私は変わらず甘いものばかり
なんかいつもとパッケージが違うなぁと思ったら
『おんぶにだっこ』
二歳になっても「あんた、いつまで飲む気だね」と言われながらも乳離れしようとせず、ニシキヘビに興奮し家にあったマムシ酒のヘビにうっとり。星が欲しくてしょうがなかった四歳は、その後あの「たまちゃん」と小学一年生の時に出会う。
人一倍ナイーブで、なぜかいつも悩んでいた幼年期。「まる子」以前のピュアな気持ちを初めて書き綴った、さくらももこの原点となる自伝エッセイ。
さくらももこさんのエッセイは大好き
確か私が小学生の時に『まる子だった』が発売されて、読んでみたのが最初だった気がする。小学校低学年時代は、漫画の『ちびまる子ちゃん』と『コジコジ』が好きでよく読んでいたので、母がこの漫画を描いている人の本も面白いよ~と言って、『まる子だった』を買ってくれたような・・・。
と、小学生の時の記憶すら曖昧な私は、二歳の頃の記憶なんて全くないので、その頃の記憶があるさくらももこさんにびっくり
乳離れの記憶なんてもちろんない
宇宙のことや死のことを考えていて、小さいながら色んな深いことを感じて生きてきたんだな~と思った。幼いときに感じた、辛く苦い感情についてのエピソードが印象的だった。
「盗んだビーズ」
あんな事さえしなければ、私もいつも通りの家族の一員としてこの場で呑気にしていられたのに、こんなに暗い気持ちでただやり過ごしているなんて、すごく辛い。
盗みなんて、して良い事であるわけないのにそんな初歩的な判断もできなかったという事が、あまりにも情けなくて誰にも言えない。
人の物を盗んでまで欲しい物なんて何ひとつない。
「大失敗」
アッコちゃんのような人になりたいかといえば、絶対にイヤだ。あんなふてぶてしく、平気でえばるような人にはなりたくない。
波風を立てぬようにと気を遣っていたのに、こんなに一方的に波風を立てられてしまうなんて、これじゃ気イ遣い損じゃないか。
「上松君のランドセル」
泣きたいけれど、泣いて済むような事ではないから、泣かないでこの重さに耐えるしかなかった。
子どもって意外と早くから大人になっていて、気を遣ったり悩んでいるんだよな~と思う。
長女もあと2ヶ月くらいしたら二歳になるけど、私が時間に追われてあたふたイライラしている時は(自己管理ができていなくて、子どもに申し訳ないが
)今はわがままなことを言わない方が良いかな
と察するようで、大人しくしている。
人の気持ちがわかる、とまでは言えないが、まだ一歳なのに、その場の雰囲気を感じて行動している様子を見ると、子どもには気を遣わせないでのびのびと過ごせるように、こちらが余裕を持たなくては、といつも思う
あとがきより
人が大人になってゆくというのは、どういう事だろうと私はよく考えてきた。そして、出た答えは、経験をし、その意味に気づき、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かしてゆく事、これが大人になってゆくという事だろうと思ったのだ。この答えは今でも変わっていない。
さくらももこさんの作品をもっともっと読みたかったな
今日は日曜日
久しぶりに「ちびまる子ちゃん」を見よ~っと



