肉体の病気や不調なら、必ず、医師の診断と治療を受けて下さい。病名と原因を確定することが、非常に重要です。現代医学は、病名診断と原因の確定には、非常に優れています。その上で、自然療法を取り入れて、バランスを回復し、完全治癒を目指して下さい。
なお、肉体の治療法と癒しについては、いずれ連載の予定です。


スピリチュアルな治療法として、浄化の紫色の炎を活用して下さい。特に、寝る前の「許しの祈り」を、毎日の日課にして下さい。また、短時間で構いませんから、アルファ瞑想、無限呼吸を毎日の日課にして下さい。通学、通勤の電車やバスの中で、やるのもいいですね。
創造主の光が最高潮を迎える中で、僕たちの変異も、加速度的に、速くなっています。浄化のためのスピリチュアルな実践を毎日、行うことをお薦めします。
チャクラ・トーニング、5次元の光のピラミッド、確言などでも構いません。


私たちは先駆者であり、実際に、肉体の器の中にいながらアセンションする、遠い未来の勇敢な魂の人々のために、基礎をつくっているのだということを、私は強く確信しています。現時点で、その準備が出来ていないことは確かです。しかし、私たちは、未来の人類のために、道を拓(ひら)いています。AAマイケルは、何度も、私に言いました、”この生涯で、あなたは、肉体の器が収容する準備が出来ていない、エネルギーを統合するでしょう。また、加速された変容のプロセスは、年老いた肉体の器の中にいる人たちにとって、より困難です” (訳者註7)。ですから、私たちが、奇妙な症状(訳者註8)や、強力で、断続的に続く、エネルギーのうねりを経験し続ける可能性が高いのです。自分の身体の知性に耳を傾け、現代社会の信念や標準(基準)に合わないものであっても、私たちにとってふさわしいと感じる、どんな新たな概念も、活用するよう努力しなければなりません(訳者註9)。

訳者註7:病院に行くと、高齢者が、袋いっぱいの薬を渡されているのを目にする。血圧の薬、糖尿病の薬、高コレステロールの薬、心臓病の薬、睡眠薬……等々だ。現代医薬品は、人体の生理の一部に介入して、それを強制的に変更するので、人体の生理のバランスがくずれる。あれもこれもと薬を飲んでいると、人体の生理は混乱し、むちゃくちゃになる。ひいては、それが、高齢者の生命力を奪うことになる。

昔、医師が少なかった頃、人々は家庭で治療しなければならなかった。そのため、漢方や民間療法が盛んだった。漢方や民間療法は、現代医薬品のように効能効果、副作用が明確ではないが、歴史的に検証された実績がある。
僕は78歳になるが、今、服用している現代医薬品は、頻脈に使われるβ(ベータ)ブロッカーだけだ。僕は、けっして体は強くないが、生まれてからこの方、入院したことも、手術したこともない。市の検診では、すべての数値が正常だ。かかりつけの女医さんは、「素晴らしいわね!」という。
僕は、これまで、僕と家族の病気のすべてを漢方、民間薬、食事療法、民間薬草、各種民間療法で調整し、治してきた。


年をとって分かったことがある。それは、街中で見かけるお年寄りは皆、何かしらの病気や不具合を抱えているということだ。そして痛感することは、人は、内臓の病気もさることながら、最終的に、骨格がくずれ、体形がくずれて、人としての形を失っていくということだ。だから人は、若いころから、筋肉、骨格を丈夫にし、維持していく努力をしなければならない。
アンチエイジングには、ホルモン、免疫、自律神経、筋肉・骨格が深く関わっている。
アンチエイジングについても、連載したいと思っている。


訳者註8:僕も経験したが、アセンション症状の中には、現代医学で、診断がつかないものがある。そんなときは、漢方がとても役立つ。漢方は、病名ではなく、症状に応じて治療する。これを弁証(証=症状を弁別するの意)という。現代医学で、原因と治療法の確立していない、妻の化学物質過敏症も、漢方薬、民間薬草で、日常生活にほとんど支障のないまでに改善している。

訳者註9:現代医学の標準や常識が、必ずしも正しいとは限らない。現代医学では、絶食(断食)療法や少食療法を認めない。
高校の先輩であるOさんから電話があった。「前立腺がんで、すでに転移しており、治療法もなく、女性ホルモンを投与しているだけです。何か良い治療法はないでしょうか?」という。そこで、僕は甲田式少食療法とベンホチアミンをお薦(おすす)めした。「朝はコップ1杯の野菜ジュース、それに、ミルマグ(水酸化マグネシウムの下剤、ミルマグの他にも、いろんな商品が売り出されている)適量をコップ1杯の水に溶いて飲む。これは、あえて下痢をして、腸内をきれいに掃除するためだ。1日に2~3回下痢するように、ミルマグの量を調整する。毎日、下痢をしても、なんら心配ない。腸をきれいにするのは、あらゆる病気の基礎的、根本的、治療法の一つだ。

昼と夜は、それぞれ玄米飯100gと豆腐半丁。そして、1日に1~1.5リットルの水を飲む」という、厳しい食事療法だ(必ず、指導者の下で行って下さい)。

甲田式少食・断食療法で、現代医学では治療法のない、さまざまな難病が治る。ただし、がんに関しては、がんは消えるが、通常食(通常の食事量)に戻ると、再び、がん細胞が息を吹き返し、増殖するという限界がある。そこで、ベンホチアミンを使ってみることにした。ベンホチアミンは、がん細胞殺傷能力のある、ベンズアルデヒドを体内で生成する。結果は、前立腺がんの主要マーカーである、PSA値が見る間に下がっていき、一年後には検出限界を超えて、医師から完治を言い渡された。それから三年後、Oさんが通常の食事量に戻ると、がんが再発し、気がついたときは、全身の骨に転移していた。結局、ベンホチアミンを併用しても、完治するには至らなかった。

今、Oさんは、激痛に悩まされる、骨がんの全身転移にもかかわらず、僕がお薦めした、いくつかの民間薬草と民間薬で、まったく痛みもなく、平穏な日常生活を送っている。今、Oさんは、新たなガン自然療法にチャレンジしているところだ。
現代医学、現代科学で分かっていることは、限られている。
この広大な宇宙には、はかり知れない謎と可能性がある。

現代医学、現代科学、世の中の常識にとらわれず、体の中の声に耳を傾けて下さい。

あなたの直感を信じて、選択し、行動して下さい。
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<>記憶の種子の活性家
(訳者註:活性化する人)<
<>ロナ/神聖な書記

大天使マイケル/レディ・フェイスの神聖な書記、およびメッセンジャーとしての私の神聖な青写真は、人類が3/4次元環境のアセンション・プロセスの最終段階を通り抜けるのを助けることであり、それは、新たな高次の周波数の叡智の教えの、特定の部分をもたらすことから構成されています。これは、明日の私たちの5次元世界の入り口に到達するための要件です。最初に、私たちは”準備段階”または”ヌルゾーン”を通り抜けなければなりません。それは、2つの別々の”光の膜”の中に配置されています。それは、私たちの5次元ホログラムの入場レベルに至る、障壁として働きます。

地球上には、多くの異なったレベルで、記憶の種子を活性化する人々が大勢います。これは、地球内部にある、異なった記憶の種子の原子、異なった結晶構造、および、神聖な場所やレイラインが、適切な時期に、活性化できるようにするためです。このプロセスは、適切な時期に、これらの神聖なエネルギーセンターを活性化するために、必要なエネルギーが供給されるように設計されています。それは、とても重要な青写真の一部であり、人類と地球の間で起こるように設計された、共同創造の試みです。

地球と人類に必要な変化を引き起こす、活性家は皆、父にして母なる神の指示の下(もと)に、偉大な、”明日の新たなニューエイジの領域への移行”を支援し、促進するための、ガイア、人類、偉大な主たちの間の、協力的な努力の一部です。
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<>ロナの通過儀礼<>第2部
<> ロナ・ヴェザーヌ/神聖な書記 <>
<>5次元の記憶の種子の原子のダウンロード<>

今年7月初旬の高次の周波数の”記憶の種子の原子”の膨大(ぼうだい)なダウンロードと、レディ・フェイスからの驚くべきテレパシー・メッセージの後、光の宇宙評議会の6次元の光の都市は、私と交信を始めました。彼らは、自らを”12人のアセンデッド・マスターの宇宙評議会”と名乗りました。
私は今、AMCOOL (訳者註:”12人のアセンデッド・マスターの宇宙評議会”の略称)の新入門者であり、大衆が4次元のヌルゾーンに入る準備を始め、また、人類が5次元の入場レベルにアセンションする準備をする中で、人類が切実に必要としている、未来の進化した教えを伝えるメッセンジャーであると言われました。

私は、この情報を一般の人々に伝えることに、いくぶん抵抗を感じています。しかし、「この時期に、この重要な情報をシェアする(分かち合う)ことは、適切なことです」と言われました。というのは、”4次元のアセンション・プロセスの最終段階”にいる、勇敢にして忠実な膨大な数のスターシードの魂たちがいるからです。彼らは今、様々な光の宇宙評議会に参加する準備ができています。アーキエンジェル・マイケルもまた私に言いました、「あなたは今、”新たな6次元の中央通信センターを介して、高次元の光の宇宙評議会から、直接、指導(指針、指図) ”を受け取る準備が出来ています」と。

私は、この大きな機会を与えられたこと、そして、世界中の愛する魂の家族と友人たちに、これらの非常に重要な”光明に満ちた、新たな時代のための叡智の教え”を伝える人に選ばれたことを含めて、恐縮に思い、また、非常に喜んでいます。

2022年7月8日、朝の瞑想の中で、12人のアセンデッド・マスターの光の協議会が、テレパシーで、私に話しかけ始めました。私もまた、驚くほど美しい鮮明な写真、色、そして、第三の眼に注がれる、”輝く光の流れ”のようなものを受け取り始めました。2023年8月18日から、私は、様々なときに、特に玄関ポーチで朝食をとった朝(私の家は東に面しており、私は早朝の陽(ひ)を浴びるのが好きです)、AMCOOLから、もっと長い、もっと重要な情報をチャネリングし始めました。

7月、8月、9月の残りの期間、ずっと、私は、アセンデッド・マスターの評議会”AMCOOL”から、情報のダウンロードを受け取り続けました。様々な光の宇宙評議会とAMCOOLが、詳細に、説明されました。”HIGH VIBES MASTER TEACHER’S MANUAL(高いオーラのマスター・ティーチャーのマニュアル/手引き)”の”第2部”の記事の多くは、この素晴らしい3か月間にわたって、私に与えられたものです。そして、新たな”5次元の宇宙の教え”が、もたらされ続けました。断片的なものもあれば、大きくて、非常に詳細で、時として驚くべき記事もあります。
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<>アセンデッド・マスターの光の宇宙評議会<>
<>イエシュア(イエス)は愛の主です<>仏陀は光の主です
<>アーキエンジェル・マイケルとメルキゼデク卿は、すべての光の宇宙評議会に”光を投げかけるマスター”です

私たちの亜宇宙には、様々なレベルの宇宙評議会があることを、私は理解しています。
<>3人の宇宙評議会<>4次元の情報
<>6人の宇宙評議会<>太陽系の情報
<>9人の宇宙評議会<>銀河の情報
<>12人の宇宙評議会<>亜宇宙の情報


アセンデッド・マスター宇宙評議会のメンバーは、地球で、多くの生涯を体験しており、全員が地球界からアセンションしています。したがって、彼らは、4次元の最終段階を通り抜けて、5次元の入場レベルにアセンションする資格を得る準備をするために、ヌルゾーンに入るのに必要な情報を、私たちに与えるために協力しました。また、彼らは異なった周波数レベルの評議会で、私たちが5次元の現実世界に移行するときに必要とする、”進化した教え”を提供します。

アーキエンジェル・マイケルから聞いたところでは、過去30年にわたって、私を通して、彼とAMCOOLの教えが伝えられてきましたが、中核となる魂のグループの中に、中断したところから、最終的に、それらを引き継ぐ人が数名いるそうです。これらの新たなメッセンジャーは、彼ら独自の記憶の貯蔵庫を加味しながら、すでに提供された情報と教えを使用します。それによって、彼らは、最後の”魂の闇夜とヌルゾーン”を通して、人類を導くために必要な、新たなアップグレードされた情報を分かち合います。

愛する友よ、世界奉仕者のグループとして、あなた方は、教師、道案内人、先駆者の魂として指名されました。その使命は、これらの終末の時代を通して、親しみやすくて使いやすい、適用しやすい、道具やテクニックや手引きを提供することです。あなた方は、”水瓶座の時代”のための新たな神聖な青写真の中で、悟りに導く、光明と力を与える教えにアクセスし、それらを統合し、分かち合うために、導かれ、指導され、激励されています。はかり知れない祝福が、高らかに鳴り響く、招集ラッパの呼びかけに応(こた)える、それぞれの尊い魂を待っています。

永遠の愛と天使の祝福と力いっぱいのハグ(抱擁/ほうよう)を! ロナ

訳者より AAマイケル毎月のメッセージの翻訳を終えるに当たって、心より皆様に感謝申し上げます。
2023年12月をもって、AAマイケル毎月のメッセージが終了することになりました。あるとき、翻訳しながら、我ながらなんと分かりにくい翻訳だろうと、自分の翻訳の拙(つたな)さと、英語という異国の言葉の難しさを痛感しました。そこで、マイケルに次のように語りかけました、「マイケル」、キリスト教には、聖書の言葉を人々にやさしく伝えるために、牧師や宣教師がいます。あなたは、宇宙の法則、原理、原則を説かれます。しかし、その教えは、人々の日常生活のレベルまで落として、人々が応用し、活用できるようにすることがとても大切です。そこで、未熟ですが、マイケル! 私が、あなたの教えを分かりやすく説く、牧師となり、宣教師となる努力をしましょう」と。
こうして、僕は、マイケルのメッセージを翻訳するだけでなく、その教えを分かりやすく、解説する努力をするようになった。


あるとき、僕は、マイケルに問いかけたことがあります、「”宇宙の根本原理は愛です。愛があれば、すべての怖れと矛盾は、朝霧のように、速(すみ)やかに消えていきます。どうか皆さん、どんなときも、愛を忘れないで下さい。たとえ憎むべき相手だったとしても、たとえ対立する相手だったとしても、愛の心を忘れないで下さい”と、僕は解説に書きました。しかし、あなたは、こうも言われます、”相手を説得する一番良い方法は、良きお手本(模範例)になることです。次に、行動をもって示すことです。言葉で説得するのは、最後の手段です”と。しかし、僕は、自分が良いお手本だとは、到底、思えません。自分が、憎むべき相手を心から愛し、対立する相手を心から祝福できるとは、到底、思えません。僕は、マイケルの教えと愛に感動し、小さな勉強会を開くために、自宅を開放している人たちがいることを知っています。そんな人たちと比べて、自分が愛を説く資格があるとは、到底、思えないのです。マイケル、僕が愛を説いてもいいのでしょうか? 僕に、その資格があるのでしょうか? 読者に“~せねばなりません”という資格が、はたして僕にあるのでしょうか?」と。
マイケル何も答えませんでした。


それから何年か後、僕は、ある本の中に、「人は、学ぶべきことを教える!」と言葉を見つけました。僕は、自分ができるから、マイケルの教えを翻訳し、解説しているのではなく、それを学ぶ必要があるからこそ、翻訳し、解説しているのだということを知りました。
マイケルの教えを翻訳し、それに解説を付けることは、想像以上に、はるかな高みに、僕を連れていってくれました。それは、以前より、はるかに深く、マイケルとスピリチュアリズムに対する理解を深めてくれました。


マイケルやロナのメッセージに、しばしば、howeverという言葉が出てきます。「しかし、でも、にもかかわらず」という意味で、日常的に使われるbutと同じですが、butよりも、格式ばった言い方になります。このhoweverが、実に難しい。
今月のメッセージの冒頭に、ロナの次の一節があります、「私は深い悲しみと絶望感を感じました(それは長い間起こっていなかったことです)。
しかし、AAマイケルと話しながら、私は言いました、「長い間、そんなふうに感じたことはありませんでした。それが何であるかを知るために、私は、本当に、何かしらの洞察(どうさつ)を必要としています」。
この「
しかし」は、いったい、どういう意味だろう? どんな事実に対して、「しかし」と言っているのだろう?……いまだに分からない。
米国人と日本人の意識の違い、そして、英語が持つ独特のニュアンス……

まさに悪戦苦闘の翻訳と解説でした。
そんな未熟な翻訳と解説を読んでいただき、心から感謝しております。
本当に、ありがとうございました!


訳者より これからについて
マイケルによれば、ロナの仕事は、これから僕たちが引き継いでいくことになります。
世界には、新時代を切り拓(ひら)いている、中核となる魂のグループがあります。日本の魂のグループも、その一つです。今、世界から大勢の観光客が、日本を訪れています。彼らは、いちように日本という国の美しさ、清潔さ、安全性、そして、何よりも、他の人を尊重し、親切で、優しい、日本人に感動します。
日本という国と日本人が、本来あるべき美しい社会、本来あるべき美しい人の姿の模範となっています。日本は、レムリアの愛を受け継ぎ、体現している国です。
どうか、皆さんが、自らの周波数を上げ、その光を周囲の人たちと分かち合われることを、心から祈っています。

そのために、微力ですが、これまで、マイケルのメッセージを翻訳してきた者として、毎月一回、AAマイケル研究のようなものを投稿したいと考えています。
内容は、まだはっきりとは決まっていませんが、これまでのマイケルの教えをベースとした、スピリチュアル健康学、スピリチュアル社会学、スピリチュアル人間学、宇宙の法則のようなものを適宜取り上げて、投稿したいと考えています。
ブログへの投稿は、毎月15日くらいを考えています。少し勉強したいので、6月から開始できればと思っています。

これまでのマイケルの教えが基本となりますが、必要なら、ロナの新たな情報もご紹介したいと思います。ただし、ロナの新たな無料の情報については、公開してよいかどうか、まだ問い合わせていません(許可を得ていません)ので、はっきりとはお約束できません。
ヌルゾーンを超えて、5次元にアセンションするために必要な情報は、すべて、これまでのマイケルの教えの中にあります。また、この地上に、天国を実現するために必要な情報も、すべて、これまでのマイケルの教えの中にあります。
マイケルが、毎月のメッセージを終了したのは、「人類に伝えるべきことは、すべて、伝え終わった」からにほかなりません。

したがって、内容は、これまでのマイケルの教えの復習と研究が中心になります。

 

空閑俊親拝

2023年11月27日

STAR*QUEST
ロナからの愛のメモ

愛する友、魂の家族、そして旅の仲間たちへ
あなた方全員が知っているように、私は、過去2年間にわたって、極限の通過儀礼を経験し(訳者註1)、多くの変化がありました。今年の11月30日で、96回目の太陽の周回を迎えます。私は、もはや、昔のように、仕事における、複数の作業のすべてを処理することはできなくなりました。それはまた、今、私がAAマイケル/レディ・フェイス、およびアセンデッド(アセンションした)・マスターの光の宇宙評議会から受け取っている、驚くべき、新たな進化した情報に、焦点を当てる時でもあります。

訳者註1:通過儀礼とは、誕生、成人、結婚、死など、人生の節目(ふしめ)で経験しなければならない儀礼や風習。スピリチュアルな世界においては、スピリチュアルな進化の節目で経験しなければならない、浄化のための試練や難行、苦行を指す。

ロナとは、普段、マイケルのメッセージを通じてしか関わることがないので、この2年間、ロナが極限の通過儀礼を経験しているとは知らなかった。
僕の今回の脈絡のない体調不良も、スピリチュアルな次の段階に進むための通過儀礼だったと思う。これまで、僕は、何度か、通過儀礼を体験している。その多くは、原因不明で、分からない。かつて、ひと夏中、深夜になると、灼熱(しゃくねつ)の炎に身を焼かれる体験をした。医師も首をかしげるばかりで、まったく原因が分からない。


通過儀礼は、心身の両面にわたって現れる。鬱(うつ)、いらいら、怒り、悲しみ、後悔、絶望……など、心や精神に現れる場合もあれば、肉体の病気や不調として現れる場合もある。これは、潜在意識に閉じ込められてきた、ネガティブなエネルギーが、解放されるのを求めて、心身の不調となって浮上してきたものだ。

そんなとき、どうすればいいのだろうか?
マイケルは、2023年12月のメッセージ「6次元の光の都市」で、ロナの通過儀礼による心身の不調に対して、「リラックスして、そのままでいなさい!」と言っている。
これはどういうことかというと、「悩んでも、悔(く)やんでも、悲しんでも、苦しんでもいけない!」「その悩みや苦しみや悲しみや痛みに囚(とら)われてはいけない! 相手にしてはいけない!」という意味だ。


「そのままでいなさい!」というのは、「当事者としてではなく、第三者の目で、悩みや苦しみや悲しみや痛みを見つめていなさい!」という意味です。マイケルは、これを「天使が左肩の上に止まって、自分を見つめているのを想像してごらんなさい!」と言っている。苦しむ自分の姿を左肩の天使が、じっと見つめている。苦しむ自分ではなく、それを見つめる天使になるのです。
そうすれば、やがて、その苦しみは、時が来れば、自然に消えていきます。


潜在意識は、顕在意識に浮上すると、ふたたび潜在意識に戻っていきます。このとき、あなたが悩み苦しむと、その悩みと苦しみを連れて、ふたたび潜在意識に戻っています。そうすることで、潜在意識の悩みと苦しみは、ますます大きく成長します。
潜在意識と顕在意識の間をぐるぐる回る、悩みや苦しみの輪廻(りんね)を断ち切ることが大切です。マイケルは言っています、「あなたは、意識の焦点を当てるところに、エネルギーを与える」と。
あなたが悩み苦しむと、あなたは、その悩みと苦しみにエネルギーを与えることになります。その結果、悩みと苦しみはますます大きく深くなります。
大切なことは、「無執着(むしゅうちゃく)!」です。


これからも、あなたは、何度も、通過儀礼を体験することでしょう。
どんな困難に出会っても、どんな苦しみ、悲しみ、痛みに出会っても、それらに執着することなく、さらりと受け流して、前に歩いて行きましょう。
できることなら、感謝して下さい!
というのは、その悲しみや苦しみや痛みは、神が与えて下さった「浄化の炎」であり、あなたがスピリチュアルに進化するために、必要不可欠の糧(かて)なのですから……


しばしば、ヌルゾーンという言葉が出てきますが、まだ正確に把握していないのですが、どうやら5次元に入場する直前の調整期間(調整区域)のようです(間違っていたらゴメンなさい!)。僕たちは心身の浄化に伴って、4次元下部→4次元中間→4次元上部へとアセンションして行くわけですが、5次元に入場するに当たって、最後に残された、心身のネガティブなエネルギーの残滓(ざんさい/残りカス)を浄化の炎で燃やし尽くさなければなりません。5次元に入場する直前の、最後の浄化期間(調整期間)が、ヌルゾーンではないかと思います。
したがって、ロナのこの2年間にわたる、通過儀礼による心身の不調は、ヌルゾーンにおける調整ではないかと想像しています。
このヌルゾーンにおける、心身の不調の対処法も、「リラックスして、そのままでいなさい
!」です。

なお、肉体の病気や体調不良の場合は、現代医学だけでなく、漢方、民間薬、ハーブ、食事療法、鍼灸(しんきゅう)、整体、その他の民間療法などの自然療法を併用して下さい。当座の痛みや苦痛を和(やわ)らげるには、現代医学や現代医薬品が優れています。しかし、現代医薬品は、身体の生理を強制的に変更するので、必ず、副作用を伴います。自然療法を併用して、身体のバランスを回復する必要があります。ただし、自然療法も、使い方を誤れば、副作用が現れます。専門家に相談して、納得した上で、自然療法を取り入れて下さい。

