ある時点での自分の判断で、未来永劫自分を縛り続けるだなんて、あまりに馬鹿げていませんかぁ? | aaiのブログ

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都内在住。雑記帳。

もう5月が終わってしまう…

今月も早かったな〜





最近読んだ本



『令和元年の人生ゲーム』



「まだ人生に、本気になってるんですか?」
この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。

「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」

慶應の意識高いビジコンサークルで、
働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、
「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、
クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……

”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。
彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?

2021年にTwitterに小説の投稿を始めて以降、瞬く間に「タワマン文学」旋風を巻き起こした麻布競馬場。

デビュー作『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』のスマッシュヒットを受けて、
麻布競馬場が第2作のテーマに選んだものは「Z世代の働き方」。
新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。

そんな「Z世代のリアル」を、麻布競馬場は驚異の解像度で詳らかにします。
20代からは「共感しすぎて悶絶した」の声があがる一方で、
部下への接し方に持ち悩みの尽きない方々からは「最強のZ世代の取扱説明書だ!」とも。
「あまりにリアル! あまりに面白い!」と、熱狂者続出中の問題作。(amazonより)




こちらはダ・ヴィンチ4月号で知って予約していた本

やーっと届いた!


想像しやすい話が多く、麻布競馬場とは割と近いところで生きているかも?!とも感じたり



最終話の令和5年の舞台が銭湯でちょいびっくり(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!

ちなみにダ・ヴィンチでは

「令和5年は意外な舞台設定が選ばれ、変わることと変わらずいること、どちらがいいのかという価値観にまつわる群青劇が勃発する」

と書かれていました



高円寺にある杉乃湯のモデルって小杉湯かしら??

(豊洲に新しくできる大型商業施設に、杉乃湯が進出するっていう設定は、ハラカドに2店舗目を開業した小杉湯を連想しません?)


小説では高円寺の杉乃湯を潰してマンションにし、高円寺より稼げる豊洲を杉乃湯にするっていう展開にwいや〜家賃収入大事なのはわかるけど、意外すぎる結論に笑った爆笑



そして、あ〜わかると思ったエピソード↓


喜楽湯のオーナー宮木さん、銭湯を廃業してマンションにすると主人公に話す

主人公

「そんな……この銭湯は、まさしく銭湯文化遺産なのに。もったいないですよ!」


宮木さん
「文化だなんて、こっちの知ったことじゃないよ。ほら、飲食店でもさ、潰れるって分かった途端に『大好きだったのに、もったいないです!』とかって、これまで全然来てなかった客が大挙して押しかけてくるって言うでしょ?外野はいつだって無責任だよ。こっちは生業としてやってんだから、ゴチャゴチャ口を出すもんじゃないよ!」


うん、最後だからって来るのかよ、潰れる前に来てくれりゃあ潰れないですんだのに…って思うよね〜というのはわかっているので、なかなか廃業がわかった銭湯には行けない私なのでした真顔
廃業する前に見たい行きたい気持ちはあるけどね〜気まずさのほうが上回るのよ魂が抜ける


と、銭湯の話になっちゃいましたが、どの話も面白かったです♪


タワマン文学も読んでみよ~っと