最近読んだ本
『キッズ・アー・オールライト』
NPO法人「子供の家」の代表で、虐待・差別・体罰・貧困といった子供の人権救済活動に関わっている河原はある日、SNS上で〈このままだとあたし おばあちゃんころしちゃうかも〉【NAGOYA JK】というヤングケアラーと思しき書き込みを見つける。 河原は組織を手伝う少女・うさこを通じて発信元の子に連絡を取ろうと試みるが――。 また繁華街で「パパ活」などを仕切る半グレ集団に対して睨みを利かせている男・通称シバリはある日、街角で少年たちから襲われていた日系ブラジル人四世の少年・ダヴィを助ける。 彼は日本生まれ日本育ちだが、周囲は彼を「ガイジン」と呼ぶ。「オレはニッケイ。ニホン人でもブラジル人でもない。でもこの国でしか生きられん」日本社会から排除された日系ブラジル人たちが群れ住む団地を訪れたシバリは、ダヴィを学校に行かせるために、グループの男と対決をする――。 そしてそれぞれの人生が交わる時――この国の片隅で確かに生きている、声なき子どもたちの声を聞け。傑作社会派エンタメ小説。(amazonより)
『漂う子』の登場人物、シバリやうさこたちが出てくるので読みたかった本
ヤングケアラーや在留外国人の子供を題材にしています
またまた知らないことだらけ
「日系ブラジル人に限らず、外国籍の子供たちは日本の学校に通うことはできるが、義務教育じゃない。『厚意で教育を受けさせてあげます』ってわけだ。だから、不登校になってもやめてしまっても、深追いしないんだ」
「就学状況不明の外国籍の子供」の対応は自治体にゆだねられている
そのような子供たちへの取り組みを実施していない自治体は半数以上
そのため、所在すらわかっていない外国籍の子供がたくさんいるそうです
真澄ちゃんがほとんど通学せずにおばあちゃんの世話をしていたのも、読んでいて胸が痛かった
普通の高校生としての日常を送れていない子もいるのですよね
最後にも書かれていたが、そんな子供たちを救えていない大人に問題があるのだよな…