過去35年間、私は、ほぼ完全に、私の人生を”AAマイケルのメッセンジャーとしての使命”に捧(ささ)げてきました。1994年からは、私は、セミナーやワークショップを開催して世界を旅し、非常に良い報酬を得ました。しかし、私はもはやセミナーを開催しておらず、アーキエンジェル・マイケルの教えのすべてをWEB、もしくはUSPS(米国郵便公社)を介してプリントされた形で配信しているため、私の収入は激的に減少しました。特に、2年前、ランドール・モンクに加えて、バリー・ピーターソンと、”AVOVE AND BEYOND DUALITY(二元性を超えて)”のオーナーであるデヴィッド・ニコルズに、AAマイケルの本とメッセージのすべてを、自由に、語り、YouTubeに投稿することを許可してからは、いっそう収入が激減しました。

私は、”存在する力”から、私の仕事を前進させる時が来たと告げられました。AAマイケル・メッセージの勢力範囲を拡大し、維持するために、また、進化した教えのすべてを分かち合うために、私の仕事に対する正当な報酬を、皆さんにお願いし始めなければなりません。過去において、私は、忠実に、誠実に、無料で、提供してきました。これまでも、そして、これからも、できるだけ多くの人たちが、多くの教えを利用できるように、私は努力し続けていきます。ロナ・ヴェザーネとランドル・モンクの”叡智の宝石”の毎月のビデオに加えて、過去のナレーション付きのメッセージや、その他の利用可能なStarQuestMasteryの投稿がまだ多数あることを、どうぞ知っておいて下さい。この半年間、拡大された、プロフェッショナルなWebsite(ウェブサイト)を創るのを助けるために、突然、私の人生に、素晴らしい新しいチームが現れ、多岐にわたるアーキエンジェル・マイケルの教えを、様々な形で提供できるという幸運に恵まれました。

レベッカ・ノーマンは、私の新しいオフィス・マネージャーであり、有資格のスピリチュアル教師でもあります。私はまた、チャーリー・バルンボともチームを組みました。彼女は、秀(ひい)でた作家であり、スピリチュアル・カウンセラーでもあります。彼女とレベッカは、様々なクラスと継続中のワークショップを提供します。彼らは、AAマイケルと私の教えに、彼らの貴重な叡智の教えを加えて、”加速されたアセンションの道”で、あなた方全員を支援するために、継続中のクラスと重要なツール(道具)を準備し、提供します。

私は、一連の記事や過去の教えの重要な復習と、新たな進化した情報の両方を、定期的に、投稿することを発表できることを嬉(うれ)しく思います。私たちの新しいウェブサイトとソーシャル・チャンネルには、”有料のサブスプリクション(定期購読)のセクション(部分)”と無料の公開セクションがあります。最終的には、ナレーション付きのセクション、ビデオとイラスト、それにアーキエンジェル・マイケルの過去、現在、未来の教えを提供する予定です。

YouTubeの会員チャンネル”Preserving Legacy(保存遺産)”には、数百のビデオと、新たなビデオを備えた、未来の進化した教えの会員制度があります。https://www.Youtube.com/channel/UCypP

私のウェブサイト(www.StarQuestMastery.com)に行くと、将来のために、”無料または有料の加入者リストに追加されます” 少し時間がかかりますので、我慢して下さいね。お待ちいただく価値があると、約束します。
私の最も深き愛と祝福を、あなたに贈ります、ロナ

お知らせ

 

2023年11月のロナのお知らせ、および12月の毎月のメッセージの翻訳が遅れて、大変申し訳ありません。11月の毎月のメッセージの翻訳を終えて、力が抜けたのか? 力尽きたのか? 倒れて、寝込んでしまいました。あるいは、強烈な宇宙の浄化の火の洗礼だったかも知れません。頻脈、蓄膿症による頭痛、扁桃炎と気管支炎による息苦しさ、耳管の腫れ、強烈な胃酸による胃痛で、ただただ横になって天井を見上げておりました。

現在、ほぼ一件落着して、体力、気力とも、旧に倍しつつあります。

 

そんなわけで、これから翻訳に取りかかります。

2週間ほど頂きたいと思います。

4月22日にブログアップを目標に頑張りたいと思います。

 

その後、マイケルの毎月のメッセージがどうなるのか、気になって、時折、ロナのホームページを覗(のぞ)いていましたが、2月からメッセージの投稿がぐんと増えました。メッセンジャーは、AAマイケル/ロナと作家のジェニファー・チェイピンです。内容は、光の軍団としての覚悟と心構え、これまでの復習、新たな情報などで、ひとつ一つのメッセージは、短いか、あまり長いものではありません。

ただし、後に述べる有料のメッセージは、まだ見ていませんが、高度の情報や教えのようです。

 

最も変わったのは、有料のメッセージと無料のメッセージがあることです。無料のメッセージは、アカウントを登録すれば、誰でも見ることができますが、有料のメッセージは、毎月、月額11.11ドル(1ドル150円換算で約1,666円)を支払う必要があります。

有料のメッセージを翻訳して、ブログで公開することはできませんが、無料のメッセージは、これまで通り、翻訳して、僕のブログで公開できるのではないかと思います(この件については、ロナに確認し、許可を得る必要がありますが……)。

 

なお、一日も早く、メッセージの内容を知りたい方は、所定の手続きをして、英文のメッセージが出たら、右クリックします。すると、「日本語に翻訳」というこ項目が出ますので、それを左クリックすると、グーグルで自動翻訳され、日本語の翻訳画面に変わります。グーグルの自動翻訳は、厳密には、正確ではありませんが、アウトラインを知ることはできます。

これは、ロナのホームページでも同様です。ロナのホームページのどこでも構いませんから、空いている箇所で右リックすると、「日本語に翻訳」という項目が出ます。それを左クリックすると、すべての英文が自動翻訳され、日本語の画面になります。

 

実はこのサブスプリクション(月単位、または年単位で、定期的に料金を支払い、コンテンツやサービスを利用すること)は、当初、月額33ドル(1ドル150円換算で約4,950円)でした。そこで、僕はマイケルに次のように伝えました、「マイケル、月額33ドルは、アメリカでは廉価でも、日本では高すぎます。アメリカではインフレが進行し、現在、物価が日本の3倍です。月額33ドルとすれば、日本では年間約6万円の出費になります。これでは、日本の多くの読者はついてこれないでしょう」と。

それからしばらくしてロナのホームページを見ると、11.11ドルになっていました。

きっとマイケルが配慮してくれたのでしょう。

ちなみに、11.11ドルは、11:11(イレブン・イレブン)を意味していると思います。11:11は、「まったく新しいレベルないしは局面の発展の開始、別な次元の体験ないしは別な周波数の体験、ポータルの道が開いた」を意味します(黄金の約束・下 第37章 数字の意味/56pより)。

 

皆さんも、どうぞマイケルに話しかけて下さい。

分からないこと、困ったこと、相談事、何でも構いませんから、「マイケル!」と呼びかけて、話して下さい。

もちろん、その場で、答えを聞くことはできませんが、必ず、何らかの形で、答えが返ってきます。

マイケルは、僕らの友達なのだから、気楽に、お話して下さい。

 

2023年11月 アーキエンジェル・マイケル メッセージ イニシエーションの道

https://www.ronnastar.com/
ロナを通して
(翻訳:空閑俊親)
 
翻訳および青字のコメントは、現在の私の知識と理解と考えを反映するもので、必ずしも正しいとはいえません。できる限り、正確を期すよう努力していますが、限られた時間での翻訳とコメントであり、私の力不足もあって、間違いや不備もあろうかと思います。どうかご容赦下さい。なお、青字のコメントは、皆さんの理解や考える上での参考にしていただければと思い、載せてあります。あなたが納得できるものだけを採用し、他は無視して下さい。無用と思われる方は、青字のコメントをとばして、メッセージのみをお読み下さい。

イニシエーションの道

アーキエンジェル・マイケル:
愛するマスターのみなさん:未来を見つめてみましょうーそうです、あなたの未来ですーそして、これからの数ヵ月、数年の間に、何があなたを待ち受けているのか見てみましょう。それは、あなたが惑星地球上で過ごす、最も重要な時間です。今、あなたが下(くだ)す決断、あるいは、あなたが生きる力の場を創造するために、あなたから放射するエネルギーは、あなたの現実と、あなたが、より深く、より完全に、ニューエイジのエネルギーに、いかに素早く移行するかを決定します。生命の贈り物を通して、アセンションの螺旋(らせん)を前進するか、それとも、死のプロセスのエネルギーを通して、前進するかを決定する時です

気が遠くなるほど遠い昔、あなたが物質性の領域に下降して、貴重な生命の贈り物である神の意識の火花、すなわち、スピリットの我れ(スピリットの自己)を収容するために、肉体の寺院を建設するプロセスを開始したときーそれは、あなたが、プロセスを逆行して、故郷に戻る旅の始まりでもありました。あなたは、無条件の愛である、”聖心の愛”に戻る道を発見するプロセスにいます。人類が濃密な密度に沈むにつれ、条件付きの愛が標準となりました。そして、このネガティブな思考パターンから、他の自らを制限する概念のすべてが生まれ、あなたの真実になりました(訳者註1)。

訳者註1:人類の苦しみ、困難、悲しみ……はすべて、「私を満足させてくれないなら、愛してあげない!」という条件付きの愛から生まれました。夫婦も、親子も、友人も、職場の仲間も、すべての人間関係が、「私を満足させてくれるかどうか?」という一点にかかっています。
人は、それぞれ自由意思を与えられています。人は、心の赴(おもむ)くままに生きて良いのです。ひとり一人のもつ個性と人類の多様性こそが、宇宙の無限の可能性を開く、進化の原動力なのです。誰もが自由に、本当に、心から自由に生きていける社会を、僕たちは実現しなければなりません。自由で開放的な職場は、創造性に満ちています。そのとき、人は最も輝き、最も喜びに満ちています。
夫婦関係も、親子関係も、恋人たちも、友人たちも、それは変わりません。


あなたの潜在意識と顕在意識のマインド(心)を、あなたの神の我れ(神の自己)からの高次元の叡智で再プログラムするために、私たちは、あなたに、思考を監視し、マインド(心)を静める方法を提供しました。私たちは、あなたが、チャクラ・システムの複数のマインド(精神/心)のバランスがとれるように、あなたを援助します。そうすれば、再び、それらは互いに調和して働くようになります。あなたは、心に平和を経験し始めるにつれ、ハートに喜びと至福を経験し始めるでしょう。というのは、それらは、離れがたく結ばれているからです(訳者註2)。未来に対する、最も高き、最も力を与える、あなたのヴィジョンを支えない、概念のすべてを手放す時です(訳者註3)。覚えておいて下さい、あなたが、それを信じるかどうかは別として、あなたは、日々、より力強い、共同創造主になっています。

訳者註2:心が平和でなければ、生きている喜びも、仕事に対する喜びも、人生の喜びも感じることは出来ないでしょう。いつも、心が平静で、穏(おだ)やかで、平和に生きていくためには、日々のストレス、特に人間関係のストレスを解消しなければなりません。ストレスの原因は、あなた自身にあります。宇宙の法則に従っていない、あなた自身にあります。居酒屋で酒を飲んで、上司の悪口を言っても、友達に愚痴(ぐち)をこぼしても、真の解決にはなりません。
まず、その人を尊重し、その人の選択や生き方を認めなければなりません。
というのは、あなたは、その人の生き方や、スリチュアルな成長に責任はないからです。というより、責任を取れないからです。
そして、ただ愛をもって見つめ、援助できることがあれば、援助してあげる。
そうすれば、ストレスはないはずです、
ストレスとは、あなた自身の心の中の葛藤(かっとう)です。あなたの心が二つに分かれ、対立し、葛藤しているのです。
あなたの想(おも)いや心が調和しているなら、あなたの心はいつも穏(おだ)やかで、平和です。
そうすれば、あなたは、喜びと至福の中で生きていくことが出来ます。
これが宇宙的生き方です。

訳者註3:少し話はそれますが、あなたは、どんな自分になりたいですか? あなたの理想とする自分は、どんな人ですか?

大学を卒業して、社会に出て、僕はあることを決意した。それは、「粋(いき)に生きる!」ということだった。当時、僕は、週刊「プレイボーイ」に連載されていた、芥川賞作家・開高 健氏の「風に訊(き)け」のファンだった。これは、読者から寄せられた、様々な相談、難問、珍問、奇問に、開高氏が答える、若者のお悩み相談コーナーだった。僕は、氏の博識と、ユーモアとウィットに富んだ回答にすっかり魅了された。また、文壇に背を向け、孤高に生きる作家・立原正秋氏が好きだった。この二人に共通するのが、「粋」だった。
スキー誌の編集長になってから、僕は、開高氏に執筆を依頼した。「風に訊け」のような読者コーナーを設けたいと思ったからだ。開高さんは、「執筆依頼、ありがとう! 僕も書きたいのだけれど、体調があまり良くなくてね……」という返事だった。それから間もなくして、開高さんは世を去った。今でも、連載して頂きたかったと心から思う。

粋とは、何か? 人によって、解釈は異なるだろうが、僕の場合、それは、世間の垢(あか)をそぎ落とした、純粋な生き方を意味した。上司にゴマをすらない、部下や弱い立場の人を力で抑(おさ)え込まない、人に対してお世辞を言わない・けなさない、自分に素直である・正直である、素朴で率直である……などである。つまり、強者に屈することなく、弱者を虐(しいた)げることなく、自分のありのままに、素直に、正直に、朴訥(ぼくとつ)に生きたいと思ったのだ。
江戸前の粋(いき)ではなく、純粋の粋(いき)といえば良いのだろうか?
粋は、僕の理想とする生き方を一言で表現した言葉だった。

酒場に出入りするようになって、僕は一つ決心した。それは、「酒場の女性は口説かない!」ということだった。お金を払って、酒を飲む客、お金を受け取って、日々の暮らしの糧(かて)を得ている女性たち。どちらの立場が強いか、一目瞭然だ。金を出す方が強いのは、分かり切っている。客が口説けば、女性たちには遠慮もある。だから、僕は、酒場の女性や、職場に出入りするフリーランスの女性を口説いたことはない。
あるとき、バーの女性をタクシーで送っていったとき、「空閑ちゃんが彼氏だったらいいのにな~」と言われたことがある。僕は無言のまま、返事をしなかった。どんな場合でも、僕は最初にテーブルについてくれた女性を指名することにしていた。だから、ほかの女性に乗り換えることは、僕の粋に反した。
僕はよく思ったものだ、「粋って、損することなんだなぁ~」と。
振り返ってみれば、そんな肩肘(かたひじ)を張って生きていた、若い頃の自分が微笑(ほほ)ましくも、可愛らしくもある。
粋に生きることは、やせ我慢することにほかならない、損することにほかならない。

でも、そんな僕の生き方は、僕に素敵な贈り物をしてくれた。

僕は、職場や会社のエゴと虚飾に満ちた人間関係(当時の僕には、そう思えたのだけれど……)を捨てて、場末の酒場や色街に通った。そして、洗練されてはいないけれど、自分の気持ちや感情のままに素直に生きる人々の姿に魅了され、癒された。それは、ちょっと粗削(あらけず)りで、でも正直で、素直で、率直で、人間らしい優しさに溢れた、別世界だった。
あるとき、色街の女性に言われた、「あなたは優しい人ね。今晩、一緒に飲みたいな。お店が終わるまで、○○で待っていて!」と。それは、お店が終わったあと、彼女が立ち寄る、行きつけの小さな酒場だった。何を食べたのか、何を飲んだのか、何を話したのか、今はもう思い出せない。終電を逃(のが)した僕に、彼女は言った、「一間(ひとま)のアパートだけど、うちに泊まっていく?」と。
部屋の中には、ベッドと質素な家具があって、小さな植木鉢に、季節はずれの真紅の大輪の花が咲いていた。それを見て、彼女は、「わぁ~、花が咲いてる~!」と、僕に飛びついて喜んだ。故郷に、小学生のひとり息子がいて、母親に育ててもらっているのだという。そして、「お金がたまったら、故郷に帰って、小料理屋を開いて、息子と一緒に暮らしたい。それが夢なの!」と言った。
酔っぱらった二人は、小さなベッドに倒れ込んで、抱き合うようにして眠った。
カーテンから、早朝の陽(ひ)がうっすらと漏(も)れてくる。僕は、彼女を起こさないように、そっとベッドを抜け出して、玄関のドアを出た。
あれから半世紀の時が流れた。彼女はどうしているだろう? 今でも、小料理屋をやっているのだろうか? 元気だろうか……

僕は、仕事や人間関係において、高い理想を夢見て、それを追いかけてきた。実現できるかどうか、それはあまり問題ではなかった。ただ僕には、それが必要だったからだ。
「大切なことは、最も高き、最も力を与える、人類のヴィジョンを持つことだ」とマイケルはいう。どんなに素晴らしいヴィジョンであっても、そこに愛がなければ、「最も高き、最も力を与える、人類のヴィジョン」にはならない。

だから、「最も大切なことは、愛を知ることだ!」と僕は思っている。
それがなければ、僕たちは真に幸せになることも、人類の平和を実現することも、地上天国を創造することも出来ないだろう。
だからこそ、僕はマイケルと出会ったのだと思う。
僕は、人生で、そんな愛を教えてくれた、彼女たちに心から感謝している。

今、人類は、地上から、夜空に輝く、広大な宇宙に飛び立とうとしている。
今こそ、どこまでも高く、どこまでも果てしなく広がる、自分の愛と夢を追いかける時です。
今、あなたは、地球市民から銀河市民、宇宙市民に脱皮しようとしているところです。


今日、あなたの惑星上で、演じられているドラマのように、あなたの古代の過去において、あなたもまた、”私は奉仕する準備ができています”と言って、前に進み出た時がありました。あなたは、美しく、安全で、快適な故郷を離れ、未知の国へと旅立ちました。あなたは、時を数えながら、何千年の時をかけて、自らの使命のために自分を準備しました。そして、あなたは、本当に、準備できているかどうか、何度も、何度も、試されました(訳者註4)。あなたは、与えられた任務を達成するために、誓いを立て、あなたの不思議なほど素晴らしい我れ(自己)を、くり返し、くり返し、断片化することで、必要とされるレベルまで、光、叡智、力を減少することを自分自身に許可することに同意しました。あなたの愛する人たちは、あなたの無事と幸運を願い、心に湧(わ)き上がる大きな悲しみとともに、しかしまた、誇りをもって、あなたが行くのを見ました。というのは、彼らは、あなたが大いなる使命、すなわち、父にして母なる神から命じられた使命の下(もと)に旅立つことを知っていたからです。

訳者註4:スピリチュアルに成長したからといって、まったく苦労がない、困難がない、悲しみがないわけではありません。スピリチュアルな成長には、責任が伴います。あなたは、スピリチュアルな成果を人と分かち合う責任があります。また、スピリチュアルな成長は、さらなる成長をあなたに要求します。ですから、これから先も、程度の差はあれ、苦労や困難や悲しみはあるでしょう。
しかし、4次元の中間局面(4次元の第4亜次元)に至ると、3/4次元の現実の苦労や困難や悲しみは消え、あなたはカルマを超えて、恩寵(おんちょう)の状態に入ります。それまでの辛抱です。


今は、途方もない規模のスピリチュアルな再会の時です。戦いを終わらせるための宇宙のトランペットが鳴り響いています。それは、あなたが、創造主のために、十分に成長した使者として、真実の地位に戻る時です。新たな任務が差し出されています。それは、あなたが、現実の物質領域に降下する道に沿って残してきた、すべてのものを取り戻すことを要求するものです。あなたの”真実の我れ(自己)”の力と荘厳を取り戻す時です。自らのマスターになることから、そして、あなたの最も高き可能性から、あなたを遠ざけている、古代の核心となる怖れと幻想を、あなたが手放すにつれ、私たちは共に、あの時の栄光を取り戻すでしょう(訳者註5)。私は、いつも、あなたの側にいて、あなたを導き、守り、保護します。あなたは、この上なく深く愛されています。

訳者註5:核戦争で、火星が荒廃し、火星の魂の成長の場が失われたとき、宇宙の高等評議会から、当時、うまくいっていたレムリアに、「火星の魂を受け入れてくれないだろうか?」という要請がありました。慈悲深いレムリア人たちは、彼らを受け入れることに同意しました。しかし、やがて、レムリアは、好戦的な火星の魂たちに汚染され、地球と人類は3/4次元の密度に沈んでいきました。その失敗と悲しみの記憶、自分は価値がないという思い、そして、怖れと幻想が、人類の核心的な記憶として潜在意識に深く刻印されました。
マイケルは言います、「それは、予想されていなかったことです。あなた方の責任ではありません」と。
今、あなた方の核心となる怖れと幻想を手放し、夢にまで見た故郷に戻る時です。
そのために、アルファ瞑想、無限呼吸、チャクラトーニング、光のピラミッドをこつこつと実践して下さい。


私はアーキエンジェル・マイケルです。


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<>イニシエーションの道<>ロナ/神聖な書記<>

訳者註6:マイケルの毎月のメッセージを終えるに当たって、ロナが、簡潔に、分かりやすく、僕たちがアセンションの道で遭遇(そうぐう)することや、大切なこと、必要なことをまとめてくれました。
どうぞ、あなたのアセンションの旅に役立てて下さい。
なお、ロナから僕たちに当てた、11月の簡単なお知らせと12月のメッセージがあります。翻訳が終わり次第、ブログにアップします。仕事の都合がありますので、少し、お時間を下さい。


なお、毎月のメッセージは、内容的には、今月で終了です。
マイケルは、毎月、宇宙のこと、地球のこと、人類のこと……様々なことを話してくれました。その内容は、多岐にわたっていて、整然とまとまってはいません。それは、僕たちが、故郷に戻るアセンションの旅を行く上で、実に様々なことを知っている必要があったからでした。「コレコレをしなさい!」と箇条書きにして済む問題ではなかったからです。まず宇宙の仕組みを知り、宇宙の真理を知り、宇宙の法則を知る必要がありました。それらを理解して、はじめて、僕たちは、アセンションの道に一歩を踏み出すことが出来るのです。ですから、これまでの毎月のメッセージを、くり返し、くり返し、読んで、さらに理解を深めて下さい。
僕以前のメッセージの翻訳は、「大内博の世界」をご覧下さい。インターネットでご覧になれます。


最も親愛なる友:
イニシエーションの最初のレベルは、エゴの人格が、魂と融合したときに起こります(訳者註7)。あなたは、あなたの欲望体の我れ(自己)を、魂と調和させるよう努力しなければなりません。あなたは、ハイアーセルフ/オーバーソウルとのつながりを再確立しようとするとき、魂の我れを、いつも側にいる仲間とするよう努めなければなりません。あなたは、徐々に、現実の複数のレベルを再調整するプロセスを開始します。そして、あなたは父にして母なる神の火花であり、自分には神聖な運命があることを、疑いもなく、知ります。この時点で、大抵の場合、あなたが、ハイアーセルフと直接、交信することはありません。それは、後に、起こります。

訳者註7:政治資金パーティーの問題、ウクライナ紛争、イスラエルとパレスチナ紛争、アメリカと中国の貿易摩擦と覇権(はけん)争い……など、地上の紛争と対立のすべては、人類のエゴから起きています。マイケルは、あなた方人類のすべて、そして地球上に存在するすべてのものは、光のウェブ(光の糸)でつながれています。ただあなた方には、それが見えないだけなのです」という。
人類のすべての問題は、エゴの一語に尽きます。
僕たちは、人類という全体を構成する個であり、個の運命は全体の運命であり、全体の運命は個の運命であることを知れば、エゴは無益であり、無力であることを知ります。
あらゆる人類の問題と、あらゆる地球の問題を解決する、最も簡単かつ効果的な方法は、「すべてにとっての最善を願い、行動する」ことです。


