労働者階級の合理性 | aaiのブログ

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都内在住。雑記帳。

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最近読んだ本



『ワイルドサイドをほっつき歩け−−ハマータウンのおっさんたち』



EU 離脱の是非を問う投票で離脱票を入れたばっかりに、残留派の妻と息子に叱られ、喧嘩が絶えないので仲直りしようと漢字で「平和」とタトゥーを入れたつもりが、「中和」と彫られていたおっさんの話……

本を読むことを生きがいにしていたのに緊縮財政で図書館が子ども遊戯室の一角に縮小され、それでも諦めずに幼児たちに囲まれながら本を読むうち、いつしか母子たちに信頼されていくこわもてのおっさんの話……などなど、笑って泣ける21篇。(筑摩書房より)



久しぶりにエッセイ読んだ〜。私、エッセイ好きだけど最近は読んでなかったな。


ブレイディみかこさんの本は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は読んだことがあり、そちらは子供について書かれていて面白かった。なのでこちらも読んでみたけれど、今回はおっさんたちの日常のことが描かれていた。労働者階級のおっさんたちを含め、周りにいる人たちのことをよく理解されているんだなと思った。


また、EU離脱問題やNHS(国民保健サービス)といった英国の現代事情についてよくわかる。どこの国も大変だ。。


なんか、こんまりブームが英国やってきたというエピソードがツボにはまってしまった。ブレイディみかこさんの文章好きだなーと改めて感じましたね。


「こんまりメソッドがこれほど人気になっているのは、混沌とした時代にあって、家の中をきれいに片付けることによって「テイク・バック・コントロール(コントロールを取り戻せ)」願望を満たした気分になれるからだという分析もある。「テイク・バック・コントロール」はEU離脱問題の国民投票のときに離脱派が使ったスローガンだ。広報・マーケティング関係者から「EU離脱だけでなく、人の人生を表現した天才的スローガン」と絶賛された言葉だったが、ブレグジットなどという大それたことを起こさなくとも家の片付けぐらいでコントロールを取り戻した気分になれるなら安いものだ。近藤麻理恵はどうして2016年以前に大ブームを巻き起こしてくれなかったのだろう。彼女ならEU離脱を止められたかもしれない。」



印象に残った言葉下矢印


「お前らの世代は、何でもそういう風に合理的に片付けようとするけど、人間が生きるって、それだけじゃないからな」


「絶望、なんてロマンティックなことは、上の階級のやつらがすることよ」