最近読んだ本
『地図と拳』
【第168回直木賞受賞作】
【第13回山田風太郎賞受賞作】
「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。(amazonより)
やーーーっと読み終わった!
職場の方に薦められて読んでみたけど、読み終わるのに時間がかかったわ
明男と子どもたちが関わる場面、写真を撮ってあげてほのぼのと思いきや、一瞬にして残酷な展開に
辛すぎる
300ページを過ぎあと半分と思ったら、東横線の代官山駅が出てきてこのあたりから結構さくさく読めた
(私は代官山を突っ切って渋谷の幼稚園まで通っていたので、同潤会は見ているはずなのよね~全く記憶にはないけどw)
ええ、自分に関連することが少しでもあると読めるタイプなものでね(~‾▿‾)~
というか、このあたりは都市計画についての話が多くて、やっと私でもわかる名前が出てきた〜!!とちょっと安心した
辰野金吾とかル・コルビュジエとか
最後に印象に残った文章をつらつらと載せておきます
「興味深い問いの答えを知れるのであれば、それは十分な得だよ」
「国家とはすなわち地図である」
「建築は誰のものか。利用者のものである。」
「建築の価値は、誰が所有しているかによって決まりません。そこにただ存在することに意味があるんです。久しぶりに故郷に帰ったとき、気にもとめていなかった凡庸な建築が解体されて空き地になっていることを知れば、人々は悲しみます」
「建築とは時間です。建築は人間の過去を担保します」