一定期間を経た後、あなたは、ある教師やガイドに引き寄せられます。これはまた、組織化された宗教や、目覚めの初期段階にいる学生のグループを通じて行われることもあります(訳者註8)。あなたは、おそらく、道の途上で、あなたの前を行く、他の人たちに従うでしょう。そして、あなたは、あなたの力の一部を放棄して、彼らを崇拝することさえあるかも知れません。未来のいつの日か、あなたは、これは、自らのマスターに至る、適切な道ではないことを理解します。そして、あなたは、多くの異なった源(情報源)から、自分自身の真実を探し始めます。他の人たちに耳を傾け、彼らから学ぶことは適切です。しかし、あなたは、常に、内面から、あなた自身の真実を検証しなければなりません(訳者註9)。

訳者註8:僕の場合、マスター教師である、白光真宏会(びゃっこうしんこうかい)の五井昌久先生との出会いが、それに当たります。僕は、五井先生から、スピリチュアルの基礎と本質を学びました。そして、やがて、「光の翼」を通して、マイケルと運命的な出会いをすることになります。
スピリチュアルな目覚めと学びは、宗教や学びのグループを通じても行われるようです。世界には、いったいどれくらいの宗教人口がいるんだろう? とすれば、地球上には、スピリチュアルな世界に目覚めた、膨大な数の人たちがいることになる。


訳者註9:ウクライナ紛争、イスラエルとパレスチナ紛争、他、世界の紛争の背景には、必ずといってよいほど、宗教的対立があります。また、世界には、アフガニスタン問題や統一教会などの様々な宗教問題があります。人類の歴史を見ると、宗教は、国を治める上で、人民の行動を道徳的に、倫理的に規制する基準として採用されました。国家を平和に維持し、発展させるためには、平和な社会秩序が必要だったからです。そのための国民の行動指針となったのが、宗教でした。しかし、残念なことに、宗教の教えや教典の中には、必ずしも真実とはいえないものも少なくありません。

その最大の原因は、地球と太陽系の周りに設置された、通過不能の輪です。人類の創り出す、低周波のエネルギーで、この亜宇宙が汚染されないように、地球の周りと太陽系の周りに、光の膜から成る、通過不能の輪が設置されました。それによって、地球は、高次元との交信が遮断(しゃだん)され、地球は宇宙の孤児になりました。以来、人類は、迷信と迷妄(めいもう)の世界を彷徨(さまよ)い歩いてきました。したがって、宗教には多くの間違い、誤りがあります。

宗教で一番問題となるのは、神や教祖や教典に対する盲目的崇拝です。それは、風の元素/エネルギーが不足していることを示しています。風の元素は、頭脳、スピリチュアルな思考、抽象思考、科学的思考と関係しており、不足すると、理性的に思考することが出来なくなります。また、思考が硬直して、頭が固くなり、思考の柔軟性を失います。
4元素(火の元素、水の元素、風の元素、土の元素)は、7つのチャクラと深く関わっています。したがって、4元素を強化するには、チャクラトーニング(2022年8月メッセージ/訳者註9をご覧下さい)が大変有効です。宝石を使って強化する方法(2022年2月のメッセージ/訳者註4をご覧下さい)もあります。マイケルの道具は、辛抱(しんぼう)強く、こつこつと続けることが大切です。そうすれば、やがて大きな成果が表れます。


あなたは、道の途上で、心を惑(まど)わせるような、いくつかの魅力に惹(ひ)きつけられるかもしれません。それは、富や力や財産、あるいは、特別な人間関係を過度に重要視したり、過度に求めることを意味します。そして、それは、あなたのスピリチュアルな成長にとって、有害である可能性があります。私たちは、神聖な物質(訳者註:アダマンタイン粒子)の宇宙の流れに、アクセスすることが出来ます。ですから、私たちは、私たちの求めに応じて、豊かさが無限に供給されることを知る必要があります。しかし、私たちは、正しい心構えと価値観を育(はぐく)む必要があります。富は、私たちの生まれながらの神聖な権利であることを理解しなければなりません。しかし、それは、私たちの一時的使用のために、貸し出し中です。豊かさの周波数が、私たちを通じて流れ、私たちが必要なものを取った後、残りが物質世界に流れ出ていくことを許可するために、私たちは、スピリットの贈り物を軽く握りしめなければいけません(訳者註10)。これは、私たちが、何度も、何度も、創造主の光のアダマンタイン粒子で満たされるようにするためです。

訳者註10:「富は軽く握りしめなくてはいけません!」とマイケルはいう。なぜだろう? それは、あまりにも強く握りしめていると、指の間からこぼれ落ちてしまうからです。なぜこぼれ落ちるの? それは、富はエネルギーだからです。「エネルギーは循環しなければならない!」と言うのが、宇宙の法則です。したがって、あなたのところで、エネルギーの流れをせき止めてしまうと、もはやあなたのところに、新たなエネルギーは流れ込んでこなくなるのです。

必要なものは、必ず与えられると信じて、喜んで、自分ために富を使い、残った分は人のために、社会のために、使って下さい。
僕が、毎日、唱えている確言をご紹介します。
「私が必要とするもののすべてが、私が望むもののすべてが、私が気づく前に与えられます。そして、それらは、私自身の最善のために、すべての人々の最善のために、すべての存在の最善ために使われます!」


確言は、潜在意識を書き換え、再プログラムするための重要なテクニックです。
確言を唱え続けているうちに、それは、やがて、あなたの新たな現実として現れてきます。
というのは、新しいあなたの潜在意識(思考)が、新しいあなたの現実を創り出すからです。
そのほか、毎日、僕が唱えている確言をご紹介します。
「私は、心身ともに完璧に健康で、若さと活力に満ち溢れています。私が地上を去るその時まで、私の肉体と精神は最高の状態で機能します」
「私は、常に、愛と喜びと安らぎと感謝、そして、平和と至福と静けさの中で生きています」
皆さんも、自分に必要な確言をつくって、唱えて下さい。アルファ瞑想の後に唱えると、潜在意識に定着しやすくなります。


私たちが、私たち個人の周波数を持ち上げ、洗練するとき、私たちが利用する、明確な亜次元のエネルギー帯(密度帯)、すなわち、高次元意識の周波数パターンがあります。私たちの物理的存在の振動パターンや、三次元と四次元下部のオーリック・フィールド(オーラフィールド)は、エネルギーのサインと呼ばれます。私たちが上昇する道に沿って取り入れる、高次の周波数から成る、振動パターンは、魂の歌と呼ばれます。私たちは、これらの振動パターンを統合し、ハイアーセルフのより洗練されたレベルと同調します。私たちの思考形態は、より高い周波数で振動し始め、私たちの外の世界は、徐々に、私たちの今の現実の絵に合うように、再編成されます(作り変えられます(訳者註11))。これは、あなたのハイアーセルフと交流し始めるのに適切な時期です。あなた個人の世界をどうしたいのか、未来に何を望むのかを視覚化し、創造し始めると有利です。地球の境界(束縛/そくばく)を超えた現実を受け入れ、視覚化することを、あなた自身に許す時です。あなたはまた、大衆意識の信念構造の制約と制限から解放され始めるでしょう(訳者註12)。

訳者註11:あなたの周波数が上がると、つまり、あなたの愛の周波数が上がると、その周波数に合わせて、外の世界の周波数も上がっていき、あなたを取り巻く外の世界(環境)は、それに合わせて再編成され、つくり変えられます)。あなたの愛の周波数が、5次元の愛(神聖な愛)の周波数に近づけば近づくほど、あなたはより天国に近いに環境に生きることになります。あなたの現在の愛の周波数は、あなたの周りに集まってくる人たちを見れば分かります。あなたの周りの人たちが、愛情深く、優しく、親切なら、あなたの愛の周波数は高いといえます。

訳者註12:今、あなたは、地球市民から宇宙市民に進化するプロセスにいます。3/4次元の限界を超え、すなわち、地球を超え、この太陽系を超え、さらに銀河を超え、さらにこの亜宇宙を超える、壮大な夢と未来を受け入れ、視覚化して下さい。そうすることで、その夢と未来の実現をスピードアップすることが出来ます。あなたは、3/4次元の時間と空間を超えて、永遠の今が支配する、新たな世界に飛び立とうとしています。そこでは、すべてが一瞬にして可能です。あなたはどんな人にでもなれます、考え得るすべての能力を持っています、時を超えて存在し、空間を超えて存在し、この大宇宙を自由に飛翔することができます。
3/4次元の限界を超えた、あなたの壮大な夢、壮大な理想を心に思い描いて下さい。


3/4次元の現実において、私たちは、人種のカルマ、国のカルマ、家系と個人のカルマの周波数帯によって、影響されます(訳者註13)。あなたが、同意を破棄し、許し/許され、また、解決するために持ち出した、エネルギーコードの付着物を切断するプロセスを通り抜けるとき、あなたは、過去のカルマの負債のすべてを超えていくプロセスを加速しています(訳者註14)。あなたの洗練された周波数は、混沌、対立、欠乏の振動帯の上に、あなたを引き上げます。これらの低次の周波数は、互換性のある周波数パターンが内部にある場合にのみ影響します。”無条件の愛の周波数を世界に向けて放射するとき、聖心の中心にとどまり続けなさい”と、私たちがたびたび言われてきた理由が、そこにあります。これは、あなたが恩寵(おんちょう)の状態を経験し始める時です。

訳者註13:人は、人種のカルマ、国のカルマ、家系のカルマ、あなた自身のカルマを背負(せお)って生まれます。あなたが黄色人種として生まれ、日本人として生まれ、その家系に生まれたのには、理由があります。あなたは、古代から抱えてきた、自分自身のカルマを解消するために、最適な人種、国家、家系を選び取ったのです。

国家とは何か? 同じ黄色人種、アジア民族でありながら、日本と中国と韓国は、どこが違うのだろうか? それは、言語、宗教、政治、経済、伝統、慣習……などの文化の違いです。日本、中国、韓国は、それぞれの民族の経験を通して、独自の文化を築いてきました。それが、3つの国家と国民の特徴を創り出しました。
日本は、国を挙(あ)げて、太平洋戦争に突入し、中国に満州国という傀儡(かいらい)政権を樹立し、韓国を植民地化しました。中でも、韓国では、学校における日本語教育を義務化しました。言葉は、文化の基礎となるものであり、国民の心を一つにまとめていく大切な手段であり、道具でもあります。わが国には、言霊(ことだま)という言葉がありますが、これは「言葉には霊的な力がある」という意味です。韓国の人たちから、母国語である韓国語を取り上げたということは、韓国という国を消滅させるに等しい暴挙でした。中国は、歴史上、長い間、韓国の宗主国でしたが、韓国人を「中国語を読み・書き・話す漢民族」に変えようとはしませんでした。韓国の人たちから、日本人が、中国人より嫌われる理由はそこにあります。韓国の歴史に干渉し、介入した日本は、韓国の国家と人々がそのトラウマを克服し、自らの足と力で歩きだすまで、見守り、責任を負わねばなりません。これは、けっして道徳論で言っているのではなく、宇宙のカルマの法則の帰結です。これが、日本という国が持つカルマの一つです。日本人は、程度の差こそあれ、等しく、このカルマに対して責任を負わねばなりません。


宇宙は多様性があるからこそ進化するのです。多様性がなければ、宇宙は一色(ひといろ)で、凍(こお)りついてしまいます。
夜空は、多くの星が、それぞれの輝きとタイミングで、きらめいているからこそ美しいのです。
人は、多様性を尊重し、愛さねばなりません。
そうすれば、他人を傷つけたり、他国を侵略したりすることはないでしょう。


訳者註14:あれほど深く愛し合ったのに、結局、別れることになってしまった。そんな夫婦、恋人たちは多いのではないでしょうか? また、愛と優しさと思いやりで結ばれているはずの親子、兄弟姉妹、職場の仲間、友人、知人たちが、嫌い、憎み合い、対立することもあるのではないでしょうか? 思い当たる人は、「許しの贈り物の瞑想」を行う必要があります。この瞑想によって、あなたは、相手とのカルマの相互作用から解放され、真に自由に生きることができるようになります。そうでなければ、未来のいつの日か、あなたは、再び、その人とめぐり会い、葛藤を通して、カルマのレッスン(教訓)を学ばなければなりません。
「同意を破棄する瞑想」も有効ですが、ここでは省略します。

この「許しの贈り物」は、人間関係だけでなく、過去、現在、未来にわたって、あなたが創造した/創造する、ネガティブな思考、行動、行為のカルマのすべてを解消して、あなたは真に霊的な自由を獲得し、恩寵の状態に入ることができます。恩寵の状態とは、カルマを超えて、すべてが許される状態です。なお、4次元の中間局面(第4亜次元)に到達すると、あなたは自動的に恩寵の状態に入ります。
できるだけ頻繁(ひんぱん)に、「許しの贈り物の瞑想」を実践されることをお勧めします。


「許しの贈り物の瞑想」(2022年7月のメッセージより引用)
あなたの感情体、精神体、エーテル体は、許しの贈り物を通して、癒され、全体性に戻る(訳者註:分裂した自分が、統一された、真の自分に戻る)ことが出来ることを、忘れないで下さい。鏡の前に立ち、自分の目を見つめるか、あるいは、あなたの光のピラミッドに入り、クリスタルのテーブルの上に横たわって下さい。そして、自分自身に言って下さい。
”私は、この現実あるいは他の現実において、神聖な愛の周波数で構成されていない、いかなる行動、思考、行為についても、また過去、現在、未来についても、自分自身を許します。私は、今生あるいは他の生涯で、私を不当に扱ったと感じる、すべての人を許します。そして、私は、私たちが一緒に創造した、すべてのネガティブな記憶、詰(つ)め込まれたエネルギー、あり得る未来を、愛の泡(あわ)に包んで、彼らに返します。許しの天使にお願いします。私が、魂に焦点を絞(しぼ)った、ハート中心の光の運び手となり、自らのマスターとなれるよう、私の存在のすべての側面に、愛/光の周波数を浸透させて下さい”
 
そして、深く、呼吸しながら、神聖なハートセンターに入って下さい。純粋な愛/光が、あなたのハイアーセルフを通して、あなたの隅々(すみずみ)まで注がれるのを許可して下さい。この神聖な愛のエリキシル(万能薬)が、まさにあなたの存在の深みに浸透するとき、ハートセンターが拡張するのを感じて下さい。神聖な愛は、あなたを縛(しば)りつけ、制限し、カルマの相互作用に巻き込む、あなたが自分自身の周囲に作り上げた束縛から、あなたを自由にします。あなたが、この愛を否定するとき、あなたは、あなたの遺産と神聖な生まれながらの権利を否定しているのです。自分は許しに値するという真実を受け入れたと感じるまで、必要なだけ頻繁(ひんぱん)に、このエクササイズを行って下さい。
 
エネルギーコードの付着物とは、あなたと相手をつなぐ、プラニック・チューブのことです。人と人の間に、対立、争い、葛藤があるとき、二人の第3チャクラ(太陽神経叢)が、プラニック・チューブと呼ばれるエネルギーコードでつながれ、たがいに感情的エネネルギーの奪い合いをします。相手に自分の主張を押しつけ、相手を支配しようとするとき、あなたは、プラニック・チューブを通じて、相手のエネルギーを奪い取っているのです。マイケルは、このエネルギー泥棒をやめなければいけないと言っています。


あなたは、自分自身と自分の能力に、強い信念を育てる必要があります。あなたは、顕現と豊かさの宇宙の法則を活用し続けるために、学び、努力しなければなりません。あなたは、エゴの欲望と魂の欲求を区別することを学ばなければなりません。エゴの欲望は、外の世界に焦点が合っており、決して満たされることはありません(訳者註15)。魂の欲求は、内面に焦点が合っており、それは私たちのより大きな利益(善)のためのものです。私たちは、マスターとして、毎日を生きる方法、また、豊かさの宇宙の法則を理解し、使用する方法について、明確な指示を与えられています。

訳者註15:お金が欲しい、人の上に立ちたい……それが、あなたのエゴから発したものなら、それは永遠に満たされることはありません。どんなにお金を儲(もう)けても、どんな大きな権力を手にしても、あなたは、永遠に、渇望(かつぼう)の中で生きることになります。たとえ人に羨(うらや)ましがられたとしても、そこに安らぎと満足はありません、穏(おだ)やかで、幸せな人生はありません。

あなたは、自らの考えで行動する人にならなければいけません。他の人々や環境に反応するだけの人であってはいけません。私たちの亜宇宙は、二元性と二極性、そして対立(正反対)の実験です。私たちは、私たち独自の物質的現実を創造するために、自由意思を使って、”神を演じる”機会を与えられています。ネガティブな行動は、結果的に、痛みと不快に満ちたレッスン(教訓)をもたらします。そして、それは、うまくいけば、その方法が誤りであることを私たちに教えてくれます。気づいている人は、彼/彼女の行動の正当性(妥当性)を通じて学んでいきます(訳者註16)。私たちが学んだ教訓は、マスターシップ(マスターとしての地位)の叡智になります。

訳者註16:気づいている人って、何に気づいているの? 宇宙の真理、宇宙の法則を理解し、自分の思考、言葉、行動が、宇宙の真理、宇宙の法則に合っているかどうかに気づいている人です。彼らは、自分の思考、言葉、行動の妥当性を、自ら検証しながら学んでいきます。

あなたは、時間は柔軟であり、構造化された3/4次元の現実や、線形の(訳者註:過去→現在→未来へと一方向に流れる)、出来事に重点を置く、時間管理の基盤(基礎的あり方)に限定されるものではないことを理解しなければなりません。私たちが知っている時間は、過去20年間で、劇的に、スピードアップしています。私たちの周波数パターンが加速するにつれて、それは加速し続けるでしょう。あなたは、時間を拡大したり、収縮したりする能力を持っています。ですから、未来のヴィジョンに時間や条件の制限を課すことによって、あなたの顕現の能力を制限しないことを学ぶことが重要です(訳者註17)。あなたが、仕事場のピラミッド(訳者註:光の仕事場のピラミッド)のクリスタルのテーブルの上に、ヴィジョンやプロジェクト(計画)を置くときは、いつも、次のように言って、依頼して下さい、”これ、またはそれ以上のものが、適切な時に、すべての最善のために、顕現されますように!” (訳者註18)

訳者註17:あなたは、今や、多次元的存在で、複数の次元を行ったり来たりしています、あなたが高次元に行くとき、時間は短縮し、低い次元に行くとき、時間は拡大します。あなたは、もはや、過去→現在→未来へ一方的に流れる、線形時間の流れの中に存在していません。今、あなたは、時間を縮小したり、拡大したりする能力を持っています。ですから、あなたが夢や未来を語るとき、いかなる時間の制約も設定してはいけません。また、いかなる条件や制限もつけてはいけません。というのは、高次元では、すぐさま思考が現実になるからです。今、あなたは、一振(ひとふ)りで、あらゆるものを創り出す、魔法の杖を持っています。

夢を実現する鍵は、あなたの周波数です。あなたの周波数が高ければ高いほど、すなわち、あなたの思いが愛に満ちていればいるほど、夢はより速く、より完璧に実現します。あなたが、宇宙の真実と法則に従って生き、愛に溢れているとき、夢はあなたのすぐ側にあります。
マイケルのメッセージを読み、マイケルを学んで下さい。そして、マイケルが与えてくれた道具を、日々、実践して下さい。
マイケルのメッセージと道具は、他のどんなスピリチュアルなメッセージや瞑想法と比較しても、例えようもないくらい合理的で、実践的で、群を抜いて優れています。


訳者註18:次のように、神様にお願いして下さい、「神様、別れた彼と仲直りして、もう一度、一緒に、あの湘南の海に行けますように! あるいは、もっと良い解決法があれば、それを!」と。ここで大切なことは、あなたの願いが、いつ、どのような形で実現するかについて、期待を手放すことです。というのは、あなたの願いが、果たして、あなたにとって(註:あなたの霊的進化にとって)最善であるかどうか、あなたには分からないからです。もしかすると、彼との別れは、カルマ的完了を意味するのかも知れません。あなたにとって、最善の解決法を知っているのは、神様だけです。そこで、「あるいは、もっと良い解決法があれば、それを!」という言葉を、願いのあとに付け加えるとよいのです。つまり、神様にすべてを委(ゆだ)ねるのです。そうすれば、あなたは、あなたにとって、最高にして最善の運命を約束されることになります。

あなたは、周囲の人たちに対して、忍耐強くなければいけません。そして、彼らが目覚めのプロセスの何処(どこ)にいるのが適切であるか、知らねばなりません。あなたは、誰のスピリチュアルな成長に対しても責任はありませんが、自分自身の成長に対しては責任があります。あなたは模範となり、支えとなるべきです。しかし、あなたは、あなた個人の真実や欲求を、他の人に押し付けてはいけません。魂の旅は、非常に個人的な経験であり、人は誰も、その人自身の方法で、その人自身の時間で、意識の複数のレベルを通り抜けなければなりません(訳者註19)。

訳者註19:夫婦、恋人の中には、霊的な意識レベルが相当異なったカップルがいます。意識的に進化したあなたから見れば、彼が幼(おさ)く見えます。そして、「どうして、そんなことも分からないの?」と歯がゆくなります。でも、待って! あなたは忍耐強くなければいけません。というのは、人は、体験を通して、一歩ずつ、霊的進化の道を歩いて行くからです。霊的成長には、時間が必要なのです。彼が、今、霊的進化のどのレベルにいるか、適切に、判断し、理解しなければなりません。霊的レベルが低いからといって、彼があなたより劣っているとは限りません。あなたと比べて、人間としての経験が浅い分、彼は、あなたよりハートが開いていて、無邪気で、天真爛漫です。そんな彼を愛して下さい。
愛は、叡智も、理知も、知識も、知性も、関係ありません。

ただ好きなのです。ただ愛しいのです。それが愛です。

あなたは、スピリットの静寂(せいじゃく)と魂の聖域の中で、心地よさを感じることを学ばなければなりません。あなたは、本当は、誰であるかを発見するために、孤独を経験しなければなりません。あなたは、あなたの内なる世界が、あなたの物理的現実より、さらにもっと大切であることを学んでいます。あなたは、あなたの感情的、精神的能力をアップグレードしようと努力する中で、直感レベルから機能する方法を学ぶために、内面に戻らなければなりません(訳者註20)。あなたは、あなた自身の思考に、そして最終的に、自分と魂とハイアーセルフの間の交流に心地よくなれるように、瞑想能力を育てなければなりません。能動的瞑想と受動的瞑想の両方があります。能動的瞑想は、あなたの神の我れ(自己)に、あなたが顕現したいものや、理解したいことを伝えます。受動的瞑想は、答えを聞き/受け取れるように、マインド(心、精神)を静めます(訳者註21)。

訳者註20:日々、考えたり、解決しなければいけないことが、たくさんあります。思いあぐねて、夜も眠れない日があるかも知れません。でも、もう頭(大脳)で考えるのはやめましょう。大脳は、精神体に支配されています。精神体は、保守的で、いつも未来に不安を抱いており、現状維持を願っています。したがって、大脳から導き出される結論は、大抵の場合、悲観的で、打算的で、ネガティブです。物事は、すべて中立で、良い出来事も、悪い出来事もありません。良い出来事にするか、悪い出来事にするか、すべてはあなた次第、つまり、あなたの考え方次第です。物事をポジティブに解決するためには、光の思考が必要です。光の思考は、高次元から、あなたの直感を通してやってきます。大脳で考えるのではなく、高次元からもたらされる直感に従って、すべての存在にとって最善であるように、愛をもって、解決して下さい。そうすれば、万事、うまく、順調に進むでしょう。


訳者註21:瞑想習慣をつけて下さい。それは、あなたが霊的進化の道を歩いていく上で、とても重要な習慣です。僕は、毎日、寝る前に、30~40分間、アルファ瞑想、無限呼吸、地球と人類を癒す紫色の炎の瞑想、そして時々、5×5再生の呼吸法、光のピラミッドなどをやります。それは、僕にとって、心を静め、内面に集中し、マイケルに思いを馳(は)せ、自分のこと、家族のこと、友人のこと、世の中のこと、そして世界の出来事を考える、とても大切な時間です。

あなたは、意識と内なる輝きにおいて進化するにつれ、平和的で、断固とした行動の人になるでしょう。あなたは、聖心の愛情に溢れたエネルギーを通して濾過(ろか)された、神聖なマインドの叡智を使うことを学ぶにつれ、人格の変化を経験するでしょう(訳者註22)。あなたが眠っている間に、あなた個人の5次元の光のピラミッドの中に安置されている、エーテルのレプリカに、高次のより洗練された光の周波数が、徐々に、ダウンロードされます。時間が経つにつれて、ネガティブで不調和なエネルギー、つまり、ダーククリスタルの(訳者註:暗いクリスタル状の)エネルギーのすべてが、より洗練された、高次の振動の種子の光のクリスタルに置き換えられます。

訳者註22:世の中には、大いなる知性の人がいる。ノーベル賞を受賞したり、文学賞を取ったり、専門家や評論家として活躍している人たちもいる。マイケルは、よく叡智という言葉を使う。その叡智は、優れた知識や知性を指しているのではない。「聖心の愛情に溢れたエネルギーを通して濾過(ろか)された知識や知性」を指している。どんなに素晴らしい科学的発見をしたとしても、どんなに優れた経済学理論を創出したとしても、どんなに的確な評論をしたとしても、聖心の愛の眼差(まなざ)しを持たない限り、それはけっして自分も、人も幸せにはできない。
叡智とは、聖心の愛と光に裏打ちされた知識であり、知性であると言ってよいだろう。


時間が経つにつれ、あなたの態度、欲求、存在の在(あ)り方、そして他者との関わり方は、劇的に、変化します。あなたが過去に楽しんだ活動や娯楽の多くは、もはやあなたの興味を引かなくなります。あなたが、高次元のエネルギーと同調するにつれ、多くの友人が、あなたの周りで居心地(いごこち)が悪くなり、もはや彼らとの共通点がなくなります。AAマイケルは、”あなたが引きつける友人や環境によって、あなたは、自分の周波数パターンのレベルを観測することができます”と私たちに言います(訳者註24)。あなたの他者との交流は、概(おおむ)ね、親切で、相互に満足できるものですか? それとも、あなたは、周囲の人たちと対立、および/あるいは、ストレスの多い状況を経験していますか?

