このときは父が王子製紙の人からチケットを頂いたとのことで、珍しく巨人戦に行ったのでした。
てなわけで、王子製紙繋がりの読んだ本の記録いきます
『いつか王子駅で』
時間給講師の「私」が引っ越してきたのは、路面電車の走る町。彼は小さな居酒屋で印章彫り職人・正吉と知り合う。
ある日、同じ店で「私」は正吉の忘れ物に気づく。「私」はそれを預かって渡そうとするものの、正吉は姿を現さず...
このストーリーと並行して、魅力的な話題が次々と提示され、厚みをもっていく。
一つの文章が長いので、もう私はこれ読めんわ~と思ったけど、読み進めると読むコツ!?が掴めてきて一気に読めた(ほっ。合わないかも・・と思っても、割と最後まで読むタイプ)
いや~一番最初これよ
「やはり正真正銘の極道者だった時代があるのだろうか、左肩から上腕にかけてびっしりと彫られた紺青の龍の刺青が湯あがりに火照った肌からひときわ色濃く浮き出し、小柄な身体を拭くために両腕を動かすたびところどころ金を蒔いたふうの龍の胴体がうなって顔見知りの常連客たちをも黙らせるほどの迫力があるのに、まるで生きているようなその龍の昇天を助けようというのかひとしきり水滴をぬぐい取ると...」
いつ文章終わるんだ~「。」が出てこなーい
ちなみに、あと五行くらい文章続く
最初何書いてあったんだっけ?と忘れて、読み返すことも多かった。
著者の豊富な知識に圧倒され、とても勉強になる。文学に造詣が深いので、文学好きも楽しめると思う。気軽に読むとちょっと追いつけないかも。てか、自分はわからないところがちょいちょいあった
女将さんの気づかいの話、良いな~
「髪がぼさぼさと逆立つくらいの勢いで私が水気を拭き取り、ちゃんと洗ってお返ししますと礼を述べたら、そんな気づかいは誰か大切なひとに取っておいてあげてと彼女はあっさりと言ってのけたものだ。」
「のりしろ」についても印象に残った。
咲ちゃんと「私」のやりとりは微笑ましい
「私に最も欠落しているのは、おそらく心の「のりしろ」だろう。他者のために、仲間のために、そして自分自身のために余白を取っておく気づかいと辛抱強さが私にはない。」
「咲ちゃんといて疲れないのは、あっはと美しい歯を見せて笑う表向きの明るさや屈託のなさのせいでなく、周囲にいる人間にたいしていつも「のりしろ」になれるような、生まれつきの余白が備わっているせいなのかもしれない。」
王子製紙について書かれている部分もある。短い文章だけ載せときます(笑)
「飛鳥山に紙の博物館が置かれているとおり、洋紙の発祥は、明治初期、堀船にできた王子製紙にあるわけで、歴史的にみてこのあたりはいまだ紙の在庫を抱えている貸倉庫がならんでいてもおかしくはない。」
『東京物語散歩100』で訪れていたのは、荒川区・あらかわ遊園。
見たことはあるけど、入ったことはない。小さな子どもにちょうど良い遊園地とのことで興味はあったが、残念、今はリニューアル工事で休園みたい
こちらに住んでいる間に一度くらい行ってみたいが、いつまでこのあたりに住んでいるかわからんからな~
先月、王子に行ったときの写真
王子神社
髪は撮っていたが、紙の博物館の写真は撮ってなかったー。
飛鳥山公園の人の多さに驚きすぎて、こちらは撮ったのですが(笑)
子どもに大人気の公園ですな~







