今宵も懲りずにスクリーモバンドを紹介するこのブログ。
最近のスクリーモにはよく思うことがあって、無理にスクリームを入れる必用ないんじゃないかなーって思うことがある。
今日紹介するSecretsもその一つ。
そんなバンドの2ndアルバムを紹介したい。
何かこのジャケット、映画アバターを思い出してしまうのは私だけでしょうか?
ですが何だかんだ結構名盤なんですよこれ。
サビから始まる彼らの2ndアルバムFragile Figuresのリードトラックから。
構成を見てみると、スクリームボーカル、クリーンボーカルはバッシングギターを兼任、リードギター、ベース、ドラムという構成だ。
ハイトーンのサビが印象的な疾走感ある楽曲。エモ、スクリーモ好きなら1発で気に入ると思う。
このハイトーンボーカルはそこら辺のバンドではそうそういない良い声をしてると思う。
ただスクリームパートの方に対して思うことがある。
...至って普通なのだ。
これとかほとんどスクリームパートがない。
とにかくクリーンボーカルの上手さが目立つ。
曲もすごく良いし、アルバムの中盤以降に収録されているのだが、この配置もマンネリになりがちなスクリーモバンドのアルバムを上手く活性化させていると思う。
個人的に一番大好きなアルバムラスト曲。
これは本当に名曲だし、ボーカルの上手さが際立っている。
もうスクリームパートなんて一切ないし、とにかくポップで良い曲だ。本当にスクリーモバンドなのかって疑うくらいのセンスを持っていると思う。
こういう曲をもっともっと聴きたいなって思う。
ただスクリームが際立つ曲もある。
これとかはクリーンとスクリームの掛け合いがかっこいいなって思う。
アルバムにはこういう曲もいくつかある。
だから何だかんだ言いながらもスクリーモバンドをやってるし、本人たちもこの路線を変える必用もないのだろう。
結論として名盤な2nd
何だかんだ言ったはものの。名盤な2ndアルバム。
正直1stは同じような曲が多くて、クオリティもよくいるそこらへんのバンドだった。
1stで好きな曲もあるけどね。
それが2ndアルバムでは大化けしたのだ。
アルバム全体を通して聞いてみると、本当にメロディラインが秀逸だと思う。
彼らの今後には期待感がすごい。
3rdアルバムはどんなことになるんだろう...と期待してたらいつの間にか発売していた。
あれ...?もっと話題になっても...
ライザップ?ライザップ?
スクリームボーカルが変わったみたいね。
実は言われるまでわからなかった。
なんか前に比べて平凡な曲調になってしまった気もしないでもない。うーんこれはこれでありだけどね。
そして残念なことにチャートの方も2ndアルバムに及ばず。
だがきっともっと彼らならできるはずだと思う。
昨年公開の彼らの曲だ。これを聴く限りクリーンとスクリームの掛け合いがすごいことになっている。
どうやらボーカル変更は良い方向へ行ってるのかも。
次回作では新たな可能性を見せてほしい。
めっちゃ期待してるぜSecrets。
あと何かのEPに収録されてるらしいこの曲も好きだから最後に貼っておくね。