訳者註24:相性が悪い、趣味が合わないなど、人の別れには、いろんな理由がある。夫婦や恋人たちも、そうだ。長年、連れ添(そ)った夫婦が、中年、晩年になって別れることも少なくない。その中には、夫婦の周波数の違いから生まれる、別れもある。妻は人として成長したけれど、夫は若い頃のままで、あまり成長がない。その逆もあるだろう。これは、商売をやっていても、感じることだ。マイケルを学ぶにつれ、次第に、商売の相手が変わってくる、仕入れ先も、お客さんも変わってくる。あなたの周波数が、似たような周波数を持つ人々を、あなたの周囲に集める。つまり、あなたの周波数が、あなたが生きる現実を創り出しているのです。
「類は友を呼ぶ」ということですね。


徐々に、あなたは、低次の振動の社会的状況から撤退(てったい)します。あなたは、あなたの周囲の振動とエネルギーに、より敏感になります。あなたは、自分自身のニーズ(必要性)を満たすことが、いかに重要であるかを理解し、自分が周囲に創り出している、安定と静けさを大切にするようになります。あなたは、主流となっている社会の中で、自分が参加したいと思うイベントや交流について、非常に選択的になるかも知れません。あなたの意識が洗練され、ハイアーセルフや天使のヘルパーによって、あなたの前に、新しい機会が置かれたとき、あなた方の多くは仕事、あるいは、天職さえ変えるかも知れません(訳者註25)。あなたが、”神の御心(みこころ)がなされますように!”と言い始めるとき、そして、本当に意味するとき、あなたは、スピリットに、あなたの最大の善のために、とりなす許可を与えます。そして、それは、常に、あなたの神聖な青写真と一致しています。あなたが、神に奮(ふる)い立たせられたマスターの生きた模範になるにつれ、あなたは、周囲のすべての人たちに、有益な影響を与え始めます。あなたが、穏(おだ)やかに、そして勤勉に、聖心の中心に意識を集中し、真の力を与えられ続けるにつれ、あなたは、平和と愛のオーラを放ち始めるでしょう。

訳者註25:運命の転機が訪れることがある。小さなトラブルをきっかけに、僕は会社を退職することになった。「さて何をやろうか?」と僕は考えた。僕は、今でも、書くことが好きで、編集という仕事が大好きだった。しかし、編集はやり尽くした感があった。そこで、僕は、まったく新しい仕事をしたいと思い、父の自然療法の研究をビジネスにしたいと思った。商売は、新しい能力を僕に要求する。僕は、あまり人づきあいが得意ではない。そんな僕が、人づきあいそのものともいえる、商売を始めたのだから大変だった。電話で、お客さんと何を話していいか分からず、しどろもどろの有様(ありさま)だった。そんな僕も、今では、優秀ではないが、並みの商売人にはなれたような気がする。商売人になって、社会と人について、多くを学んだ。あのまま編集者でいたら、平穏な人生だったかも知れないが、人について、人生について、そして社会について、深く学ぶことはなかっただろう。
人生の転機を、思い切って、前に進んでよかったと、心からそう思う。


あなたは、それがあなたの前に明らかにされたとき、あなたの高次の真実を生きることに熟達するでしょう。あなたの信念が、神聖なマインドと聖心の叡智に基づいているとき、あなたは、どんな状況でも、自信と決断を醸(かも)し出すでしょう(訳者註26)。自らのマスターとしての習熟度が増すにつれ、あなたは、成長のための挑戦と機会を、より高い視点から見始めます。あなたのアセンションの旅には、意識の変化と拡大のための多くの機会があるでしょう。また、忍耐力を強化し、差し出された特定の状況を受け入れる機会もあるでしょう。私たちが教えられてきたように、大きな喜びや至福の時さえもあるでしょう。そして、今もなお、克服すべきストレスの多い状況もあるでしょう。また、悲しみや頼りなく不安な時もあるでしょう。しかし、進化するにつれて、私たちは、中心から大きく外(はず)れて、ネガティブな場に、自分自身を投げ入れることなく、これらの経験を通り抜けることができるでしょう(訳者註27)。

訳者註26:商売をしていると、日々、様々な判断と決断に迫られる。商売は、まず利益を考えなければいけない。どうすれば、より得(とく)するか? より大きな利益を出せるか? そんなとき、大脳だけで考えないことが大切だ。大脳の出す結論は、これまでの経験に基づくものにすぎない。大脳は、新しい取引や新しい商売人相手に、正確に、正しく、対応できない。結局は、これまでの経験を総動員して、あれこれ考え、迷うことになる。

あなたの商売の信念が、神聖なマインドと聖心の叡智に基づいているなら、すなわち、あなたの商売の信念が、愛と叡智に基づいているなら、いっさい迷いは生じません。あなたは、揺(ゆ)るぎなき自信を持って、決断を下すことが出来ます。その基本は、「すべてにとって最善であることです!」
というのは、そんなあなたのビジネスと商売を実現すべく、宇宙の法則に従って、宇宙の歯車が動き始めるからです。


最も良いのは、近江商人の商売の心得(こころえ)である「三方良し」を実践することです。「売り手良し、買い手良し、世間(社会)良し」の三方良しを実践することです。
そうすれば、商売は繁盛し、衰退することはありません。
「すべてにとって最善であること」は、ビジネスや商売だけでなく、すべてにおいて成功を約束し、保証します。


訳者註27:進化するにつれ、あなたの試練と学びは格段に優しく、穏(おだ)やかなものになっていきます。というのは、あなたの思考、言葉、行動が、二元性と二極性の中心から遠く外れることがなくなるからです。振り子の振れ幅が大きければ大きいほど、あなたの試練と学びは厳しいものになります。
宇宙の真理と法則を学び、マイケルの道具を実践し、可能な限り愛に生きる努力をするにつれ、あなたに訪れる試練と学びは、格段に、優しく、穏やかなものになります。


あなたが進歩し、5次元中間の振動周波数に移行するにつれ、あなたは、ハイアーセルフのいくつかのファセット(側面)を統合したことでしょう。あなたは、今、光/生命の川の流れの中にいます。それによって、あなたは、光のアダマンタイン粒子の絶えることなき流れの中にいます。この時までに、あなたは、あなたのオーバーソウル/ハイアーセルフとの交流に、そして、おそらく、マスターティーチャー(マスター教師)や、進化した天使のガイドとの交流にも、心地よさを感じているでしょう。あなたは、適切なレベルの高次元の叡智にアクセスできるようになり、あなたの高次の感覚能力は、時間と共に、強化され、より強く成長するでしょう。

摩擦(まさつ)による火のイニシエーション:肉体の火(訳者註28)<>太陽の火:魂の火<>電磁気の火:スピリットの火が完了したとき、マスターの地位は、あなたの神の我れ(自己)のより大きく、より偉大なファセット(側面)を融合する、終わりなきプロセスであることを、あなたは理解するでしょう。あなたは世界奉仕者として、あなたの真実の使命に導かれるか、それを示されます。

訳者註28:「2022年6月メッセージ 訳者註7」より引用
あなたが道を進み、高次元の光の振動パターンを利用し始めると、あなたは、宇宙の神聖な火の周波数の激しさの影響を経験するでしょう。あなたは、3つの方法で、宇宙の火の力によって影響されます:摩擦(まさつ)による火:肉体の火(訳者註29)/太陽の火:魂の火/電磁的な火:スピリットの火

 
訳者註29:宇宙の創造は、破壊と再生によって進行します。宇宙の神聖な火は、古きもの、歪(ゆが)んだものを破壊します。僕たちの体も、病んだ部分を取り除かなければ、健康な臓器、組織、器官は生まれません。僕たちの体でも、肉体の火による破壊と再生のドラマがくり広げられています。この破壊が進行するとき、周波数の摩擦によって、肉体は苦痛を体験します。

 

火の元素/エネルギーとは、アダマンタイン粒子のことです。それは、宇宙を創造し、拡大し、突進していく力であり、体験したいという、燃え上がるような情熱です。あなたがアセンションの道を歩いていく上で、最も核心となる元素/エネルギーです。この火のエネルギーを拡大し、強化する、最も重要な宝石がルビーです。3/4次元の現実では、ハートチャクラを代表する宝石はエメラルドですが、高次元ではルビーになります。というのは、僕たちは、高次元では、肉体ではなく、エーテル体として存在し、エーテル体は、火の元素/エネルギーで構成されているからです。
 

 

写真の小指は、ダイヤモンドとルビー→ダイヤモンドは、一緒につけた他の宝石の働きを何倍にも強化します。
薬指は山珊瑚(やまさんご)→珊瑚は水の元素/エネルギーを強化します。水の元素は、幸福感、安らぎ、愛し愛される能力などを強化します。感情的エネルギーは、物事が実現するスピードを加速するための重要な燃料です。山珊瑚は、海底が隆起して、山中で化石となって発見された珊瑚です。母なる海の優しさと母なる大地の力強さをあわせ持つ宝石です。レッドコーラル/赤珊瑚は、今生における、あなたの最も重要な課題であり、運命でもある、「天と地の統合」を表します。写真の山珊瑚は血赤(ちあか)珊瑚様に染めてあります。ネパールの僧たちは、伝統的に、この山珊瑚を数珠(じゅず)として使っています。

あなたは、3/4次元の俗世界で、平和に、生きることを学ばなければなりません。しかし、あなたは、あなた自身がつくり出した、高次元の周波数のオーリックフィールドで、あなた自身を取り囲むことが極めて重要です。これが、”世界の中に居なさい。しかし、その世界の人であってはいけません(訳者註30)”という概念です。それが、あなたに明らかにされたとき、あなたは、あなたの真実を生きなければなりません。あなたは、裁(さば)かないこと、価値判断しないことを実践しなければなりません。そして、あなたの肉体の器が収容できる、最大量の神の光を統合し、放射するよう努力しなければなりません。もしあなたが、これができるなら、あなたは、疑いもなく、自分の地上の使命を完了しました。

訳者註30:「俗世間に生きながら、俗世間の人であってはいけない!」という意味です。大衆社会に生きながら、大衆意識を離脱しなければいけない!」という意味です。その方法は、自分の周波数を上げ、その周波数で、自分の周りの世界を取り囲むのです。そうすれば、あなたは大衆社会にいながら、高次元世界を生き、高次元世界に住むことになります。
これが、マイケルのいう「あなたヴァージョンの天国」です。


そのためには、あなたは、まず、大衆意識を離脱しなければなりません。大衆意識を離脱すると、おそらく、あなたは村八分にされるでしょう。様々な利益や便宜や供与を失うことになるでしょう。
「このメッセージを読んでいる、あなた方は、かつて、村八分に会ったことがあります!」とマイケルは言います。
それでもなお、あなた方は、自らの信念を貫いてきました。
その長い困難な歴史が、今、終わりを迎えようとしています。


永遠の愛と天使の祝福を! ロナ


ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記
著作権:ロナ・ヴェザーネ(copyright © 2000/2024 by Ronna)
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<>E-mail: RonnaStar@earthlink.net
***ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記**
Japanese translation by Toshichika Kuga
*この文章の伝達者として、私ロナ・ハーマン・ヴェザーネは、アーキエンジェル・マイケルの名において万国著作権を主張します。友人との個人的な共有や、ウェブサイトや出版物への投稿は情報に改変・抜粋・付け加えがないかぎり認められますが、著者と私のウェブサイトのアドレスを載せてください:
www.StarQuestMastery.com

 

2023年10月 アーキエンジェル・マイケル メッセージ アセンションの途上で統合すべき強力な心の概念

 

https://www.ronnastar.com/

ロナを通して

(翻訳:空閑俊親)

 

翻訳および青字のコメントは、現在の私の知識と理解と考えを反映するもので、必ずしも正しいとはいえません。できる限り、正確を期すよう努力していますが、限られた時間での翻訳とコメントであり、私の力不足もあって、間違いや不備もあろうかと思います。どうかご容赦下さい。なお、青字のコメントは、皆さんの理解や考える上での参考にしていただければと思い、載せてあります。あなたが納得できるものだけを採用し、他は無視して下さい。無用と思われる方は、青字のコメントをとばして、メッセージのみをお読み下さい。

 

アセンションの途上で統合すべき強力な心の概念

 

<><>”あなたは、周囲の人たちに、無条件の愛を表現するよう努めなければなりません”と私たちが言うとき、それは、自己表現のその特定のレベルに対して、達成可能な最も高い愛の周波数を意味しています。愛の周波数は、あなたが、自己意識のより洗練されたレベルに到達するごとに、力と完全性を増します。”純粋な完全性は、最高創造主のエッセンスにおいてのみ可能です”と、私たちがたびたび言ったことを思い出して下さい。個々の断片化された神性の火花はどれも、最も偉大なものから最も小さなものまで、完全な純粋さと完璧さに満たない振動パターンを具体的に表現し、投影します。あなたの目標は、意識の各レベルで、達成可能な最も高い周波数パターンを統合することです。聖心の核の種子の原子の中にある、尽きることのない神性な愛の泉に足を踏み入れるとき、あなたは、あなたの神の両親が中に住んでいることを、疑いもなく、知るでしょう(訳者註1)。

 

訳者註1:「あなたは、周囲の人たちに、無条件の愛を表現するよう努めなければなりません”と私たちが言うとき、それは、自己表現のその特定のレベルに対して、達成可能な最も高い愛の周波数を意味しています……あなたの目標は、意識の各レベルで、達成可能な最も高い周波数パターンを統合することです」

 

これは驚いた! 無条件の愛とは、神や創造主の至高の愛を指すものだと、僕は思っていたのだから……

そうではなく、無条件の愛とは、現在のあなたの意識レベルで、達成可能な最も高い周波数を持つ愛、つまり、現在のあなたに達成可能な最も深い愛だという。だとすれば、無条件の愛の深さは、人によって異なる。大衆とスピリチュアルに目覚めた人の無条件の愛は異なる、愛の深さは異なる。粗野な人と思いやりのある優しい人の無条件の愛は異なる、愛の深さは異なる。

いったい、これは何を意味しているのだろうか?

それは、人は意識において、また愛において、進化する存在であることを示している。

 

犯罪、いじめ、炎上に加担する人たちは、なぜあんなにも冷淡になれるのか、冷酷になれるのか、僕は理解できない。それは、彼らがより高い周波数の愛を知らないからだ、より深い愛の喜びと歓喜を知らないからだと、マイケルはいう。

だとすれば、

人は、意識の発達段階に見合った、愛の周波数しか体験できない。

人は、意識の発達段階に見合った、愛の深さしか与えることはできない、受け取ることはできない。

 

テロスでは、人は数百年~数千年間、生きるという。この地上の短い人生では、多くのことは学べない。その進化は微々たるものだ。原因は、人類が創り出した共同幻想である「死」にある。僕たちは、短い人生と死を通して、輪廻転生をくり返し、意識の進化の道を歩いてきた。

そこに、人類の苦しみと悲しみがある……

だからこそ人は、人に対して寛大でなければならないと、僕は思う。

かつて、あなたが歩いてきた長い、長い道のりを、今、その人たちが歩いている。

そう思うと、僕は、その人たちに対して寛大になれそうな気がする、その人たちを許せそうな気がする、その人たちを愛せそうな気がする。

これが、今の僕の意識レベルにおける、無条件の愛だ!

 

<><>”無条件の愛と神聖な愛の違いは、何ですか?(訳者註2)という質問がありました。すべての意識レベルの中には、あなたが経験するであろう、許容された振動周波数パターンの範囲、すなわち、その発達段階のためにデザインされた二元性の範囲があります。私たちは、これを光と影のスペクトルと呼んでいて、それは、中心を流れる、調和のとれた周波数帯で構成されています(訳者註3)。あなたが、より高次の亜次元レベルを達成するごとに、振動周波数が増えます。メンタル体のために特別に創られた周波数帯、感情体のための別の周波数帯、そして、あなたが、次のより高次のレベルに移動する前に達成されねばならない、エーテル体のためのより精妙な周波数帯があります。あなたが、より調和のとれた振動周波数レベルに移動すると、そのレベルと同調する、ハイアーセルフの断片(分身/一部)が、あなたのソウルスター(訳者註:頭上20~30cmに所にある第8チャクラ)に移動し、住み始めます。経験の最終段階のために、あなたをオーバーライトし(光で包み)、影響を与えてきたハイアーセルフは、あなたの聖心の部屋に移動して、あなたの記憶の種子の原子である魂の我れと融合します。

 

訳者註2:「無条件の愛と神聖な愛の違いは、何ですか?」

無条件の愛とは、今のあなたの意識レベルで、達成可能な最も深い愛。

神聖な愛とは、自他の区別のない、ワンネスの愛、5次元以上の愛……だと思う。

 

訳者註3:「光と影のスペクトル」

すべての意識レベルには、許容された二元性の範囲、すなわち、「光と影のスペクトル」があります。つまり、左右に振れる意識の振り子が、「この間ならば振れても大丈夫」とされる揺れ幅があるのです。これを「光と影のスペクトル」とマイケルは呼んでいます。その揺れ幅は、愛を基準としています。許容された二元性の範囲とは、愛を逸脱しない範囲のことです。それが、許容された二元性の範囲であり、光と影のスペクトルです。

 

<><>聖心の中の炎は、最高創造主の主要な顕現の一つです。創造主の白い火のエッセンスを含む、ダイヤモンドの核の神の細胞の奥深くに、神の種子の原子があります。それは、神なる父の神聖な意思と資質、徳性、属性のすべて、母なる神の神聖な愛、そして、彼らの神聖な子供の知性/直観から成る、魚座のシンボルが含まれています。虹色に輝く父なる神のブルー(青色)/虹色に輝く母なる神のピンク/彼らの神聖な子どもが、”終わりなき世界”を顕現するために旅立つ際に用いる、外観(姿)、資質、徳性、および才能が含まれています。

 

<><>真実の喜びと祈りは、統一(訳者註:すべてが一つに統一されている、ワンネスの状態)が広くいきわたる、聖心と魂から湧(わ)き出てきます(訳者註4)。人間の視点から見れば、あなたの聖心、ダイヤモンドの核の神の細胞、魂は、すべて、あなたの真実のエッセンス(本質)に本来、備わっている、本質な部分であると想像することは難しいかも知れません。あなたが聖心に、意識の焦点を当てると、それは支配的位置(訳者註:他の何よりも重要な位置)を占めているように見えるかも知れません。たとえば、あなたがダイヤモンドの核の神の細胞に、意識の焦点を合わせると、そのパワーと荘厳が前面に出てきます。あなたが、この生涯の、オーバーソウル/ハイアーセルフの魂の断片(分身)のすべてを統合したあと、それらは、聖心の部屋の中にある、あなたの地上の神の種子の原子の小さなファセット(訳者註:宝石のカット面の一つ)になります。そして、それは、最終的に、あなたのソーラーパワーセンター全体を包み込む、燃え上がる創造主の愛の白い火の種子の原子になります。ですから、心から愛する人たちよ、どうぞあなたのエッセンス(訳者註:本質/ここでは、あなたの神の種子の原子)の構成要素を区分けしようとしないで下さい。というのは、それらは、一つに統一された全体の一部になるプロセスにあるからです。

 

訳者註4:「真実の喜びと祈りは、統一が広くいきわたる、聖心と魂から湧(わ)き出てきます」

僕たちは、日々、喜びや悲しみの中を生きている。時には、思わず踊り出したくなるほど、うれしいときもある。また、「神様、どうか就職試験に合格しますように!」と祈ることもある。

今、78歳を迎えて、そんな僕の喜びや祈りも、僕の人生を彩(いろど)る一コマでしかなかったことが、はっきりと分かる。

真実の喜びと祈りは、「ワンネスの愛」から湧き出てくると、マイケルはいう。自分だけの喜びや、自分のためだけの祈りは、時間を超えて永続する、真の喜びや祈りにはなり得ない。

永遠の喜びと祈りは、私とあなたが一つになる、私と万物が一つになる、ワンネスの愛から生まれる。

すべてにとっての最善の思考、言葉、行動から生まれる。

 

燃え上がる、創造主意識の白い火の記憶の種子の元素は、たえず、それ自身を複製します。願い求める祈りを通じて、それらは、最終的に、人類の歪(ゆが)んだ創造物のすべてを変容します。火の元素は、火、空気(風)、土、水、そして霊的なエーテルの5元素の中で、至高の力です(訳者註6)

 

訳者註6:4元素(エーテルについては省略します)については、2022年2月のメッセージ・訳者註4をご覧下さい。

これを見ると、4元素/エネルギーがうまく使われていないと、様々な性格の偏(かたよ)りや欠点、能力の欠如、人生の困難や病気などを経験することになります。これを修正するには、2つの方法があります。一つは、ここで述べている、宝石を使う方法です。これは、宝石を身につけるだけでいいのですから、ぜひ実行して下さい。もう一つは、チャクラ・トーニングによって、チャクラを浄化する方法です。4元素は、チャクラと深く関わっています。したがって、チャクラを浄化すると、4元素の偏りがなくなり、あなたの能力の問題、性格上の問題、病気、人生上の困難や問題などが、徐々に、解消されます。

 

2022年2月のメッセージ・訳者註4で、マイケルは次のように言っています。特に、僕が気になったことを列挙します。

・活力が欠如している人、気分が落ち込みやすい人は、火の元素/エネルギーが不足している。

・しょっちゅう鼻かぜを引いている人は、火の元素/エネルギーが不足している。

・事故に会いやすい人は、火の元素/エネルギーが不足している。

・頭脳が発達していない人は、風の元素/エネルギーが不足している。

・理知的でない人は、風の元素/エネルギーが不足している。

・自分の考えを人に伝えられない、集中できない、考えが硬い(自分の考えにしがみつく)人は、風の元素/エネルギーが不足している。

・自己肯定感の低い人は、風の元素/エネルギーが不足している。

・批判的で、人を羨(うらや)み、妬(ねた)む人は、風の元素/エネルギーが不足している。

・幸福感、やすらぎ、落ち着きのない人は、水の元素/エネルギーが不足している。

・愛し愛されるのが下手(へた)な人は、水の元素/エネルギーが不足している。

・生活や人生に喜びを感じることができない人は、水の元素/エネルギーが不足している。

・仕事や趣味に喜びを感じ、追求できない人は、水の元素/エネルギーが不足している。

・過度に敏感になったり、依存心が強かったり、独占欲が強かったり、優柔不断な人は、水の元素/エネルギーが不足している。

・「人生はすべて、うまくいっている!」という想(おも)いや自信を持てるようになるためには、水の元素/エネルギーが不可欠です。

・胃腸の病気全般、乳房の病気(乳腺炎、乳がんなど)、膀胱の病気(膀胱炎など)は、水の元素/エネルギーの不足が深く関わっています。

・セクシャリティ(男女の別、性衝動/せいしょうどう、性欲、性行動、性的関心)に問題を抱えている人は、水の元素/エネルギーが不足しているかも知れない。

・生き残れるかどうかという、極度の欠乏や貧困に直面している人は、土の元素/エネルギーが不足している。

・殉教(じゅんきょう)者モード、被害者モードに陥(おちい)っている人は、土の元素/エネルギーが不足している。

・決断力に欠ける人は、土の元素/エネルギーが不足している。

・過剰なまでの感覚的欲望、金銭的欲望に溺(おぼ)れている人は、土の元素/エネルギーが不足している。

 

<><>創造の神聖な火(訳者註:アダマンタイン粒子)が、あなたの純粋な意図(訳者註:愛の意図)によって点火され、あなたが、この素晴らしい贈り物を世界に放射できるように、あなたの肉体の器に、最大量の創造主の光のアダマンタイン粒子を引き出すことが重要です。しかし、よく考えてみて下さい。あなたが、最後に、あなたの聖心の内なる聖域に戻ることによって、この上なく素晴らしい神聖な愛の感覚を経験しようとしたのは、いつでしたか? 母にして父なる神の愛を内側に放射して、これまでにあなたが経験した中で、最も深い愛の感覚で、ソーラーパワーセンターが拡大するのを感じて下さい。愛する人たちよ、内側へと行って下さい、というのは、あなたの神の両親が、そこで、あなたを待っているからです。実際には、父にして母なる神の神聖な愛が、あなたが生命の川から引き出した、神の光のアダマンタイン粒子を活性化し、点火します。あなたは、あなたの魂の強さと資質を育てていますか? それとも、あなたのエゴの欲求と弱さを育てていますか?

