最近読んだ本
『宙ごはん』
この物語は、あなたの人生を支えてくれる
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。
全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。(小学館より)
こちら、ダ・ヴィンチ8月号で知った本。個人的には8月号は好きなページだらけ。
矢沢あいやハリーポッターの特集、そして町田そのこさんのインタビューページの1ページ前に、飛鳥井千砂さんの『見つけたいのは、光。』についてのインタビューが載っていて興味津々。そちらを読みたくてこちらは後回しになってしまった…
町田さん、「あのラストを書けたことで、これまで私が書いたなかで一番優しい物語になったと思います」と言われていましたが、読んでみて
泣けた(TOT)
感動したとかでなく最終章、そういう展開にしちゃうのかいって思った。てか、カノさんの好きな人死にすぎや![]()
最後にカバー裏の掌編小説を読んでまた泣けた。食べることって大事よ、と『おいしいごはんが食べられますように』の登場人物に言ってやりたい(自分も食のこだわりはないけどね
)
鉄太が宙が好きだと言っていた本を読んで、サンデーの方が良いという場面。
「あれは、現実味がないのがいいんだよ。なんかこの話の主人公って、どこかにいそうなのがダメなんだ」
「現実的だと疲れる。本の中くらい、面倒なこと考えたくないだろ」
宙は登場人物が自分と重なる部分があって好きだと思う。本を読んで共感できる、親近感を覚えることが楽しい宙と、本は現実味がないものが好きな鉄太。
自分はそんなこと考えたこともないので、妙にこの場面が印象に残ってしまった。エッセイ(親近感を覚える)やミステリ(めっちゃ人が死ぬ、現実味がない)が好きだけど、どちらもそれぞれ楽しいよな〜。
話が逸れましたが、インタビューでは
「自分の仕事を優先して子どものことを後回しにしたり、私自身が完全な良い母親ではないから、そういう未熟な母親を書いてみたかったんです。さらに私は子どもの頃、うまく母に甘えられなくて。一方で私の娘はすごく甘え上手なんですけど、私が100%愛情を示しているのに伝わっていないなと思うときもある。娘であり、母であるからこその、気付きや葛藤が私のなかにはあります。だからこそ母と子の物語を書きたくなるのでしょうね。書くことで、自分の中の疑問と向き合っている。」
と語っています。
町田さんが何故あのような物語が書けるのかがわかるような気がしました。
それにしても、町田さんの小説を読むといつも、自分ってめちゃくちゃ恵まれた家庭環境で育ってきたんだな〜と思うな。。。
花さん〜♪読み終わったので早速感想を書いてみました(^^)
結局料理についての感想は全然書いていませんが(笑)こちらも美味しそうな料理が出てきた作品でした♪
