今回はポストハードコアバンド Silversteinについて語っていきたいと思う。
今まではアルバムごとの紹介だったんだけど、今回はバンド単位で紹介していきたい。
カナダ出身の5人組。ボーカルにギター×2 ベース ドラムと平均的なポストハードコアバンドの体制である。
2000年から活動をしている非常に息の長いバンドで、音楽性が変わりがちなポストハードコアバンドにしては珍しく、初期からの音楽性を大事にしている。
このバンドの特徴としては楽曲が常に平均点を超えてくるところだと思う。
あまりにも名曲すぎず、常にリスナーに寄り添ってくれるような楽曲は、何故かいつの間にか中毒になっている。
彼らの2ndアルバムDiscovering The Waterfrontから。
イントロの物悲しいアルペジオから、感情を爆発させるボーカルの咆哮がエモい楽曲。
一躍彼らを有名にした楽曲だとおもう。
決して1発で心掴むようなメロディアスなサビもないが、それでも何故か何度も聞いてしまう不思議な曲である。
これも2ndアルバムから。
ギターのタッピングフレーズが何とも印象的な曲。スクリームは少し少なめなので聞きやすい。
この曲もそうだが、2ndアルバムは少し暗い楽曲が多い感じがする。だが、彼らの初期の名盤なので、この手のバンドが好きなら是非聞いてほしい。
かっけええけけけけけえ!!!!!!
ってなるような楽曲。1発でノックアウトされるような楽曲をふと持ってくるのも彼らの魅力である。
これは6thアルバム This Is How The Wind Shiftsからリードトラック。必聴。
5thアルバムRescueから。
これもほんとにかっこいいが、どちらかというと少しパンクロックよりな感じもする。
結構曲の振り幅が大きく、色んな引き出しを持っているのも彼らの魅力だ。
3rdアルバムArrivals & Departuresから。
個人的に大好きな1曲。
これも今まで紹介した曲とは少し毛色が違うと思う。歌い出しと切ないサビが本当に最高。
これも3rdアルバムから。こんなゴリゴリに攻めまくる曲もありますよ。
3rdアルバムが個人的に一番好きなのだが、やはり楽曲の平均点が高い気がする。
飛び抜けた名曲がないものの、ついつい聴いてしまうのも各楽曲が安心の高クオリティだからだと思う。
ということで今回はSilversteinをご紹介しました。
たまにはアルバムだけじゃなくて、バンド単位でのご紹介もいいかも。
そういや最近はあのRise Recordsに移籍したらしい。新しいアルバムも出すようなのでこれからも注目していきたい。