 

<><>あなたが、通信回線を開き、魂の我れの叡智にアクセスできるようになるまで、あなたの太陽神経叢は、あなたが物質界で放射する、エネルギーセンターとして働きます。それはまた、肉体的、感情的なセンター(中枢)でもあります。魂の我れが、人生において、あなたを光で包み、導くようになるにつれ、あなたは、徐々に、聖心とマインドのセンター(中心)にアクセスできるようになります。その結果、あなたの太陽神経叢は、徐々に、太陽神経叢、ハート、胸腺、喉から成る、”ソーラーパワーセンター”と呼ばれるものに統合されます。その後、あなたの聖心は、あなたのパワー(力)のセンター(中心)になります。というのは、あなたは、聖心のセンター(中心)を通って、肉体の形全体をめぐり、それから世界に流れ出る、絶え間ない、生命のアダマンタイン粒子の流れを持つことになるからです。あなたはまた、聖心の内なる聖域に、慰(なぐさ)め、強さ、そして思いやり(同情)を見つけ出すでしょう。

 

<><>最高創造主は、純粋な愛、つまり、究極の存在状態です。それぞれの神聖な光の火花(訳者註:人間)は、薄められていない、純粋な創造主意識の白い火の記憶の種子の原子、すなわち、神の光のアダマンタイン粒子を含んでいます。これらの神性の火花は、過去、現在、未来に存在する、すべてのものを創造するために、愛、神聖な意思、叡智を含んでいます。この神の種子の原子は、この亜宇宙の経験のために、あなたのダイヤモンドの核の神の細胞の中心に配置されました。ヴィジョンと直感の内なる記憶の種子の原子は、徐々に、開かれ、鋭い焦点を合わせなければなりません。原子と分子は、中心核と軌道を回る電子を持つ、ミニチュアの太陽系ですが、ほとんどは空間で構成されています。原子核と電子は、エネルギーの形ではなく、形をとったエネルギーです。すべての形と幾何学パターンは、エネルギッシュで、強力な、特徴を持っています。

 

思い出して下さい、あなたがつくり出す、すべての思考や発言は、特定の振動周波数帯を持っています。もしあなたが、何度も、何度も、ある発言をくり返すと、それは、あなたの真実の一部として、潜在意識にしっかりと植えつけられます。その周波数パターンが高い振動であるか、低い振動であるか、あるいは真実であるか、間違っているかは、問題ではありません。時間が経つにつれて、あなたの潜在意識は、それらを、あなたの確立された信念の記憶の銀行(貯蔵所)に統合します(訳者註7)。

 

訳者註7:ある人が、「地獄のような人生の日々を、どうすれば少しでも楽なものに変えることが出来るでしょうか? どうすれば抜け出せるでしょうか?」と、問いかけた。

大学生の頃、僕はフランスの実存主義哲学者・サルトルの研究に夢中になった。半世紀以上も前のことだ。高校生のとき、片思いだった初恋の人を失い、僕の人生は一変した。僕は、大学で、天文学、今でいう宇宙工学を専攻する予定だった。星を見て、人生の時間を過ごしたいと思っていたからだ。しかし、初恋の人の死によって、その予定は大きく変わった。僕は、星や宇宙の謎ではなく、人の心の中に広がる闇と謎を解き明かしたいと思い、志望を国文学に変更した。しかし、大学の授業は、僕が想像したものとは違って、きわめて科学的、立証主義的で、人の心の闇や謎を探求するものではなかった。

 

当時は、学生運動が盛んで、多くの友人たちが、学生運動に飛び込んでいった。大学の授業に失望した僕は、単位を取るために、必要最小限の講義を受けるだけで、あまり大学にも行かず、家でごろごろしながら、実存主義哲学や文学の本を読みふけっていた。しかし、人生の謎はますます深まるばかりだった。

そもそも僕は、芥川賞作品より、直木賞作品の方が面白かったし、早川ミステリーやSFの方がはるかに面白かった。抽象思考や心理分析が苦手の僕に、哲学や文学は不向きだった。

 

大学四年生のとき、近くにある米軍基地の戦闘機が墜落して、大学の実験室の校舎にひっかかった。さぁ、大変だ! 学生運動家によって、その建物の周りにバリケードが張られ、戦闘機は建物の最上階にひっかかったまま、宙ぶらりんの状態で収容できない。大学の玄関にもバリケードが築かれ、校内に入れない。もちろん、授業も、講義も、演習も中止だ。これで、大学に行かずに済む! 僕は、これ幸いと、自宅で、思う存分、羽を伸ばした。ただ、卒論提出前の半年間は、寝食を忘れて、卒論に取り組んだ。夏休みが終わって、久しぶりに大学に顔を出すと、すでに就職活動はあらかた終わっていた。ほとんど大学に顔を出さない僕は、そんな就活事情があろうとは、夢にも思わなかった。その上、卒論は、教授の指導を受けながら、まとめていくものだということさえ知らなかった。コンパクトにまとまった友人たちの卒論と比べて、僕の卒業論文は400字詰め原稿用紙200枚に及ぶ、超大作だった。

 

学生課で、「もうほとんど求人と就活は終わっていますよ!」といわれ、さてどうしたものかと思いあぐねていたところ、N教授から声がかかった。「出版社からひとり学生を紹介して欲しいと言ってきているが、君、行くかね?」というのだ。僕は、そもそも定時出社の仕事ではなく、時間的にも、精神的にも、自由で、解放的な仕事をしたいと思っていたので、もちろん、OK! 「行きます」と答えた。教授は、巻紙に、筆で、推薦状を書いてくれた。

結局、バリケードは撤去されず、この年、卒業式は行われなかった。

そして、僕の元に、紙筒(かみづつ)に入った卒業証書が、大学から送られてきた。

こうして僕は、第二の人生をスタートした。

 

今の若者の大学事情や就活事情は、具体的には分からないが、ニュースや報道を見る限り、「今の若者は大変だなぁ~」とつくづく思う。僕の場合は、もちろん、出版社の入社試験を受け、一応の手ごたえを感じてはいたが、やはりN教授の推薦が大きかったのではないかと思う。若者らしい青春の悩みはあったものの、ほどほどに学び、よく遊び、部活(箏曲部)に熱中し、恋をして、まぁ、ごく普通の大学生活だったと思う。しかし、今、振り返ってみると、本当に貴重な時間だったなと思う。何を真剣に学ぶわけでもなく、とことん遊びつくすわけでもなく、冬の陽だまりの中で、陽射(ひざ)しの温(ぬく)もりを楽しむような、穏やかで、平和な、学生生活だった。しかし、それでもなお、それは僕の人生において、忘れがたい輝(かがや)かしい日々になった。今、昭和がブームになっているけれど、それは、「人は、あくせくしなくても、生きていけるよ!」ということを教えてくれた時代でもあった。

 

こうして卒業を迎えた僕は、社会に出ていくに当たって、大学時代を総括しなければならない……と考えた。

結論は、こうだった! 「僕が大学時代に探求した実存主義哲学も、実存主義文学も、そして、その他のすべての真実も、無限にある砂浜の砂の一粒に、一条の光が当たったものだ! 真実は、砂浜の砂のように無限にある。僕が夢中になった実存主義哲学も、実存主義文学も、その一粒の砂にすぎない。一つ粒の砂に、大脳の知性の光が当たり、それによって、その一粒の砂が哲学となり、文学となり、思想となり、主義となる。

人は、大脳という知性で、広大な人の心の謎、不可思議な人生の謎を解き明かすことは出来ない。だとすれば、僕は、あらゆる知識、知性を離れて、心のままに、素直に生きたい!」と思った。

それが、僕の結論だった。

 

マイケルは、「脳はいくつものレベル(層)から成っており、その人の投影する周波数以上のレベルにはアクセスできない」という。宇宙は、様々な周波数帯の世界から成っている。あなたの脳もまた、いくつもの周波数帯から成っている。そして、現在のあなたの周波数がアクセスできる脳のレベルが、あなたの知識、知性、認知できる世界、ひいては、あなたが住み、生きる世界を決定する。

しかし、それは、現実世界しか見ない人、見えない人に対する、答えにはならないだろう。

 

「地獄のような人生の日々を、どうすれば少しでも楽なものにすることが出来るでしょうか? どうすれば抜け出せるでしょうか?」

その答えは、「それについて考えないことです。それにしがみつかないことです。それに執着しないことです。そうすれば、その地獄のような日々は、いつしか薄れ、あなたの人生から退場していくでしょう」

なぜなら、「人は、意識の焦点を当てるものに、エネルギー/力を与える!」からです。

それが、宇宙の真理であり、宇宙の法則だからです。

 

僕は、今でも、大学卒業時に出した結論は正しいと思っている。

マイケルは、「最も純粋な愛は、創造主しか持ち得ない」といっている。そして、それは、「究極の存在状態です」ともいっている。

この宇宙は愛に満ち満ちている。そして、この宇宙に存在するものの至高の存在状態もまた、愛であるという。

ならば、ただ愛するのみ!

聖心から溢れ出る愛で、ただ生きるのみ!

 

批判(批評)は、破壊的になる(悪意、あるいは、傷つけたいという欲望をもって表現する)ことが許されない限り、ポジティブ(肯定的/こうていてき)なものになり得ます。批判が事実の表現であるとき、すなわち、弱み(不利なこと)の中立的な認識であるときがあります。ただし、価値判断には注意して下さい。あなたの自由意思を賢く使うことを忘れないで下さいーあなたは、常に、判決文を受け入れるか、丁重にお断りするかの権利を持っています。光明を得た魂の見晴らしの良い地点からの愛のエネルギーは、いまだに二元性、もしくは、私対あなたの、歪(ゆが)んだゲームを演じている人たちのエネルギーとは、まったく異なります(訳者註8)

 

訳者註8:批判しても、批評しても、構いません。ただし、そこに、悪意や憎しみ、相手を傷つけたいという思いがあってはなりません。大天使アリエルは、「その人が霊的に成長できるように、助けなさい、援助しなさい!」という。

その愛の想いがある限り、批判や批評は、ポジティブな表現になります。

ただし、価値判断することは、絶対に、禁物です。

価値判断は、相手と自分の考えが違うという、対立を生み出します。さらに、それは、「私が正しくて、あなたが間違っているのだから、私に従いなさい」という、相手の自由意思の侵害につながります。

 

5次元以上には、いっさい対立は存在しません。地上天国を生きるということは、対立する二元性の世界にいて、対立を超越した世界を生きることです。

あなたが、この地上にいながら、天国を生きたいのなら、まず天国のルールーを採用すべきです。そうすれば、やがて、あなたは、天国にいる自分を発見するでしょう。

なぜなら、思考が現実を創り出すのですから。価値判断のない、5次元の天国を創り出すのですから。

 

あなたは、常に、判決文を書いています。「それは正しい、それは間違っている」という、判決文を書いています。その判決文を受け入れるか、丁重にお断りするかは、あなたの自由意思です。

判決文を書くのではなく、「それは、自分の真実と合っているか、合っていないか?」を確認します。そして、自分の真実と合っていたら、受け入れて下さい。もしそれが、自分の真実と異なっていたら、相手の自由意思を尊重し、祝福して、送り出してあげて下さい。

これが、天国流のやり方です。

 

<><>最初に、あなたは、あなたの肉体の心と精神を、あなたの魂の愛と叡智に開かなければなりません。あなたのソーラーハートセンターの中で、愛が育つにつれ、魔法のような出来事が起こります。ゆっくりと、聖心の入り口が開き、そこに蓄えられた神聖な愛が、あなたの肉体の器全体、特にチャクラシステム(7つの肉体のマインド/心・精神のセンター)全体に流れ始めます。あなたは、自分が父にして母なる神の神聖な火花であり、愛と尊敬、そして、すべての創造物の喜び、美、豊かな恵みに値(あたい)することを理解し始めます。聖心のコア(核心)から外側に投影された愛は、自己肯定感と自己受容(訳者註:欠点を含めて、ありのままの自分を受け入れること)の尽きることのない流れをつくり出します(訳者註9)。彼/彼女の聖心の中心にいる人は、常に、もっと多くの統一(訳者註:ワンネス)と調和の至福の感情を取り入れ、投影しようと努力しています。これは、貴重な感覚です。そして、いったんあなたが、光/愛/生命の川にアクセスできるようになり、あなたの聖心に流れ入り、あなたの聖心を通って流れる、創造主の着実な流れが確立されると、それは、あなたの存在の本質的な一部になります。

 

訳者註9:「聖心のコア(核心)から外側に投影された愛は、自己肯定感と自己受容の尽きることのない流れをつくり出します」

完璧な人などいません。人には、必ず、欠点があります。「だから、私はダメなのだ!」と、自分を卑下し、嫌う人は、やがて人を羨(うらや)み、妬(ねた)み、憎むようになります。自分を愛せない人は、人を愛することが出来ません。ですから、人を愛することは、まず自分を愛することから始めなければなりません。

 

「他者への愛は、自己肯定感と自己受容の尽きることのない流れを創り出す」とマイケルはいう。これは、カルマの法則によるものです。あなたが他者に愛を与えれば、あなたに愛が返ってくる。あなたが他者を認めれば、他者はあなたを認める。そうして、あなたは、自己肯定感と自己受容の尽きることのない流れをつくり出します。

自分自身を浄化し、自分を愛し、人を愛す!

ひたすら、その努力を続けて下さい。

 

愛する人たちよ、挑戦を歓迎し、それらを良き機会として見て下さい。というのは、あなたが、意識における、それぞれの跳躍の反対側に現れると、あなたの神性の別の側面が、あなたの中に統合されるのを待っているからです。依頼して下さい。そうすれば、私たちは、あらゆる努力を払って、あなたを助けます。私たちに呼びかけて下さい。そうすれば、私たちは、あなたの勇気を強固なものにし、あなたの重荷を軽くします。今まさに、あなたが混沌と大いなる変化の影の国を歩いているとき、次のことを知っていて下さい。「あなたの前に、マスターたちが歩いた道を、今、あなたが歩くとき、これからの日々は約束され、明るく輝いている」ということを。私たちは、あなたに、父にして母なる神の輝きのすべてを降り注ぎます。あなた方全員が選ばれた人たちの中にあり、あなた方の中に、私たちは非常に喜びを感じています。

 

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<>アーキエンジェル・マイケルとレディフェイスの光に包まれて<>

ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記

復習:私たちは何処(どこ)から来たのか?<>なぜ、ここに居るのか?<>何処へ行くのか?<>

 

最愛の友と魂の仲間:

私たちが、個別化された神の種子の原子、すなわち、小さな、小さな、火花に分裂したとき、私たちは、父にして母なる神からの命令を果たすために、送り出されました。私たちが、この亜宇宙の精妙な領域に帰還する道を確保しておくために、宇宙の青写真(設計図)が創られました。こうして、光の道の駅として、創造主のエッセンスであるアダマンタイン粒子が貯蔵された、無数のピラミッドが創られました。

 

より洗練された生き方の探究者として、加速されたアセンションの道に足を踏み入れるために、私たちは、これらの様々な光のピラミッドにアクセスする方法を学ばなければなりません。進化のプロセスでは、次の高次の意識である時間細胞を統合するために、4つの低次の身体システム(訳者註:肉体、感情体、精神体、エーテル体)を準備することが必要です。これが、アーキエンジェル・マイケルが、何年にもわたって、私たちに伝えてきた、様々なピラミッドを創り、使用することが非常に重要である、主な理由です。実際には、私たちが、それらの多くのビラミットを創っているのではなくーそれらは、私たちが物質形態の密度に沈んで以来、ずっと、そこで、私たちを待っていたのです。

 

高次元の光のピラミッドは、アセンション・プロセスの主要な構成要素です。いったん、私たちが、精妙なエーテル体で、私たちの領域の上に広がる、高次元のエーテル領域に配置された、6次元の光の都市に旅立つと、その繋(つな)がりは永久に再確立されます(訳者註10)。私たちの5次元の個人の光のピラミッドは、6次元の光の都市と繋(つな)がれ、それによって、プログラムされた滴(したた)り効果によって、創造主の光の粒子の流れが創り出されます。その後、それは、私たちの5次元の神聖な三つ組(訳者註11)に螺旋(らせん)状に下降し、私たち個人のピラミッドに流れ落ちていきます。

 

訳者註10:一度、「光の都市の瞑想」をして下さい。そうすれば、そのつながりは、永久に再確立されます。僕は、この瞑想を、何度も、何度も、やりました。

やり方は、「アセンションのためのワークブック(ロナ・ハーマン著/大内 博訳/太陽出版刊)」63pの「ポータルと天空の光の都市の瞑想」をご覧下さい。

 

訳者註11:神聖な三つ組については、2023年7月メッセージの註1をご覧下さい。

 

この神聖な光の変容の贈り物は、クリスタルのテーブルの上に横たわっている、エーテルのレプリカにゆっくりと浸(し)み込んでいきます。その後、この祝福されたエネルギーは、私たちの光の柱をさらに下って、私たちのクラウン・チャクラに流れ込み、最終的に、聖心に流れ込みます。私たちは、愛の意図によって、光のアダマンタイン粒子を活性化しなければなりません。そして、自分の分を取った後、それらは、肉体の器全体を流れます。そして、この生命を与えるエネルギーは、聖心の前後のポータルを通って、世界に流れ出します。

 

私たちは、生命/光の川の支流と言うことが出来るでしょう。というのは、この生きた光の流れはまた、私たちのハートセンターから、私たちが創った様々なピラミッドや、生命の花の創造主の車輪(訳者註12)に、光を放射しているからです。その後、それは、物質世界に流れ出し、その進化を助けるために、母なる地球のコア(核心)に流れ落ちます。

 

訳者註12:僕は、毎夜、寝る前に、アルファ瞑想、生命の花の瞑想、地球と人類を癒す紫色の炎の瞑想をしています。

生命の花の瞑想の創造主の12の車輪は、「やすらぎ・叡智・直感・創造性・霊感・喜び・自らのマスターとなる・すべてにおけるバランスと調和・豊かさ・謙虚・健康と活力・共感」から成っています。

 

生命の花の瞑想の12の花びら(車輪)は、12の花びらに開き、配置する必要はありません。聖心を中心にして、水平に、体の前面と背面に、無限を表す8の字を描きます。息を吸いながら、体の前面に楕円を描きます。次に、息を吐きながら、体の背面に楕円を描きます。これで一つの無限の8の字が出来上がります。その位置のままで、これをあと5回、つまり合計6回くり返します。花びらは、勝手に、開いていきますから、花びらを開いて、配置する必要はありません。こうして、生命の花の12の花びらが出来上がります。

 

もしあなたが、まだ行っていないのなら、瞑想中に、あなた個人のピラミッドで、エーテルのレプリカと融合する意図を設定することを、強く、お勧めします。これにより、あなたの新たな水瓶座(みずがめざ)の神聖な青写真の振動パターンの高次の周波数を組み込むことが、はるかに簡単になります(訳者註13)。覚えておいて下さい、あなたが、5次元のピラミッドを訪れるたびに、あなたは、あなたの5次元の神聖な三つ組の特性、資質、側面を少しずつ持ち帰ります。あなたがそうするとき、あなたは、高次元の光の領域に続く、あなたのアセンションの光の柱をきれいにし、強化しているのです。あなたが眠りに落ちる前の心の状態は、エーテルの体で、あなたがどの領域を旅するかを決定します。ですから、ハートセンターから流れ出す、感謝と愛で眠りに就くのは、どうでしょうか?

