
心揺さぶられる曲というものが誰にでもあるはず。
僕にとってScary Kids Scaring Kidsの2007年発売のセルフタイトルには、心を揺さぶられる曲が収録されている。
犬神家の一族を彷彿とさせるジャケット。
何となくだがエモさが溢れていない?
このアルバムが発売した2007年。
スクリーモシーンには次々と新人バンドがデビューしていった。
現在まで続くメタルコア・スクリーモシーンの飽和期がこの2007年くらいから始まったような気がする。
そんな時期の始まりに2枚目のアルバムを出した彼ら。
当時は数多くあるスクリーモバンドのアルバムの1つとして、リスナーたちに片付けられてしまったかもしれない。
だがこの機会にもう一度このアルバムの名曲達に触れてみたいと思う。
ちなみに今作は2010年解散を発表した彼らのラストアルバムとなった。
ボーカルの絶叫とリードギターの絡みから入る曲。
最近のスクリーモバンドと比較しても、かなりソフトな曲調だし、スローテンポな曲調であると思う。
一見普通の曲だなあって思うけど、逆にこういった曲調のスクリーモって最近じゃ珍しい。
またキーボードがいい味を出している。
キーボードを取り入れたスクリーモバンドは現在はたくさんあるけど、キーボードが悪目立ちすぎるバンドが多い昨今のバンドと比較しても、SKSKは変に目立ってないのがいい。
脇役としてキーボードがいい味を出しているのも彼らの魅力の1つ。
やった。やったよこれ。これぞエモだ。
イントロを聴いてガッツポーズしてしまう。
すげえかっこいいもん。これ。
イントロのツインリードギターのフレーズが曲全編に渡って効きまくっている。
このフレーズ思い付いてくれてありがとう。
歌メロももちろんいいんだが、この曲はギターが大活躍している。
まさしくスクリーモバンドのバラード系名曲。
説明不要。とにかく聴いてみてほしい。
文句なし。MVが制作されるようなリードトラック。シンプルにかっこいい。
サビの裏でキーボードがいい仕事をしている。
歌メロもとてもいいので繰り返し聴いてしまう。
MVからも近未来や宇宙をイメージしてるのかな?MVの内容はよくわからないが曲は間違いなくいい。
てかSKSKのメンバーってこんな見た目してたんすね。
ボーカルなんて想像してたよりかなりワイルド風な見た目ですよね。
どちらかというと見た目からハードロックとかからの影響を受けてそうな気がしますね。
ツインギターのユニゾンフレーズが多いのもそういう影響があるのかもしれないですね。
話がずれましたがFacesはとにかく名曲。
MVと合わせて聴いてみてほしい。
今回紹介したのは3曲。これだけでも是非聴いてみて下さい。彼らの魅力が充分伝わるはず。
直近の彼らの情報についてですが、2010年に解散をしてしまいました。
そして2014年にはボーカルが突然亡くなってしまいました。うーん残念。
個人的に伝説的なスクリーモバンドだと思っているScary Kids Scaring Kids。
特に2曲目に紹介をしたThe Deep Endは今でも聴く度に心を揺さぶられる。
オリジナルフルアルバムは2枚。是非手にとってみては?