最近読んだ本
『パラソルでパラシュート』
第165回直木賞ノミネートで話題をさらった『スモールワールズ』著者、感動の長編小説!「できること、やりたいこと」何もない――。大阪の一流企業の受付で契約社員として働く柳生美雨は、29歳になると同時に「退職まであと1年」のタイムリミットを迎えた。その記念すべき誕生日、雨の夜に出会ったのは売れないお笑い芸人の矢沢亨。掴みどころのない亨、その相方の弓彦、そして仲間の芸人たちとの交流を通して、退屈だった美雨の人生は、雨上がりの世界のように輝きはじめる。美雨と亨と弓彦の3人は、変てこな恋と友情を育てながら季節は巡り、やがてひとつの嵐が訪れ……。(講談社BOOK倶楽部より)
『スモールワールズ』とはまた違う作風。山本文緒さんの『自転しながら公転する』を何故か思い出しました。
大阪の生活の話なので、こってこての大阪弁を結構読むことに。最近関西の友達とメールのやりとりをしていない為、大阪弁の会話を読むのになかなか苦戦した(^~^;)ゞ
主人公の美雨はとらえどころのない人だと思いながら読み進めたが、第4章でもっと不思議な雰囲気の人が出てきた(笑)その人の登場でばっと展開も変わります。
それにしても、、、はぁー30になったら絶対更新されない契約社員の受付嬢かぁ
まだそういう会社あるんかいな…
美雨の先輩、浅田さん好きだな〜。
「わたし、会社でいろいろ言われてるでしょう。図太いとか居座り受付婆とか」
「でも、そんなん全然平気、傷ついてへんのよ。働いてお給料もらわなほかのふたりに迷惑かけるし、こうして好きなものに囲まれることもできへん。わたしは、わたしを救ってくれるものを守れたらほかはどうでもいい。男に寄ってこられる年齢の時は、現実見ろとかやいやい言われた。何言うとんねんって思ってた。現実を見てるからこそ、非現実を愛してんのに。『現実逃避すんな』って逃してくれへんくせに。わたしにとってこれは、現実と向き合うために必要な武器」
魔法はかけられるんじゃなくて自分でかかるもの!浅田さんかっこいい〜![]()