 

訳者註13:光のピラミッドのつくり方、基本的な使い方については、2022年9月メッセージの訳者註8、および2022年10月メッセージの文章末尾の訳者註をご覧下さい。

「瞑想中に、あなた個人のピラミッドで、エーテルのレプリカと融合する意図を設定することを、強く、お勧めします」 これは、以下のようにやります。

光のピラミッドの中に入ると、中央にクリスタルのテーブルがあり、その下には、変容の紫色の炎が燃え立っています。そして、テープの上には、あなたのエーテルのレプリカが横たわっています。あなたは、静かにテーブルの上に上がり、テーブルの上に横たわるエーテルのレプリカと融合して一つになります。

 

永遠の愛と天使の祝福を、ロナ

 

訳者註:

僕は、時折、寝る前の瞑想に、「再生のための5×5の呼吸法」を加えます。これは、簡単にいえば、「若返りの呼吸法」です。令子ちゃん(「プチ安らぎの会」の住友令子さん)から問い合わせがありましたので、皆さんにもご紹介します。(2012年12月AAマイケルメッセージより引用)

 

 

ロナからの愛のメッセージ

 

                確言と一緒にする”再生のための5×5の呼吸法”

 

毎朝、5時から5時半の間に、私は朝刊を取りに車寄せまで歩きます。メールボックスに向かう途中、12回の深い”無限呼吸”をします。無限呼吸をルートチャクラからクラウンチャクラまでの体内で終えることもあります。時には、導きのままに、頭上の空高く、大地の奥深くまで息を吐くこともあります。東を向いて、昇りつつある太陽に向かって(早朝であるためまだ暗いかもしれませんが)、  “再生のための5×5の呼吸法”を行います。

メールボックスから家の方に向かって歩きながら、下記の確言を3回唱え、同時に、”アコーディオン呼吸法”を行います。家の中に入る前に、意識を聖心の中へと移動させて、私たちの父にして母なる神に言葉ではなく、大いなる愛と共感と圧倒的な感謝と喜びの気持ちを込めて感謝します。私の心とソーラーパワーセンター(胸腺、心臓の部分)が言葉では表現不可能な圧倒的な愛の思いで満たされます。私は、私たちの父にして母なる神のエッセンスで満たされたクリスタルの種の原子が聖心の中心にあることを一点の疑いもなく信じています。

 

多くの皆さんがご存知のように、私は太陽の周りを84回まわろうとしています。私にはエネルギーが満ち溢れ、健康状態と活力は申し分ありません。同時に、この祝福された状態はアーキエンジェル・マイケルが私たちをそれで祝福してくださる数多くの素晴らしいテクニックのおかげであることも承知しています。私はこれからやって来ることに心をときめかせています。

 

私がやっているすべてのルーティーンを行う必要はありません(たとえば、最初に12回無限呼吸をやるとか、戸外に行く必要はありません。あるいは、毎日これらの眼想を行う必要もありません。しかし、毎日することを強くお勧めするということはありますが)。

しかしながら、“再生のための5×5の呼吸法”と、種の思いを生命の花の創造主の車輪に送り込むプロセスは、アーキエンジェル・マイケルの指示通りにするとよいでしよう。

 

私たちは規則的に体に食事を与えていますが、私たちの魂に定期的に食事を提供することはそれと同じくらい、いや、それ以上に重要です。2013年を、奇跡、祝福、愛情に満ちた一年にしたいですね。天使の力を使えば何が創造できるかを世界に見せてあげましょう。

 

 永遠なる愛と祝福を込めて。

 

ロナ・ハーマン

 

 

                       “再生のための5×5の呼吸法”

 

プロセス

 

#1 再生の呼吸法は口を閉じて鼻を通してだけ息をすることによって行われます。そのように呼吸することによって、聖心の中にアダマンタイン粒子が備蓄されることになります。一定量のアダマンタイン粒子がルートチャクラに貯蔵されているクンダリーニの種から供給され、さらに一定量が、神聖な光線を介して聖心の後部のポータルへと流れこみます。

 

#2 最初の4回の呼吸は修正された無限呼吸法で、8の字を体の中に描いて呼吸します。これらの4回の呼吸はできるだけ深く、しっかりと力を込めて行います。息を吸うとき、そして、息を吐き出すときに胃の筋力がぴくぴくするのを感じてください。何度か練習を重ねるうちに、これらの4回の呼吸がすばやく力強くできるようになるでしょう。同時に、肺の能力を増大することにもなります。しかし、最初はやりすぎないことが大事です。というのは、これをすると最初はめまいがするかもしれないからです。

 

#3 最初の4回の息の吸い込み 無限呼吸を太陽叢からクラウンチャクラの範囲内で行います(上は頭蓋骨/ずがいこつ の内部で止めます)

 

#4 息を吐くときはルートチャクラまでにします(8の字を体の内部に収(おさ)まるように呼吸します)

 

#5 5番目の息は長くゆっくりとします(これは無限呼吸ではありません)。息を吸いながら、二重らせん、あるいは、二つの絡(から)み合った螺旋(らせん)がルートチャクラから上昇してクラウンチャクラから出てできるだけ遠くまでいきます。それから、その二重らせんが弧を描いたのちにらせん状に戻り、クラウンチャクラを通り抜けて脊柱に入り、ルートチャクラを通過して出ていきます。これは息を吐きながら行いますが、地球のできるだけ奥深いところまで到達するように行います。しばらくするとこれは自然にできるようになり、息が脊柱を上下動するのを容易に感じることができるようになります。

 

#6 5セットの5×5の呼吸をします。1セットは、4回の無限呼吸と1回の長いらせん状の呼吸から成っています。

 

#7 再生の5×5の呼吸を終えたならば、すぐに下記の確言を唱えてください。これは、無限呼吸をあなたの生命の花に吹き込みながら行います。(『アセンションのためのワークブック』269ページ、「生命の花と共に行う無限呼吸」を参照)。以下の確言を、すべて3回繰り返します。

 

 私は若々しい。

 私は強い。

 私は健康である。

 私は愛に満ちている。

 私は叡智に満ちている。

 私は豊かである。

 私のマインドは明確である。

 私のハートは純粋である。

 私は神の光である。

 

ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記

著作権:ロナ・ヴェザーネ(copyright © 2000/2024 by Ronna)

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***ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記**

Japanese translation by Toshichika Kuga

*この文章の伝達者として、私ロナ・ハーマン・ヴェザーネは、アーキエンジェル・マイケルの名において万国著作権を主張します。友人との個人的な共有や、ウェブサイトや出版物への投稿は情報に改変・抜粋・付け加えがないかぎり認められますが、著者と私のウェブサイトのアドレスを載せてください:www.StarQuestMastery.com

2023年9月 アーキエンジェル・マイケル メッセージ  王道を行く準備はできていますか?

 

https://www.ronnastar.com/

ロナを通して

(翻訳:空閑俊親)

 

翻訳および青字のコメントは、現在の私の知識と理解と考えを反映するもので、必ずしも正しいとはいえません。できる限り、正確を期すよう努力していますが、限られた時間での翻訳とコメントであり、私の力不足もあって、間違いや不備もあろうかと思います。どうかご容赦下さい。なお、青字のコメントは、皆さんの理解や考える上での参考にしていただければと思い、載せてあります。あなたが納得できるものだけを採用し、他は無視して下さい。無用と思われる方は、青字のコメントをとばして、メッセージのみをお読み下さい。

 

王道を行く準備はできていますか?

 

愛するマスターの皆さん、私たちの母にして父なる神と女神が、この亜宇宙全体にわたって、生命のエリキシル(訳者註:万能薬/アダマンタイン粒子)の流れを増大させる中で、それは、そこにいる全ての創造物に影響を与えています。あなたは、それから隠れることは出来ません。それを否定することも出来ません。あなたと源をつなぐ生命線は、常に、より強く、より抗しがたいものになっています。引きつける要因は激的に増えています。あなたは、あなたの肉体、精神体、感情体、およびエーテル的存在に、あなたの”今の現実の絵(姿)”を立証する(訳者註:今のあなたの現実を創り出している)、より強く、より高い周波数のプログラムされた記憶の種子の原子を引きつけています。もしあなたが、貧困と混沌の中で生きなければならないと信じているなら、それらの思考形態が、あなたの人生において強化され、拡大されるでしょう。もしあなたが、自分は美と喜びと繁栄の人生を送る資格があるという真実を受け入れたなら、その現実が、あなたの前に花開くでしょうー私たちの過去の多くのメッセージで概説されているように、もしあなたが、それに最後まで従い、適切なステップを踏むならば……ですが (訳者註1)。

 

訳者註1:一粒(いちりゅう)万倍日と大安吉日が重なる今日(12/8)のワイドショーで、当たることで有名な、銀座の宝くじ売り場に列をなす、黒山のような人々が放映された。人が生きていく上で、豊かさは必要不可欠だ。特に経済的豊かさは、切実だ。アフリカでは、異常気象に加えて、人口増加に伴う森林伐採で、砂漠化が進み、作物が育たない。そして、新天地を求めて、大勢の難民が、地中海を渉(わた)って、ヨーロッパに押し寄せる。

 

ヒロちゃん(大内 博先生)は、セミナーで、「豊かさとは、やりたいことがやれることだ!」と教えてくれた。「ん~、なるほど!」と、一応は納得したものの、どうもよく分からない。この言葉は、「豊かさとは、富を所有することではなく、富を自由に動かし、使うことができること」というのが、真の意味だ。だから、お金持ちとは、多くの財産を持っていることではなく、お金を扱う能力を持っている人を指す。

 

マイケルは、「必要なものは、必ず、与えられる、入ってくると信じて、喜んで、自分のために使いなさい」という。そして、「自分に必要なものを取ったら、残りは、外の世界に流してあげなさい」という。

お金もエネルギーの一つです。エネルギーは、たえず循環しなければなりません。だから、お金持ちになりたかったら、お金を貯(た)めるのではなく、たえず循環させなければいけません。つまり、お金というエネルギーが循環する、エネルギーの輪をつくるのです。

マイケルは、「あまりにも後生大事(ごしょうだいじ)に、お金を抱(かか)え込んでいると、指の間から砂がこぼれ落ちるように、やがて消えてなくなりますよ!」と言っている。

歴史的に見ても、投資話、詐欺、世界恐慌……で、苦労して貯めた富や財産を失った人は、それこそ数知れない。「諸行無常、盛者必衰(しょうじゃひっすい)の理(ことわり)のように、どんなに盛んなる者(物)も、いつかは衰え、滅ぶ。

未来永劫(えいごう)、永遠に続く金持ちなどいない。しかし、多くの富を動かし、利用する能力が消えることはないだろう。

お金持ちになる、経済的に豊かになるとは、お金というエネルギーを循環させる能力を育て、養うことにほかならない。

喜んで、自分のために使い、人のために使い、社会のために使う。

そうすれば、ますます多くのお金(エネルギー)が循環し、それを扱えるようになる。

なぜなら、それこそが宇宙の法則なのだから……

 

あなた方の多くは、分離や孤独感を感じる移行段階にいて、次のレベルの宇宙の振動パターンに同調しようと努めている最中です。4次元上部の広大かつ加速された周波数が、地球とそのすべての住民に浸透する中で、いろんなレベルで、人類は、徐々に、低次のアストラル界の制限的幻想から抜け出し、姿を現わしつつあります。

 

ますます多くの神聖な生命のエリキシル(訳者註:万能薬/アダマンタイン粒子)が、あなたの身体をいっぱいに満たし、そして、それから、神聖な母なる地球の魂のエッセンスに放射状に広がる中で、それ(訳者註:神聖な生命のエリキシル)があなたに降り注ぎ、あなたを通過できるように、あなた個人の神の光の柱が、広がり、より強くなっていることを知っていて下さい。

 

あなたは、自分に引きつけ、自分から放射する、光のアダマンタイン粒子の量を絶えず増やし続けるために、低次の4つの身体システムを浄化しています。あなたの愛する惑星が進化するのを助けることができるのも、あなたの義務であり、あなたへの神の贈り物です。この偉大な存在(訳者註:地球)も、地表の大変動の激しさを和(やわ)らげるために、内なる調和とバランスに戻ろうと懸命に取り組んでいるので、この精妙なエネルギー(訳者註:アダマンタイン粒子)は、あなた方のホスト惑星(訳者註:人類に宿を提供している地球)にとって、極めて重要です。高次の周波数の振動パターンは、母なる地球のアセンション・プロセスを加速するために、彼女のオーリックフィールドを浄化し、完璧な原初の青写真に戻す上で、特に重要です。

 

調和とバランスに戻るのは、あなた方ひとり一人の神聖な不満として始まります。あなたのハイアーセルフは、あなたが受け取っている、創造主の光の量を増やし、周波数を上げ始めます。もしあなたが、その呼びかけに注意を傾けるなら、今、ここで、この瞬間に、あなたの中で、統合意識を開始することが出来ます。まず最初に、それらのアンバランスな分身(断片)と、多くの生涯の経験の中で、あなたが創り出した中毒(依存症、耽溺/たんでき)のすべてを認め、意識の表面に浮かび上がらせることが極めて重要です。それらのものは、あなた方をコントロールし、あなたの中に、そしてあなたのオーリックフィールドに、感情的、精神的な牢獄(ろうごく)を創り出してきました。次に、あなたは、これらの分身と、それら(訳者註:中毒、依存症、耽溺)が、あなたの現実に、どのような影響を与え、将来、どのように影響するか、気づかなければなりません(訳者註2)。

 

訳者註2:いちばんいけないのは、自分の中のネガティブな分身や中毒、依存症、耽溺に気づかないことです。無意識に、ネガティブに思考し、行動し、中毒、依存症、耽溺に耽(ふけ)ってしまうことです。それらの存在に気づき、それらが、今の自分にどのようなネガティブな影響を与えているのか、分析し、知る必要があります。

無条件の愛を実現する第一歩は、あなたの中から、そうした不純物を取り除くことです。つまり、4つの低次の身体システム(肉体、感情体、精神体、エーテル体)を浄化することです。

そのためには、マイケルの教えと道具を日々の生活の中に取り入れ、実践することが大事です。マイケルの浄化法は、教え(宇宙の法則)と瞑想法・呼吸法などの道具(ツール)から成っています。

「論語読みの論語知らず」という言葉があります。論語を読み、論語を理解し、論語を語ることはできても、日々の生活の中に、その大切な教えが実践されていない、活かされていないことを指します。古来、宗教やスピリチュアルな修行は、教義(教え)と実践の二つから成り立っています。これは、車の両輪のようなもので、どちらが欠けても、修行は完成しません。

 

マイケルが教えてくれた道具としての浄化法には、アルファ瞑想、無限呼吸、生命の花の瞑想、アダマンタイン粒子瞑想、五次元の光のピラミッド、チャクラ・トーニング、確言などがあります。それと、忘れてならないのが、「変容の紫色の炎」を活用することです。

ぜひとも、一つの習慣となるまで、辛抱強く、日々の生活に取り入れて下さい。

 

先日、健康診断の結果が出ました。検査項目は、パーフェクト!でした。かかりつけのお医者さんから、「素晴らしいわね!」と言われました。今年、78歳になりますが、この年で検査項目がすべてOK!というのは、確かに珍しいと思います。ただしパーフェクトとはいっても、まったく愁訴(しゅうそ)がないわけではありません。緑内障、白内障、逆流性食道炎、持病の扁桃炎や蓄膿症、骨量の低下による膝関節炎などもあります。しかし、どれも漢方薬と薬草で治癒、あるいは良好にコントロールできています。まぁ、日々の生活は快適です。

 

肺のX線写真をみて、お医者さんが、「胸がとてもきれいね!」と感動した様子です。これは、毎日、僕が紫色呼吸法をやっているからだと思う。

僕のパワーストーンの教科書「宇宙の法則 宝石療法(W・G・リチャードソン&L・ヒューイット著 中央アート出版社」に、次の一節がある。

「アメジストにみられるもうーつの興味深い面は、肺への作用です。肺はこの石の色から大きな影響をうけます。その色を意識しながら肺にゆっくりと息を吸い込むのは、好ましいことです。それ以外のことを何一つ思わず、この色にだけ瞑想するよう心を徹底して制御できれば、全身は新しい存在のレベルに達します。このときに深い呼吸を行なえば、全身を浄化するのに役立ちます。この方法は、今と同じく古代にも、行なわれていたものです。この紫色呼吸法を実験し、生活にいかすなら、すばらしい結果がえられます。これは、アレルギー性の呼吸器障害、喘息(ぜんそく)の症状をもっている人にも役立ちます。また、スモッグに侵(おか)されている人たちの肺の症状を制するのにも、この方法は有益です。この方法にとりくみ、生活の中で使ってみなさい。はっきりとした違いがわかることでしょう……アメジストのエネルギー・パターンには、ものの分子構造を変える力があります。それは、地球のすべてのものの中でも、生体の内部に強い衝動を起こさせます。そうすることによって、その特定の生体の組織を作りあげている分子を、より清い、よい純粋な形に配列しなおします。アメジストは、変化を起こさせる非常に強い磁場を、その成分の中に秘めています」

 

僕は、毎晩、寝る前に、「許しの祈り」と「地球と人類を癒す紫色の炎の瞑想」をやっています。

皆さん、寝る前の「許しの祈り」は、やっていますか?

毎夜、寝る前に、変容の紫色の炎を呼び起こし、使うだけで、あなたの試練は、格段に、軽くなります。変容の紫色の炎は、本来ならば、耐えがたいほど辛く、苦しい、試練を格段に優しいものに変えて、そっとあなたに差し出してくれます。

 

2023年3月のメッセージ(訳者註16)でご紹介しましたが、インスピレ―ションに導かれて、僕が、毎晩、寝る前にやっている「地球と人類のアセンションを助ける瞑想」をご紹介します。よろしければ、一緒に、やって下さい。

①  「ハイアーセルフさん、私を、テロスの紫色の炎の神殿に連れて行って下さい」と唱えます。

註:紫色の炎の神殿の様子は、「レムリアの叡智(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ著 片岡桂子訳 太陽出版刊)の第7章「自由と変容の紫色の炎」をご覧下さい。

②  紫色の炎の神殿の中央に、大広間があり、そこに大きな地球のレプリカが置かれています。レプリカの台座の下には、変容の紫色の炎が燃えています。

③  「紫色の炎の天使たちよ、私と一緒に、私たちの母なる地球と、その子どもたちである全人類と、元素の王国(空閑註1)、デヴィック王国、鉱物王国、植物王国、動物王国、および私を、変容の紫色の炎とエロヒム・グレースのシルバー光線(空閑註2)で包み、浄化し、癒して下さい。また、地球内部のアメジストの洞窟(どうくつ)と、光の膜に包まれた変容の紫色の炎と、クリスタルのアダマンタイン粒子のフィールド(原野)を活性化して下さい。そして、アセンションが完了するまで、変容の紫色の炎が燃え続けることを依頼します。すべてにとって最善の結果がもたらされますように! 神のご意思がなされますように!」と唱えます。

 

空閑註1:テロスのアダマは、次のように言っています(「レムリアの叡智」 オレリア・ルイーズ・ジョーンズ著 片岡桂子訳 太陽出版刊 第7章 自由と変容の紫色の炎-第七光線の活動より)

「オレリア……この惑星上のすべての男性、女性、子どもに、その炎のエネルギーを送り、私たちのハートを使ってそのエネルギーを地球にあふれさせることが重要だと思うのですが。

アダマ……その通りです。それから動物、樹木、元素の精霊(エレメンタル)、自然霊、植物王国のことも忘れないでください。元素の精霊は惑星上でのバランスの維持を可能にするために、皆さんの愛と支援、紫色の炎を呼び出すことを頻繁に必要としています。過渡期である今においては、これまで以上に必要です。元素の精霊は、惑星が1オクターブ上に進化するのを援助しています。紫色の炎と人類から受け取る愛が多ければ多いほど、地球自身と地球上の全王国の変容はより順調に進みます(空閑註:元素には、火、水、風(エーテル)、土の4元素がある)」

 

空閑註2:エロヒム・グレースのシルバー光線は、真珠色の雪が舞っているように見えます。このシルバー光線は、あらゆるカルマとネガティブなエネルギーを無条件に消し去ります。人生のあらゆる場面で、使って下さい。詳しいことは、「ライトボディの目覚め(大天使アリエル&タシラ・タチーレン著 脇阪りん訳 ナチュラルスピリット刊)」の113pをご覧下さい。変容の紫色の炎とシルバー光線を融合すると、あらゆるカルマとネガティブなものを、無条件に、浄化します。変容の紫色の炎の中で、真珠色に輝く雪が舞っている様子を想像して下さい。

④  自然な深い呼吸で、クラウンチャクラ(第7チャクラ)を通じて、宇宙(高次元)から変容の紫色の炎をルートチャクラまで吸い込みます。このとき、変容の紫色の炎は、右巻きに回転する渦の流れとなって、呼吸と一緒に吸い込まれます。それと同時に、地球内部のアメジストの洞窟から、燃え上がる変容の紫色の炎をルートチャクラから体内に吸い込みます。このとき、変容の紫色の炎は、右巻きに回転する炎の渦の流れとなって、呼吸と一緒に吸い込まれます。

⑤  2つの変容の紫色の炎は、体の中で融合し、一つになって、体を包み込み、高く、燃え上がります。

⑥  息を吸い終わったら、今度は、吐く息と一緒に、おなか~胸の辺(あたり)から、変容の紫色の炎とエロヒム・グレースのシルバー光線を地球のレプリカに向かって放射します。それは、右巻きに回転する炎の渦の流れとなって、地球のレプリカを包み込み、高く、燃え上がります。

⑦  一方、数百万人の変容の紫色の炎の天使たちが、「変容の紫色の炎」と「エロヒム・グレースのシルバー光線」で地球を包み込み、燃え上がる炎で、地球上のあらゆるネガティブなエネルギーを浄化し、癒してくれます。

⑧  その炎はまた、地球内部のアメジストの洞窟と、光の膜に包まれた変容の紫色の炎と、クリスタルのアダマンタイン粒子のフィールド(原野)を活性化します。

⑨ 時間に制限はありません。好きなだけやって下さい。

 

今、僕たちの身体は、DNAレベルから、劇的に、変容しています。この進化のための変容に追いつくために、僕たちの肉体、感情体、精神体は追いつめられ、悲鳴を上げています。

この厳しい変容の旅を、楽しく、楽々と、超えて行くために、日々、マイケルの教えと道具を実践して下さい。

 

その後、あなたは、意識的な意図(訳者註:無意識ではなく)を通して、変わりたい、そして、それらのアンバランスでネガティブな思考形態を、調和のとれた変容の愛/光の周波数で満たしたいという、燃えるような願望を創り出さねばなりません。私たちは、いつも、あなたのポジティブな努力を助ける用意があります。また、喜んでそうしたいと願っています。しかし、あなたは、私たちに助けを求め、私たちに許可を与えなければなりません(訳者註3)。そうすれば、私たちは、あなたの決意を強化し、必要な知識と、あなたの変容を優雅に楽々と達成するための、最速にして最良の方法を、あなたに差し上げることができます。

 

訳者註3:あくまでも、人類の自由意思が尊重されます。ウクライナ紛争、イスラエル&ガザ紛争、アメリカ&中国問題……に対して、高次元はいっさい介入しません。僕たち個人の問題に関しても、いっさい介入しません。僕たち人類は、自由意思に基づく経験を通して、学んでいく存在です。

しかし、創造主の光が最高潮に達した今、その光の眩(まぶ)しさに耐えられないものはすべて、変容するか、崩壊するか、いずれ地球という舞台を去ることになるでしょう。

あなたから助けや助言を求めた場合に限り、高次元はそれに応えることができます。分からないことや頼みごとがあるときは、気軽に、マイケルや天使たちに語りかけて下さい。必ず、何らかの形で、答えが返ってきます。

 

過去に、あなたは、幾度となく、中毒(耽溺/たんでき、依存症)、ネガティブな習慣や思考形態を抑(おさ)えよう、克服しようと試みてきました。あなたは、彼らに抵抗し、ひどく彼らを憎み、そして、常に、彼らについて考えました。それによって、あなたの感情、精神、人生の質に対する、彼らのコントロール(支配)を強めてしまいました。思い出して下さい、私たちは何度も言いましたが、あなたが注意を向けるものが何であれ、たとえそれがネガティブなものであれ、ポジティブなものであれ、あなたはそれにエネルギーを与え、強化します。あなたは、愛することによって創造した、ネガティブな分身(断片)を解放し、自由にしなければなりません。そして、彼らがあなたに良く仕(つか)えてくれた(訳者註:あなたにとても役立った)ことを認めなければいけません(訳者註4)。これを達成する最も良い、最も効果的な方法は、”あなたたちが、再び私と統合される時が来ました。そして、もう一度、私のハートのソーラー・パワーセンターの中で、私の一部になる時が来ました。光でいっぱいに満たされ、私の神意識の力強い一側面(ファセット)になる時が来ました”という熱烈な思いを、彼らに送り出すことです。

 

訳者註4:あなたは、解放したいと願うネガティブな分身を、まず第一に愛さなければなりません。なぜなら、あなたは、それを愛することによって創造したからです。

人づきあいが苦手な人がいる。もっと気さくに、気楽に、人とお付き合いしたいと思う。でも、いざとなると怖くなったり、気後(きおく)れしたりして、なかなかそれが出来ない。そして、そんな自分が嫌(いや)になる、嫌いになる。

そんなとき、マイケルは、そんな自分を愛してあげなさいという。なぜなら、そんなあなたの怖れが、そんなあなたの引っ込み思案(じあん)な態度が、実はあなたを守ってきたからだという。

 

過去や過去生で、あなたは、きっと、人にひどく傷つけられたに違いない。以来、あなたは、人から傷つけられないように、自分が傷つかないように、自分と他人の間に距離を置くようになりました。そして、そういう態度が、実際に、あなたを守ってきたのです。

そうして、あなたは、孤独の中で、内なる世界を知りました。

ですから、そんなあなたに感謝し、そんなあなたを心から愛して下さい。

 

人は孤独でなければいけません、と同時に、孤独であってもいけません。

それが分かった今、感謝とともに、一人きりだったあなたに別れを告げ、光の中に送り出してあげましょう。

心から愛してあげなければ、子どもは独(ひと)り立ちできません、親離れできません。

心から愛してあげなければ、あなたの分身は独り立ちできません、親離れできません。

今のあなたを、無条件に、愛してあげることが大切です。

そして、その上で、暗闇にいる、可哀そうな、あなたの分身を輝く光の中に送り出してあげましょう!

