何かが苦しんでいるような気配がしました。


意識を向けてみると、どうやらそれはテレビの横に置いていた小さな胡蝶蘭のようでした。

テレビの近くはとても痛い場所らしく、新しい茎や蕾を出すことができずにいる様子が伝わってきます。

縮こまり、ぎゅっと耐えているような姿が見えます。


少し前にテレビから距離を取ったので、もう大丈夫だと思っていましたが、それでは足りなかったのかもしれません。

テレビ周りは少なくとも1メートルほど離さないといけないのかも。

やはり電磁波の影響なのでしょうか。


「苦しい」という訴えはこちらに届きました。

とりあえず、パティオの扉の方へ場所を移してみることに。


今からでも蕾をつけてくれるでしょうか。


植物は言葉を持たないけれど、確かに“感じて”います。

そしてわたしたちも、本当は感じ取れる。

ほんの少し立ち止まって耳を澄ませば、身近な存在たちからの何らかのサインに気づけるのかもしれません。


気づくこと。

それだけで、救われる命や和らぐ痛みがあるのかもしれませんね。