誰にでも合わない土地というのはあるんじゃないかと思います。
私にとってはそれはなぜか「京都」。
京都には何度も出かけていますし、京都で嫌な思いをしたこともないんです。
むしろいつだって人は優しく、景色は綺麗で、食べ物も美味しく、魅力で一杯の場所です。
なんでこんな重苦しい気持ちになるのか自分でもわかりません。
人気のあるところですから、友人や昔の彼氏に誘われて出かけたことも何度かあるし、社会に出てから出張で出かけたことも数度ある。
でも、毎度気が乗らないんです。
もっと言うと、京都について考えるだけでも胸が少し苦しくなります。
例えるならば毎回、行きたい人々にやや無理やり連れて行かれる感じです。
今回の4月の旅行でも夫に京都数泊を提案されて、うーんと思ったんですが、やはり魅力的な街に変わりはないですし、自分も出掛けてみたい場所はそりゃあるっちゃーある、、、
そういうわけで京都にも数泊泊まることになりました。
大学生の頃、友人らに連れて行かれた晴明神社というところで、写真を撮ってもらったらピースサインをした指が一本ないということがありました。
そんなことはすっかり忘れていたのに、これが今になってちょっと気にかかるのです。
今大河ドラマで平安時代のことをやっているからかもしれません。
敷地内で写真を撮ったのがいけなかったのか、もしかしてお願い事をして叶ったのに叶えてもらったことを忘れてる?とか、色々考えるのですがどうもよくわかりません。
確かその時は女子旅(6人だったかな?)でしたので恋愛がどうのとかで、他には鈴虫寺というところに連れて行かれて、お坊さんの話が面白かったこととお菓子が美味しかった記憶があります。
いつだって笑顔溢れる旅になる京都。
悪い経験をしたことがあるわけでもないのに、なぜだか嫌だと感じる理由を知りたいような知りたくないような。
多分ですがいつかの前世で何かあったのかもしれません。
今回の旅で行ってみたら何かわかるかしら。