 

あなたの心の目を使って、どんなふうに見えても構いませんから、遙かに遠い昔、大きな光の船から、あなたが新たな地球を眺(なが)めているところを想像して下さい。私たち天使の軍団と、私たちの父にして母なる神を代表する、大勢の宇宙の光の存在たちから成る強力な先兵が、人類が地球に住む準備として、驚くべき新たな神聖な概略図のエネルギーの振動パターンを産み出しています。入り組んだ複雑な準備段階の間に、惑星中の戦略的な場所に、感覚をもった偉大なクリスタル群が、地中深くに埋(う)められました。それぞれの巨大なクリスタルの一部は、宇宙にエネルギーと情報を発信する歩哨(ほしょう)として、地表から突き出ていました。

 

この宇宙(訳者註:ユニバース)の共同創造主である神の両親から、この亜宇宙(訳者註:サブ・ユニバース)の父にして母なる神へ、次いで、偉大なクリスタルの歩哨へと、創造の光/愛/生命力が、エーテルの内部地球界の神聖な母なる側面のハートのコア(核心)に放射されました。

 

非常に長い年月をかけて、山脈が空にそびえ立ち、陸地が水面下に沈み、大陸が移動し、形を変えるという、地球の変化が起こると、それらの偉大なクリスタルのほとんどは、粉々に砕(くだ)け散って、大地と水の奥深くに埋(う)もれました。しかし、多くのものが、水中や大きな洞窟(どうくつ)の中に、無傷で残されました。そして、さらに多くのものが、土や植物の薄い覆(おお)いに隠れただけで、地表近くに横たわっています。それらは、あなたが、彼らの力強い贈り物と古代の記憶を取り出すのを待っています。彼らは、地球の記憶の種子の原子のレコード・キーパー(記録の保持者)であり、その中に眠っている叡智と顕現のパワー(力)に、あなたがアクセスする鍵を握っています。

 

もしあなたが、グリッド・システム、すなわち、生命のウェブ(網の目)、つまり、すべてのもののつながりを、本当に、見ることができたなら、あなたはワンネスの概念をもっと良く理解できるでしょう。複雑なグリッド・システムを持っているのは、地球だけではありません。あなたには、あなたから放射し、地球上のすべての人々の間を、一人ずつ、行ったり来たりしながら、あなたへ戻ってくる、光の流れがあります。強いものもあれば、弱いものもあります。しかし、今もなお、あなたは、本質的に、あなたの惑星上の、そして、この亜宇宙の表現(訳者註:創造物)の中の、すべての人とものにつながっています。あなたは唖然(あぜん)とし、想像することは難しいかも知れませんが、それは真実です。

 

私たちが、「あなた方は、皆、一つです」というとき、これは、実際には、何を意味し、どのように生じるのでしょうか? それは、全地球の周りと全体を通して、すべての人を貫き、浸透する、光の流れがあるからです。ええ、これらの光の流れのほとんどは、非常に弱いものですが、これらの光の流れはますます強くなり、認識の振動が設定されています(訳者註5)。内側から、木霊(こだま)が響いてきます、「ええ、私はあなたを覚えています。ええ、私は、あなたが誰だか知っています。そして、私たちは、以前、一緒にいたことを知っています。何処(どこ)にいるのか分かりませんが、私は、あなたの振動とあなたのエネルギーのサインを感じ、認識しています。あなたは、私の魂に触れ、私のハートの弦を奏(かな)でて歌わせます。あなたの愛に溢れたエッセンスが、私はもう独(ひと)りではないことを確信させてくれます。私のハートへ、ようこそ。私の旅をあなたと分かち合って下さい、そして、同様に、私があなたの旅の一部になることを許可して下さい」(訳者註6)

 

訳者註5:「これらの光の流れには、認識の振動が設定されている」とは、「その光が誰のものであるか分かる」ということです。あなたは、限りない屈折と分光をくり返し、限りなく光度を落として、この物質宇宙にある地球に生まれました。屈折と分光をくり返すたびに、あなたには、あなたを入れて12人の魂の兄弟姉妹、魂の家族が生まれました。ですから、あなたには、膨大な数の魂の家族がいることになります。あなたが、ふと出会った人に、懐かしさを覚えるのは、認識の波動を通して、その時の遠い記憶が呼び起こされるからかも知れませんね。

 

訳者註6:今は、魂の家族の再会の時です。僕たちは、長い間、離れ離れになって、旅してきました。それは、たがいに、独自の旅の体験をするためでした。今は、そんな離れ離(ばな)れの旅をしてきた魂の家族の再会の時です。「私のハートへ、ようこそ。私の旅をあなたと分かち合って下さい、そして、同様に、私があなたの旅の一部になることを許可して下さい」

 

あなた方のひとり一人が、あなたの魂のエッセンス(本質)、DNA、あなた個人の神の我れの中に、そんな素晴らしい贈り物、そんな魔法のエネルギーと、宇宙の情報と歴史の、広大な記憶の貯蔵庫を持っています。今、語られているこれらの物語と、アクセスされつつある古代の記憶のすべて……あなたは、そこにいたことが分かりませんか? おそらく、それは、正確に言えば、必ずしも、あなたが肉体を持っていたわけではなくて、時には、あなたに近い魂の家族のメンバーだったこともあるでしょう。あなたは、その(訳者註:今、語られているこれらの物語と、アクセスされつつある古代の記憶のすべての)一部となり、それをあなたの記憶の貯蔵庫に収(おさ)めるために、この壮大な宇宙全体にわたる旅と地球の旅の間に、起こったすべてのことを、あなた個人が体験する必要はありません。あなたは、生命線、すなわち、直系の魂の家族との魂の記憶のつながりがあります。そして、それによって、それ(訳者註:直系の魂の家族との魂の記憶のつながり)は、彼ら(訳者註:直系の魂の家族)が、あなたの経験からデータや叡智を得るつながりを創り出します。そして、彼らの経験もまた、あなたの記憶の貯蔵庫に種を播(ま)かれます(訳者註7)。

 

訳者註7:直系の魂の家族とは、屈折と分光によって、あなたを生み出した、先祖の魂の系譜、そして、その後、屈折と分光によって、あなたから生まれた、魂の家族を指します。これらの直系の魂の家族は、同じモナド/ありてある我れを持っています。モナドとは、第1光線、第2光線、第3光線の比率が等しい、高次元の魂の集団で、あなたの魂は、そのモナドから生まれ、そのモナドに所属します。

これらの魂の家族は、生命線、すなわち魂の通信回線を持っています。この回線を通して、相互の情報、経験、成長などが共有されます。

宇宙のスピリチュアルな成長のシステム(仕組み)は、素晴らしいですね。

魂の家族については、2022年3月(訳者註11)をご覧下さい。

 

あるレベルでは、すべてのものは光を求めているーバランスと調和を求めているー始まりの時の状態に戻ろうとしていることを知っていて下さい。新たな気づき、あるいは拡大された意識の各段階には、味わい、楽しむべき、特別な奇跡や恩恵があります(訳者註8)。あなたが、内なる古い、自らを制限する、苦しみに満ちた思考形態、習慣、不協和なエネルギーをいくらか解放するたびに、あなたは変容し、そして、あなたの変装の小さな(あるいは大きな)部分を取り除きます。それは、あなたが、あなたの素晴らしい神の我れの別の側面を統合することを可能にします。そうすることで、あなたは、次第に、神に力を与えられた新たな自分を創造しています。新たな現実が、あなたの前に開かれ、それによって、あなたは、多くの新しい概念や才能にアクセスできるようになります。そして、スピリットの繊細なニュアンスに対する、あなたの感受性が、あなたの周りで、奇跡的に、花開き始めます。

 

訳者註8:マイケルは、「孤独を怖れてはいけない!」という。それまで、友人との団欒(だんらん)が楽しかったあなたに、内なる目が育ってくる。あなたは、友人との集まりや社会の喧騒(けんそう)を避け、自分の内なる世界を求めて、木立ちを吹き渡る風の中で、ひとり静かに物思いにふける時間を大切にするようになる。そこには、友人たちとの団欒とは違った、味わうべき静けさがあり、安らぎがあり、平和がある。

新たな気づき、あるいは拡大された意識の各段階には、味わい、楽しむべき、特別な奇跡や恩恵があります。

 

あなたは、実に多くのことを、とても素早く、学んでいます。しょっちゅう、マインド(心、精神)を拡大しているので、何を信じるべきか、分かりません。そして、あなたは、これ以上、新たな情報を取り入れたり、統合したりすることはできないと考えます。しかし、あなたに言いますが、これは、ほんの始まりに過ぎません。あなたは、スピリチュアル/人間の大人になりつつありますが、過去においては、人間の子どもとして、制限的な3/4次元の現実の中で機能していました。そして、あなたは、あたかも、神から切り離され、運命と自然の気まぐれに翻弄(ほんろう)されているかのように感じていました。自らのマスターとして、またスピリチュアルな大人として、あなたは、宇宙市民であり、スターシードであり、光の戦士であり、ニューエイジの先駆者であることを学びつつあります。あなたは、この宇宙だけでなく、他の宇宙もまた、高く、高く、飛翔してきました(訳者註9)。

 

訳者註9:このメッセージを読んでいる、あなた方、光の軍団は、惑星とその住民のアセンションを助ける、特別な技能を持った、専門家集団です。地球変換チーム、光の家族とも呼ばれます。あなた方は、すでに、それを何千回も成し遂げたベテランです。

どうぞ自信をもって下さい。

あなた方は、マイケルとともに、この宇宙だけでなく、他の宇宙も、高く、高く、飛翔してきました。

そんな木霊(こだま)のような微(かす)かな記憶が、甦(よみがえ)ってきませんか?

 

あなたは、非常に長い間、地球、この太陽系、あなた方の銀河さえもが、隔離されていたと聞いたことがあるでしょう。それは、今、あなたが、銀河的、宇宙的、そして全宇宙的な情報を受け取るために、溶けてなくなりました。私たちは、今、お伝えしますが、この宇宙の周囲には、濾過(ろか)機能を持った光の膜もまた、設置されました。私たち全員が、不可欠の役割を果たしている、この宇宙は、最高創造主のエッセンスから創造された、最も新しい宇宙の中にあります。ですから、それは、創造の最果ての地にある、宇宙です(訳者註10)。

 

訳者註10:僕たちの地球だけでなく、この太陽系、この銀河、そしてこの亜宇宙にさえも、濾過機能を持った光の膜、すなわち通過不能の輪が設定されていたとは、驚きです。それだけ、僕たちの亜宇宙は、低周波に汚染されていたということでしょう。今、この通過不能の輪は、溶けてなくなりました。人類は、迷信と迷妄の世界から、急速に、抜け出しつつあります。

 

私たちもまた。私たちがアクセスしてきた、高次元の周波数の振動エネルギーの量が限られていただけでなく、オムニバース(多元宇宙/様々な宇宙の総体)の仕組みに関する知識も限られていました(訳者註11)。あなたもお分かりのように、最初に創造された宇宙は、最もパワフルで、完全に近いものでした。というのは、それらの宇宙は、最高創造主のグレート・セントラルサンを取り囲み、純粋な創造のエッセンスを含んでいたからです。ますます多くの宇宙、銀河、星系が創造され、たえず拡大し、創造が、ますます遠く、大いなる虚空に押し出される(そして、最高創造主から遠く離れる)につれ、それぞれの密度への屈折によって創り出された、新たな創造物はどれも、「存在するすべて(訳者註:最高創造主)」のパワーと完全性がありませんでした。

 

訳者註11:僕たちだけでなく、マイケルですら、アクセスできる高次元の周波数が限られていただけでなく、オムニバース(多元宇宙)の仕組みや働きに関する知識も限られていたのです。

 

私たちは皆、エネルギーの多くを失った、エネルギーの断片(分身)であることを、あなたは理解しなければなりません。しかし、それでもなお、私たちは、最高創造主の顕現の不可欠の側面です。そして、もし私たちが、「創造主の名において、創造せよ!」という命令とともに送り出されたのなら―というのは、ご自身をもっと経験したいというのが、創造主の欲求だからなのですがーなぜ、創造主は、私たちが創造することになっていたことを、私たちに告げたのでしょうか? 私たちは、共同創造主として、祝福された神の贈り物を与えられました。そして、それは、過去、現在、未来に生まれた、どの魂もそうでした。あなたは、あなた自身の権利において、共同創造の神です。そして、それは、神を冒涜(ぼうとく)するものではありません。それは宇宙の法則です。あなたは、なぜこの地球にいるのか、あなたは誰なのか(訳者註:あなたは何者なのか)を理解しなければなりません。誰にも、「それは違う!」と言わせてはなりません。しかし、心から愛する人たちよ、あなたは、この警告を思い出すことが重要です、「原因結果の法則の下(もと)で、あなたは、自分が創造したものを経験しなければなりません!」(訳者註12)

 

訳者註12:テロスでは、子どもたちに「カルマの法則」について、しっかりと学ばせる。これは、僕たちが、思考、言葉、行動を選択する上で、第一に、考慮しなければいけない基準だからだ。

人は、自分が創造した思考、言葉、行動を、自ら体験しなければならない。

人をいじめれば、いじめられることを、人を騙(だま)せば、騙されることを、そして人を殺(あや)めれば、殺められることを体験しなければならない。

そして、人を愛すれば、愛されることを体験しなければならない。

 

いじめ、パワーハラスメント、セクシャル・ハラスメントなどの、肉体的、心理的暴力があとを絶たない。それらの行為に対して、カルマの法則が適用されることを知っていれば、そうした行動に及ぶことはないだろう。

人は死んだあと、土に返っていく、そんな物理的な現実しか見えない人たちにとって、人生は弱肉強食レース(競争)でしかない。

小学校で、教えなければいけない、いちばん大切なことは、カルマの法則とその意味、そして、その厳しさだ。

ネガティブなものを創造すれば、ネガティブな経験をしなければならない、ポジティブなものを創造すれば、ポジティブな経験をしなければならないという、宇宙の法則をしっかり教え、理解させることが大切だ。

 

どうぞ次のことを理解して下さい。私たちは、”すべての源(訳者註:最高創造主)”から、非常に遠く離れています。そして、それゆえに、この宇宙は、劇的に減少した創造主のエッセンス/神聖な光物質から創られました。それは、大幅に、電磁容量が減少した世界です。この宇宙を堕落(だらく)した宇宙と呼ぶ人たちもいますが、私たちは、そう呼びたいとは思いません。これは、人類が、二元性と二極性、そして”完全な自由意思”を経験できるように、特別に設計された宇宙です(訳者註13)

 

訳者註13:この宇宙は堕落した宇宙ではない。この宇宙は、僕たち人類が、二元性と二極性、そして完璧な自由意思を経験するための、実験的試みであり、そのために創られた宇宙だ。だから、善も自由意思、悪も自由意思、したがって善もなければ、悪もない。

最高創造主や、この宇宙の父にして母なる神から見れば、この宇宙に存在する、すべての魂は、高次元世界の至福を置き去りにして、この未知の実験に飛び込んだ、勇気ある、愛すべき魂なのだ。

 

光と影のスペクトルは、創造主の光の静止点を中心として設計され、二元性と二極性の振り子は、物質界のポジティブ/ネガティブ、男性/女性、光/影の振動パターンにしか振れない予定でした。共同創造の神々の多くもまた、創造主から与えられた、権利を使うことを学んでいた(訳者註:未完成の学びの段階だった)ので、完全ではないものを創造したことを、あなたは理解しなければいけません(訳者註14)。悠久の時を経て、振り子は、二元性の影の国へと、どんどん遠くに振れていきました。しかし、人類が利用するのを待っている予備として、常に、同じ量の神聖な光物質がありました。地球の二元性と二極性は、今、中心に戻る、つまり、原初にデザインされた光と影のスペクトルに戻るプロセスにあります(訳者註15)。

 

訳者註14:人は、未完成の存在であることを知る必要があります。つまり、すべての人には、欠点があります。あなたにもあります。そして、僕にも、もちろん、あります。また、長所もあります。あなたにもあります。そして、もちろん、僕にもあります。

「人の長所に意識の焦点を当てなさい!」と、マイケルがいうのは、そういう意味です。

人を許し、自分を許し、人の長所を愛し、自分の長所を愛する!

そうすれば、世の中、円満にいきます。

 

訳者註15:

「地球の二元性と二極性は、今、中心に戻る、つまり、原初にデザインされた光と影のスペクトルに戻るプロセスにあります」

今、地球は、自らの周波数を上げながら、猛烈なスピードで、アセンションの螺旋を駆(か)け上がっています。異常気象による洪水、干ばつ、山火事、砂漠化、大地の変動による地震、火山の噴火……なども、すべてガイアの浄化作用によるものです。

今、地球に存在するすべては、あの美しかったレムリアの愛の国に戻るプロセスにあります。

 

上昇する地球の振動周波数に追いつけないものは、取り残され、崩壊し、消えてなくなるでしょう。ですから、何があっても、何が起こっても、動揺しないで下さい、嘆かないで下さい、悲しまないで下さい、苦しまないで下さい。

日々、自らの周波数を高めるよう努力して下さい、自らの周波数を高く保つよう努力して下さい。

そうすれば、すべては、レムリアのあの頃に戻ります……あなたが何をしなくても……

でも、地球と人類のアセンションを助ける行為と行動は、忘れないで下さい!

 

高次元の領域からやって来た、荘厳な使者が、いつも、この宇宙全体に、特にこの亜宇宙、この銀河、そして地球上に、散らばっています。というのは、これは、二元性と二極性における、この神の実験の最終結果が、その最終段階と解決を求めて、集まることが予定された場所だからです(訳者註16)。以前にもお話したように、最高創造主は、今、すべてのオムニバースの創造的プロセスで、積極的な役割りを果たしています。今、そのハートの核心からの純粋にして精妙なエネルギーは、最も偉大なものから最も小さなものまで、ご自身(訳者註:最高創造主ご自身)のすべての側面に影響を与えながら、流れ出ています。創造は収縮しません。それは、たえず拡大し続けています。ひとり一人の人間の魂は、その拡大の中で、演ずべき、不可欠の役割りがあります。というのは、私たち全員が、この二元性意識の壮大な実験における、共同創造主そのものだからです(訳者註17)。

 

訳者註16:なぜ高次元からやって来た使者が、特に、この地球上に多いのか? 大天使アリエルは、その理由を、次のように述べている(大天使アリエル&タシラ・タチ-レン著 脇阪りん訳 ナチュラルスピリット刊より)

「現在、三八三個の惑星が同時に「光」へと向かっています。そしてたいていの人はそのほとんどの惑星に転生したことがあります。しかし、今回のこの惑星地球に関しては特別なのです。なぜかというと、「根源」からの離別の極限を体験して、いま「根源」に帰りつつあるからです。それは首尾よくいくでしょう。この惑星が「根源」に帰るのはまったく疑いのないことです。そしてこの平行現実に黙示録は起こりません。 一時期、はたしてこの惑星がちゃんと故郷に戻っていけるかどうか心配だったときもありましたが、いまは安全な帰旅の確かさを祝福しているところです。

ところで、惑星がアセンションしなくても、種族のみアセンションすることが可能です。みなさんはこの地球上でアセンションする最初の種族ではありません。あなたがたの前に四種の人類がアセンションしています。ではなぜ、とくに今回のプロセスがそんなに絶妙で素晴らしいのかというと、惑星地球も一緒にアセンションの道を歩んでいるからなのです。地球は意識と生命をもち、この分離のゲームの終局においてアセンションすることに同意した存在です。「根源」に帰るにあたって、このゲームの極上さを語っておきたいと思います。私たちはあなたがたが帰っていく途上で見せてくれる「聖なる表現」の美しさに釘づけです。あなたがたは「根源」から立ち去ったにしても、それは私たちからすればほんのちょっとの時間にすぎず(空閑註:高次元には時間が存在しない。悠久の地球時間も、高次元では一瞬にすぎない)、あなたがたの帰還はこの宇宙でもいちばん見事なエネルギーなのです。あなた自身で意識的にこの感覚を体験できることを楽しみにしています。私たちは同時性の存在なので(空閑註:高次元では、過去、現在、未来が、同時に存在するので)、あなたがたが再統合の時点で歓喜しているのをすでに見て知っているのです。あなたが自分自身に追いついたとき、この歓喜を分かち合うのが楽しみです」

 

空閑註:「あなたがたの帰還はこの宇宙でもいちばん見事なエネルギーなのです」と、アリエルは言う。

創造主から最も遠い、最も新しい宇宙。それは、創造主の光が最も希薄な、宇宙の最果ての地にある宇宙です。あなた方は、光り輝く、美しい、故郷に別れを告げ、この創造主の実験に参加しました。それは、それまで持っていた叡智、美徳、能力、才能、資質のすべてを捨てて、眠りに就くことを意味しました。そして、あなた方は、この星で、スピリチュアルな眠りに就(つ)いたまま、気が遠くなるような時を過ごしました。そんなあなた方が、失った天使の衣を取り戻し、ふたたびそれをまとって、星々の間にある故郷に帰還する時がやって来ました。それは、「この宇宙で、最も、美しいエネルギーです」

それが、今、宇宙で、地球と人類が、もっと注目を集めている理由です。

 

訳者註17:すべての人が、このアセンションのドラマの主人公です。あなた方は皆、この未知の壮大な実験に、共同創造主として参加した魂です。それぞれが、独自の才能と技能を提供するために、この実験に参加しました。誰が重要な役割りを果しているとか、私は些細(ささい)な役割りでしかないとか、そんなことはありません。

どの人(魂)が欠けても、このアセンションのジグソーパズルは完成しません。

今、あなたにやれること、あなたがやってみたいと思うこと、それが、あなたの使命です。たとえ、それがどんなにちっぽけなことのように思えたとしても……

小さなレンガを一つひとつ積み上げる、それは真にちっぽけなことに思えるかもしれませんが、その小さな一つひとつの作業がなければ、城壁は造れません、城はできません。

 

しかし、すべての創造は、創造の拡大、統合、調和のサイクルで、流れます (それは、収縮しているようにも見えますし、感じられます)。古代の人たちは、それを”(訳者註:創造主の、神の)息の吐き出しと吸い込み”と呼びました。私たちの亜宇宙は、今、(訳者註:創造主の、神の)息の吸い込みの真っただ中にいます(訳者註18)。したがって、この大いなるサイクルの中で、共同創造の努力の歴史と完成された経験は、完成された共同創造の中心核(訳者註:最高創造主)に吸収されるように、神の光物質の原初の調和のとれた状態、すなわち神の青写真に同調しなければなりません(訳者註:神の青写真と振動周波数が合わなければなりません)

 

