終り無き水の循環のように
清く柔くそして強く
AirAquaKeeper
終り無き水の循環のように
清く柔くそして強く
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■地元東大阪近鉄吉田駅北へ徒歩3分
江戸時代氾濫を繰り返す大和川のつけかえ治水事業に多大な功績のあった「中甚兵衛」ゆかりの屋敷林が整備され散策出来る様になっています。
ところが入口が解りづらく(ひょっとしてまだ入ってはいけないのか?)いつ散歩に来ても人がいません。
今日も野良猫が一匹だけです。
こんなにゆる~い場所が駅のすぐ裏にあるなんて・・・
しかも現存する屋敷は建て替わって無い様なので300年以上のレアものということになる。
真の「長期優良住宅」「低酸素認定建築物」だ!
外に出て駅前に売り出し中の小奇麗な建売住宅を見たら急に憂鬱な気分に戻ってしまった。
見せるべきものと見せてはならないものがいつの間にか逆転してしまった景観のなかでみんな暮らしている・・・
■時には日常から想像力を離脱させるのもいいもんだ
私の好きな水面は自然ばかりとは限らない。京都の南郊相楽郡の里に浄瑠璃寺があります。好きでよく訪れます。
庭は現世とは別の世界を幻視させてくれますが、なかでも此処は彼岸のユートピアを意図して創られており、どこかつくりものじみてわざとらしいと思いつつも、いつのまにか心は遥か宇宙をさまよっています。
万能の仏である阿弥陀如来が安置されている阿弥陀堂を右に大池を反時計回りに歩くと、池の東岸に三重塔が現れる。塔には善男善女に極楽浄土に到達する活力を与えるとされる薬師如来が安置されています。此処から西岸の阿弥陀堂を眺める。
前面に広がる大池、小高い大地に据えられた朱塔、池中の岬と島・・・全てが彼岸である浄土世界を象徴する「建築と庭」の造形上の構成となっています。
入った時妙に気になる鐘楼だと思ったら出る時もやはり気になる。???亜っ!たくさんの鐘楼見てきたけれどこんな石組みの鐘楼は見た事無い
帰る前に右に折れておいしい「とろろ定食」食べようか案外此処に来る楽しみの一番はこれかもね