「絵描きは食えない」を変えたい 芸術、アートを身近に | aaiのブログ

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都内在住。雑記帳。

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最近読んだ本



『完売画家』



テレビ番組「アメトーーク」(テレビ朝日系)の人気企画、『本屋で読書芸人』(2021年12月2日放送)で、カズレーザーさんが「お気に入りの本」として紹介!

「絵描きは食えない」を変えたい。

美大は「絵を描いて、それを生活の糧にして、また描く」方法を、いっさい教えてくれなかった。

これまでに描いた700点の絵画がすべて完売。
経験と冷静な分析で語る、芸術の世界での生き方と仕事の哲学。

号2万円、作品数32点、年収200万円が最初に超えるべき壁
☞画家として生きるための必要条件のひとつ
「買取ギャラリーへのアクセス」の獲得
☞よい画商に巡り合うためには、長期的に結果を出し続ける
☞売れている作家がどのギャラリーと取引しているかを知る
☞個展を開くには、最低20点の作品が必要


[もくじ]
第1章 職業「画家」
「絵を描いて生活の糧にする方法」を学校は教えてくれない
1か月半かけて作った作品2点の儲けは3万円
新人画家、300万円を持ち逃げされる
絵への失った情熱に火をつけたのは絵だった
日展で最年少の特選を受賞 など

第2章 芸術の世界で生きる
絵を売る場所は3パターンしかない
ギャラリーへのアプローチは百貨店への足掛かり
ギャラリーとのつきあい方
日本の画家の頂点は、1枚3000万円!
号2万円、作品数32点、年収200万円が最初に超えるべき壁 など

第3章 画家の価値を高める
弘法こそ筆を選びまくる
デッサンなくして個性なし
模写は体で理解する鑑賞法
早く多く描けなければ、勝負の舞台に上がれない
「描きたい絵」と「売れる絵」 など

第4章 才能を持続させること、さらなる高みを目指すこと
画家は自分の作品に殺される
小規模チームでスタートアップ
底辺YouTubeでも売り上げは500万円
エントリーモデルを作る
新人発掘コンテスト「ARTIST NEW GATEA」を創設 など(amazonより)



写実絵画を得意とする中島健太さん。

芸術をきちんとビジネスにしています。


私にとって写実絵画と言えばホキ美術館。

10年くらい前に建物目当てで行ったのですが、展覧会で見た写真のような絵に驚いたものです。


ホキ美術館カラーパレット下矢印

業界のことを結構色々書いてくれています!お金のことも書いてありわかりやすい。

例えばこんな感じ下矢印以下、引用。

(なが〜いので興味のない方はすっ飛ばしてくださいニコニコ)


 百貨店の最低価格といわれているのが、以前は号3万円でした。2021年現在は少し下がって、号1万5000円から2万円と言われています。

 号2万円の画家が、10号の大きさの絵を30点描いたとします。この場合、1点の作品の価格は20万円(号2万円×10号)です。20万円×30点で完売したとして、売り上げは600万円。作品が売れても手元に残るのは3割くらいです。


 1点の作品の内訳としては、百貨店が3割、出店しているギャラリーが3割、画家が3割、あとの1割は使途不明、あるいはお客さんへの割引などに使われることが多いです。


20万円の作品が1点売れた場合、

百貨店    6万円

ギャラリー  6万円

画家     6万円

割引等    2万円

となります。


30点売れたとしても、画家の手元に入ってくるのは180万円。200万円には手が届きませんので、あともう2点から3点は書く必要があります。

 いまは、この200万円すら超えられない作家が多いのが実情です。



驚き手元に残るのは3割かぁ。しんどいですね驚き驚き



成功例だけでなく失敗談も書かれていて、色んなことにチャレンジされているのが伝わりました。


失いかけた絵への情熱を取り戻すきっかけとなったのは、メトロポリタン美術館で見たウィリアム・アドルフ・ブグローの「ブルトン人の姉弟」だそうです。


マンハッタンのセントラル・パークに行ければ最高ですがもちろん無理なので(笑)メトロポリタン美術館展にでも行ってみようかな〜ニコニコ