訳者註18:地球は、歳差(さいさ)運動で、25,800年をかけて、太陽を一周します。その間、12星座のそれぞれの星座を約2,000年かけて通過します。このうち、獅子座(ししざ)と水瓶座(みずがめざ)が、神の息の吸い込みです。このとき、地球は、銀河のセントラル・サンのフォトンベルト(創造主の強い光の帯)の中に入ります。創造主は、この強い光の帯を通して、人類の輝かしい成果を収穫し、統合します。これが、神の「息の吸い込み」であり、神による「創造の収穫」です。それはまた、人類が、飛躍的に、スピリチュアルな進化をとげる時でもあります。それ以外の10星座の約2万年間は、地球がフォトンベルトを離れ、人類が自由意思によって創造する期間です。この期間を「銀河の夜」と呼びます。この期間は、「神の息の吐き出し」とも呼ばれます。つまり、人類による創造の拡大の期間です。

今、地球は、水瓶座に入りました。これからの2,000年間は、人類が霊的に目覚め、飛躍的に、スピリチュアルな進化をとげる時です。

 

ですから、愛する人たちよ、あなた方は、大きな岐路(きろ)に立っています。あなたが、あなた自身の複数の側面をきれいにし、浄化するプロセスを通り抜けるとき、あなたは、非常に多くの痛みと苦しみと苦悩を創り出してきた、あなた個人のネガティブで、低次の意識の周波数パターンのすべてを調和し、変容しているか、あるいは、今でも、破壊と混沌の下向きの螺旋(らせん)上にいるかのどちらかです。

 

ちょっと一歩退(しりぞ)いて、観察者として、この一年を振り返ってみて下さい。あなたは、壮大な計画とアセンションとは、一体何であるかの全体像をつかみ始めていますか? 気づいて、コントロールすることは、自分をマスターする上で、重要な側面です。もしあなたが、私たちがあなたに与えた課題を勤勉に学び、統合したなら、あなたは、あなたのオーバーソウルの神聖な青写真の中にコード化された、多くの贈り物を、この生涯の間に、取り戻す道を順調に歩(あゆ)んでいるはずです。

 

あなた方ひとり一人が、あなた自身の宇宙の中心です(訳者註19)。あなたが、ハートの中心にとどまり、魂に焦点を当てることを学び、それによって、いつも、無条件の愛と調和のとれた振動パターンを放射するにつれ、あなたの世界と現実は、徐々に、より良い方へと変化しています。というのは、あなたは、神から力を与えられた共同創造のマスターとして、私たちの父にして母なる神の真の「神の使者」として、機能しているからです。私の勇敢な光の戦士たちよ、覚えておいて下さい、不確実性と大いなる変化の時代、怖れるものは何もなく、得るものは実にたくさんあります。

 

訳者註19:「あなた方ひとり一人が、あなた自身の宇宙の中心です」

文字通り、あなたは、あなた自身の宇宙の中に存在し、生きてます。その宇宙を創造したのは、あなたであり、あなた自身です。あなたが、生きづらい世の中だ、住みにくい社会だと感じているなら、それは、あなたの周波数が4次元上部に達していないことを示しています。あなたは、自らの周波数に見合った社会と世界と宇宙を創り出し、その中で生きているのです。

すべての人が、自分が創り出した宇宙の中に住み、生きています。

見渡せば、世界は、実に広大です。そして、僕たちひとり一人が、それぞれ異なった、この広大な世界、この広大な宇宙の中心です。

つまり人の数だけ、世界があり、宇宙がある、ということです。

あなたは、あなた自身の世界と宇宙に住み、僕は、僕自身の世界と宇宙に住んでいます。

「周波数を上げれば、人生が良い方に変わる!」とマイケルがいうのは、そういう意味です。

「あなたヴァージョンの天国を創造しなさい!」とマイケルがいうのは、そういう意味です。

 

私たちの神聖な息が、あなたの頬(ほお)を撫(な)でるとき、その温(ぬく)もりを感じて下さい。私たちが、あなたを取り囲む、愛のオーラを感じて下さい。私たちは、すぐ傍(そば)にいます。手を伸ばして、私たちに触れて下さい。私たちは応(こた)えます。あなたは、この上なく深く、愛されています。

 

私はアーキエンジェル・マイケルです。

 

 

ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記

著作権:ロナ・ヴェザーネ(copyright © 2000/2023 by Ronna)

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<>E-mail: RonnaStar@earthlink.net

***ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記**

Japanese translation by Toshichika Kuga

*この文章の伝達者として、私ロナ・ハーマン・ヴェザーネは、アーキエンジェル・マイケルの名において万国著作権を主張します。友人との個人的な共有や、ウェブサイトや出版物への投稿は情報に改変・抜粋・付け加えがないかぎり認められますが、著者と私のウェブサイトのアドレスを載せてください:www.StarQuestMastery.com

 

お知らせ

 

2023年9月、10月、11月のメッセージとロナからのお知らせが、ロナのホームページにアップされました。

9月のメッセージの翻訳は、2~3週間後を目標に頑張りたいと思います。追って、10月、11月のメッセージの翻訳も、それぞれ2~3週間かかるのではないかと思います。

できるだけ早く、アップできるように努力します。

ロナからのお知らせは、以下の通りです。

 

 

ロナからのメモ

2023年8月18日

 

ロナからのメモ:

最愛の友人たちと魂の家族へ:

過去一年間、私たちの新たな神聖な青写真の贈り物、才能、そして機会に道を譲(ゆず)るために、私たちが残された記憶の種子の原子を解放し、バランスをとり、調和する中で、私たち全員に、多くの変化が起こりました。私は、私の人生に、いくつかの重要な変化を加えたので、私の新たな”ホログラフィック・ミッション(訳者註:次元間の移動に関する使命、任務)”に集中できるでしょう。私は、いくつかの亜次元レベルを前後にシフト(移動)しています。それは、とても興味深く、時として、少しばかり困惑させることを発見しました。しかし、私は、完璧に専念できており、ほとんどの場合、その乗り心地を楽しんでいます。

 

今、私は、アーキエンジェル・マイケルとレディ・フェイス、そして6次元の光の宇宙評議会のアセンデッド・マスター(アセンションしたマスター)たちから、進化した情報を受け取っています。この時、私は、「それは、まだ、公に、分かち合うべき時ではありません」と言われます。それは、現在、進行中の作業です。ほとんど毎日、私は、新たな情報をダウンロードしています。そして、それに多くの時間とエネルギーを費やしています。うまくいけば、数カ月以内に、それを分かち合うことが出来るでしょう。他の多くのチャネル(訳者註:チャネラー)たちもまた、彼らが伝えるべき、未来の新たなスピリチュアルな教えの一部を受け取っていることを、私は知っています。それらは、適切な時期に分かち合われるでしょう。

今こそ、私たち全員が、アセンションの道を前進する時です。4次元の最後の亜次元を通り抜ける道を、順調に、進んでいる人たちは、新たな”啓示”から多くの恩恵を受けるでしょう。また、自らのマスターになるために、熱心に、取り組んでいる人たちには、励(はげ)ましが与えられるでしょう。

 

それはまた、STAR*QUEST、私のビジネスとウェブサイトに、いくつかの変更を加える時でもあります。30年以上もの間、そうしてきたように、事務所で、パソコンを前にして、1日の多くの時間を費やすことは、もはや私には出来ません。2024年1月1日以降、マイケルの指示の下(もと)、アーキエンジェル・マイケルの毎月のメッセージの公開はもう致しません。

 

過去の多くの歳月にわたる、あなた方の忠誠心と愛情に溢れた支援に対し、あなた方全員に感謝します。

永遠の愛と天使の祝福を! ロナ

 

 

訳者註:アーキエンジェル・マイケル 毎月のメッセージの思い出

 

いつかこの日が来るとは思っていたけれど……マイケルの毎月のメッセージの終焉(しゅうえん)に、僕が立ち会うことになろうとは……想像もしなかったし、想像も出来なかった……

この重要な瞬間に立ち会うことになったのも、きっと僕の使命であり、運命なのだと、深く、感じています。

 

8年間、翻訳を続けてきました。月初めの8日間は翻訳にかかりっきりでした。概算すると、8日間×12カ月×8年間=768日÷365日=2.1年。この8年間の内、約2年をマイケルやロナと一緒に過ごしてきたことになります。

このメモを読んだとき、過ぎ去った日々の想い出、マイケルとロナへの感謝、そして、言い知れぬ悲しみの気持ちが湧(わ)き上がってきました。

 

2003年、僕は初めて「光の翼」と出会った。昔からそうだが、僕は、本の記述に曖昧(あいまい)な箇所(かしょ)、間違い、矛盾があると、すぐに分かった。そんなときは、それ以上、その本は読まない。僕は、中途半端な真実を必要としないからだ。そんな中で、「光の翼」は、ほんの小さな疑問の欠片(かけら)すら、僕に抱かせなかった。完璧だった。

そうして、僕はマイケルの世界に入って行った。

 

僕は、「光の翼」「黄金の約束」「聖なる探求」を何度も、何度も、読み返した。そして、その続編が出版されるのを待ち焦(こ)がれた。そうして、数年が過ぎ去っていった。まだ出ない……まだ出ない…一体、何時になったら、続編が出版されるのだろう?

ある日、本屋でふと手に取った「光の翼」に、ロナのセミナーの案内チラシが挟(はさ)んであった。胸が高鳴った! 参加したい、でも、お金がない。自営業で悪戦苦闘している僕には、7万円が工面できなかった。

そうして、ふたたび時が過ぎ去っていった。

 

数年後、僕は、ウェブ上で、「大内 博の世界」に出会うことになる。そのきっかけが何であったか、今、はっきりとは思い出せない。

そこには、僕が恋焦(こ)がれ続けてきた、「聖なる探求(下)」の続編があった。

うれしかった。僕は、そのすべてを紙に印刷して、何度も、何度も、何度も、読み返した。

 

そして、僕は、ヒロちゃん(大内 博先生)のセミナーに参加することになった。相変わらず、暮らし向きは楽ではなかったが、見かねた妻が、「そんなに行きたければ、セミナーに行ってくれば~」と言ってくれたのがうれしかった。

セミナー初日の夜、僕は、マイケルの高い周波数のエネルギーに包まれて、夜明けまで、ほとんど眠れなかった。頭の中で、エネルギーが渦巻いて、とても眠れる状態ではなかった。そんなことはよくあることで、セミナーに参加した人が、セミナーが終わって、一歩、会場を出ると、腰が抜けて、歩けなくなることがあると、ヒロちゃんが話してくれた。

 

病気から回復したヒロちゃんから、「セミナーに参加しませんか?」というお誘いの手紙が来た。僕は、セミナーに参加することにした。皆で雑談しているときに、ヒロちゃんが、「僕は、マイケル以外、スピリチュアルな本を読むことはほとんどない」と言った言葉が印象的だった。僕も、そうだったからだ。

セミナーが終わって別れるとき、ヒロちゃんは、僕の両手をしっかり握って、「空閑さん、頑張りましょう!」と言った。それが、ヒロちゃんの最後の言葉になった。

 

ヒロちゃんが亡くなった後、お別れの会で、僕は次のように、別れの言葉を書いた、「あなたが種を蒔(ま)いたスピリチュアルの木は、芽を出し、スクスクと育ち、こんなに立派な若木に育ちました。ヒロちゃん、安心して下さい。あなたの思いと志は、残された私たちが受け継(つ)ぎます。ヒロちゃん、本当にありがとう!」

 

ヒロちゃんのセミナー会場で、いつも、ひっそりと、クリスタルや本を販売している女性が、僕は気になっていた。ヒロちゃんとの約束を果たすために、僕は何か行動を起こさなければいけないと思い、彼女に手紙を出した。それが、マイケルの勉強会「プチ安らぎの会」を主催していた令子ちゃん(住友令子さん)だった。こうして、僕は、プチ安らぎの会に参加することになった。

 

僕は、プチ安らぎの会で、スピリチュアルに関する基礎、マイケルの教えと道具に関する基礎を学んでいった。令子ちゃんは、いささか神がかりな人で、その講義は、ほとんど天から降ってくるようだった。加えて素晴らしい弁舌と行動力があった。プチ安らぎの会で、ランディーを日本に呼んで、セミナーを開くことになった。この時、大学受験以来、英語とは全く無縁だった僕が、ロナとランディーに手紙を書くことになった。軽い気持ちだった。数回、手紙を往復すれば、それで終わると思ったのだが……とんでもないことに……その後、延々とやり取りが続くことになった。

セミナーを成功裡(せいこうり)に導くためには、膨大な準備作業が要る。往復の飛行機と交通機関をどうするか、宿泊するホテルの選定、会場の選定と設定、受講者の募集と受講費の徴収・管理、通訳の選定、ランディーの講義内容を事前に通訳に勉強してもらわなければならない……等々。

 

教師認定試験のために、受験希望者(受講者全員)の住所、氏名、電話番号、受講動機などを英訳して、ロナとランディーに送ることになった。分厚(ぶあつ)い和英辞書と英和辞書を買い込み、辞書と首っ引きで、悪戦苦闘した。これが、僕の英訳の初仕事だった。当時は、電子辞書の存在も知らず、ひたすら分厚い辞書のページをめくり続けた。本当に疲れたよ~

 

教師認定試験では、受験者ひとり一人に、異なった受験問題が割り当てられる。ランディーから、「その割り当てを君がやれ!」と言ってきた。当時、僕は、教師認定試験には反対だった。というのは、「スピリチュアルな世界で、レベル1、2、3と序列をつけるのは、おかしい!」と思ったからだ。これは、易(やさ)しい内容から難しい内容に、段階的に、スムーズに、習得していけるように配慮されたものだが、単純な僕は、それをスピリチュアルな序列と解釈してしまった。そこで、僕は次のようにメールした、「僕は教師認定試験は受けない。それでもいいのか?」と。答えは、「それでもいい!」だった。それをプチ安らぎの会員たちに伝えると、「会主である令子ちゃんを差し置いて、あなたが受験問題を差配するのはおかしい!」と異論が続出した。僕は、事情を話して、ロナとランディーに、令子ちゃん案を了承してもらった。

だから、僕は、今でも、教師ではない。

 

「日本にQFM(Quest For Mastery/マスターの探究)事務局を設立するので、それを運営する委員を募(つの)る!」というメールが、ロナから届いた。資格は問わない、手を挙(あ)げた人が任務に当たる。きわめて自由で、公平で、民主的な組織だ。いつもそうだが、光の軍団の組織は、自由、公平、民主的だ。

それからが大変だった! ロナは、スピリチュアル界の頂点に立つメッセンジャーだ。なんといっても、そのメッセージは、父にして母なる神に次ぐ、はるかなる天界の高みから降りてくるのだから。

スピリチュアルな世界も、大衆社会とは無縁ではない。人は稼(かせ)いで、生きていかねばならない……家族を養っていかねばならない……

マイケルというブランドを、ビジネスや商売に利用する人たちも現れる。

それぞれの人の中で、無条件の愛と俗世間の欲望の綱引きが繰(く)り広げられる。

 

「セミナー受講料を決めなければいけませんが、明日中に結論を出しますから待ってください、今、とても忙しいので、明日、日曜日に、出勤してやります」と、夕方、ロナからメールが届いた。セミナー主催者が、受講者から法外な受講料を取ることがないように、ロナが受講料の適正価格を決定する。

ロナのメールが届いたのが日本時間の夕方。ということは、米国時間の早朝にメールしたことになる。あと数時間もすれば、ロナはオフィスに出勤して、仕事をするだろう。僕は、委員たちにはかる時間はないと判断して、すぐに返事した。「ロナ、明日でなくとも構いません。忙しい状況が落ち着いてから、受講料を決めて下さい。明日はゆっくりと休んで下さい」と。この僕の独断に、QFMの委員から異論が出た、「必ず、私たち委員に相談して、ロナに返事して下さい!」と。

だって、そもそも委員たちに相談して、合意を取りつける時間なんてないんですから……それに、当時、ロナは、ご主人の介護で本当に疲れていたと思う。

マイケルのメッセージが、天国と泥濘(ぬかるみ)の中で、もみくちゃになった時代だった。

 

こうしてロナには、世界中から、様々な問題が寄せられる。それを淀(よど)みなく、的確に処理していかねばならない。いわば、ロナは、光の軍団の地上部隊の総司令官なのだ。僕は、ロナと会ったことがない。親しく話したこともない。しかし、何か問題があるとき、ロナにメールすると、すみやかに、遅くても翌日、あるいは翌々日に返事が返ってくる。それは、いつも、誰にとっても、きわめて納得のいく、公平な内容だった。

 

マイケルは、「この世には、善も、悪もない。正しいも、間違いもない」と言う。しかし、光の軍団の地上部隊にひずみが生じたり、間違った行為や行動が明らかになったときは、それを正さなければならない。

そんなとき、ロナは、すみやかに正しい決断をし、ひずみや間違いを是正する。

それは、とても気持ちの良いものです。

この三次元の現実世界に生きている限り、断固として、社会正義を貫かなければならないと、僕は思っている。

ただし、力ではなく、愛によって……

 

ロナは、人のエゴを否定しない。マイケルの教えと道具を、商売やビジネスのために利用することを否定しない。それによって、商売やビジネスがうまくいき、かつマイケルの教えと道具が世の中に普及し、人々を幸せにするなら、それはとても良いことだと僕は思う。しかし、利益優先のエゴが行き過ぎて、周囲の人々や社会に害をなすとき、ロナは断固とした処置をとる。またAとBが対立して、争っている。AとBのそれぞれが、その正当性をロナに訴える。そんなとき、ロナは確実に正しい判断を下す。

なぜ、どうして、そんな正しい判断が出来るのだろう? 

 

マイケルは、2012年12月のメッセージで、次のように言っている、「最初に中立的なあり方を身に着け、その後、時間が経過する中で、あなたの愛する能力が増大して、あらゆるレベルの創造物を包み込むようになります」と。

無条件の愛を実現するためには、まず最初に、中立的でなければいけないと、マイケルは言う。そうすれば、時間が経つ中で、あなたの愛する能力は増大し、ついにはすべての創造物を愛することが出来るようになる、とマイケルは言う。

 

そのために最も大切なことは、価値判断をしないことだ、裁かないことだ。

マイケルは、次のように言っている、「意識におけるアセンションの狭い道に戻ることこそ、対立を超越するあり方の始まりです。このあり方においては、善もなければ悪もなく、正しいこともなければ間違いもなく、あるのはただ二元性の許容されたスペクトルの範囲内での調和のとれた、個人的な選択だけなのです。自らのマスターとして機能し始めると、すべてにとっての恩恵のために最善の選択だけをするようになります」

価値判断をすれば、必ず、あなたはバランスを失います。

価値判断をすれば、必ず、あなたは天国に至る階段を踏み外(はず)します。

 

またマイケルは、次のように言っている、「あなた方は些細(ささい)な中傷や他人との違い、失望などに対して、愛情のまなざしを向けながらも無執着でいることを学ばなければなりません」

ロナは、AとBのどちらの側にも立たない。双方を愛のまなざしで包み、双方と周囲に対し、最も恩恵を与える解決法を選択する。

パレスチナの側にも、イスラエルの側にも立たない。ウクライナの側にも、ロシアの側にも立たない。その悲劇を愛のまなざしで包みながら、抱き締める。でも、その悲劇に捕(と)らわれない、執着しない。もしあなたが、その悲劇に捕らわれ、悲劇の渦中に溺(おぼ)れてしまうなら、あなたは世界の周波数を下げることになります。「この俗世界にいて、この俗世界にいない!」とは、そういう意味なのです。「この俗世界にいて、あなたバージョンの天国に生きる!」とは、そういう意味なのです。

 

僕が、ロナとの交流で一番感動したのは、その公平性と公正さだ。

ロナは、対立するAとBに、正しい答え(方針と処置)を示した上で、AにはBの言い分(メール)を、BにはAの言い分(メール)を添付する。相手の言い分(メール)に対して、不満があれば、再度、ロナにメールを出せばよい。きわめて公平かつ公正だ。しかし、ほとんどの場合、ロナの判断と処置に対して、異議を唱える人はいないだろう。なぜなら、それは、「すべてにとっての最善」に基づいた判断であり、処置だからだ。

この社会や世界には、矛盾や不正がはびこっている。しかし、マイケルとロナが創り出した、地上の光の世界、光の軍団には、いっさいの矛盾と不正は存在しない。なぜなら、それは愛の国なのだから。

僕は、いつも、本当に心穏(おだ)やかに、心安らかに、光の軍団の一員として、任務を遂行することが出来た。

それは、この混沌に満ちた世界にあって、まさに奇蹟だったのかも知れない。

この地上に天国を創造するために、ロナは、オフィスのパソコンの前に座って、世界の光の軍団の地上部隊を動かして、今日も、戦っている。

 

ロナ、三十数年間、本当にご苦労様でした。わずか八年間ですが、僕も、毎月、月初めの八日間をパソコンの前で過ごしました。年末も、年始も、盆休みも、ゴールデンウィークも、夏休みもなく……

あなたが、オフィスのパソコンの前で過ごした、三十余年の月日が、どれほど厳しいものだったか、そして、それがどれほど自分を律しなければならないことだったか、僕は少しだけですが分かるような気がします。

今は、ただただあなたに感謝するのみです。

 

あなたは、あの頃、時折、プライベートなメールをくれましたね。

キャンピングカーを買ったとか、孫たちとクリスマス休暇を過ごしたとか、友人に会うために、夏休みにヨーロッパに行くつもりだとか……任務を遂行する中で、あなたに、時折、訪れる、プライベートな小さな喜びのひととき……

そんなとき、僕は、「本当に、よかったなぁ~」と思いました。

 

ランディーの誘(さそ)いで、あるとき、プチ安らぎの有志が、ロナとランディーに会いに行くことになった。僕は行けなかったけれど……

そして、分かったのだけれど、あなたに会った人は、皆、あなたが大好きになる!

「スピリットって何ですか?」「私の使命は、何でしょうか?」……とか、欧米の英語圏の読者たちは、言葉の壁がないから、皆、気軽に、ロナにメールできる、ロナと交流できる。日本の読者の皆さんに、そんな経験をさせてあげたかった……と、つくづく思います。

 

あるとき、あなたは、僕に、「あなたは優しい人ね!」とメールをくれました。僕は自分が優しいとは思わないけれど、とてもうれしい言葉でした。

それは、あなたが、僕にくれた、初めての価値判断の言葉だったからです。

 

無限の愛と感謝を込めて!

上官であり、母であり、姉であり、友である、最愛のロナへ

 

お知らせ

 

10月3日現在、ロナのホームページに、マイケルの23年9月のメッセージは出ていません。

ロナが、本格的に、長期休暇に入ったのかも知れません。

新しいリリースが、何時になるのか、どんな形になるのか、分かりません。

それまで、このブログで、皆さんのお役に立てるように、これまでのメッセージの研究、解説のようなものを毎月1回、連載したいと考えています。

まだ内容がまとまりませんので、まとまり次第、連載を始めたいと思います。

少し、時間を下さい。

よろしければ、ご一読下さい。

 

 

今、地球のエーテル体は4次元上部に入りつつあります。

それに伴って、地球も、国家も、民族も、そして個人もまた、厳しい浄化のプロセスに曝(さら)されています。

私や家族もそうですが、多くの人たちが、肉体、感情、精神の苦痛や不調、また人生の困難に直面しています。

この浄化のプロセスを首尾よく乗り切るためには、常に「ハートの中心」に立ち続けること、そして、マイケルの教えてくれた瞑想法、呼吸法、チャクラトーニング、確言、光のピラミッドなどの「道具」を日々、実践することが大変重要です。

私も、毎日、寝る前に、30分間ほど、アルファ瞑想1・2、生命の花の瞑想、地球と人類を癒す紫色の呼吸法を行っています。

自分がやりやすいもので結構ですから、ぜひ皆さんも、日々、マイケルの「道具」を実践して下さい。

時間が迫っているそうです。