無問題のブログ

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主に自分が観た映画の感想を独断と偏見で語るブログです。
ただの自己満ですが何かの参考にしてもらえれば幸いです。
できるだけ更新していきたいと思ってるのでよろしくどうぞ。


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久々更新でっす!!


今回は映画じゃなく小説っす。


何故かって?


映画観る時間がないからさ・・・。


最近電車での通勤・帰宅時に「寝る」、「無の境地に入る」、「エロイ妄想をする」以外の


新しいコマンドを厳しい修練の果てに体得しやした。


それは・・・・


「小説を読む」


ってなわけで、今回のネタは小説です。


著者は伊坂幸太郎 で2003年に初版が出てます。2006年には映画化もされてます。


時間があったら映画も見ようと思ってます。


内容としては、嘘を見破れる「成瀬」、嘘つきで演説好きな「響野」、


動物好きなスリ師「久遠」、正確な体内時計を持つ「雪子」


この4人のギャング・・もとい銀行強盗が主役の話です。


内容は、4人が綿密な計画を立てていつものように銀行強盗を実行した。


結果は成功!!


いつものように誰も傷つけずに颯爽と銀行を後にし、計画通り逃走していた。


が、


思わぬトラブルに巻き込まれた。


別の現金金輸送車強盗と鉢合わせしてしまい、奪った金を奪われてしまった・・。


一度は諦めかけた自分たちの「売上」だが、話は思わぬ方向へと転がり始めた。


奪われた「売上」の借りを返すため4人は行動を開始する・・。



って感じで話が進んでいきます。


話のテンポがよく、人物同士の掛け合いが絶妙でオモシロくとても読みやすかったです。


ビミョーな言葉のチョイスやニュアンスのセンスが独特で読んでて飽きずに楽しめました。


読んでみて損のない小説だと思います。



以上

え~言わずと知れた漫画の神様手塚治虫 の作品が原作になってます。


コミックとは話が微妙に違うみたいで正確には原作とは言えず、


ほとんど漫画を基にしたオリジナルストーリーの映画となっています。


2009年公開で岩本仁志 監督作品です。一応PG12 指定ですがあんまり酷いシーンは無かった気がします。

ストーリーとしては、


16年前とある島で不自然な事件が起こった。


それは住民が突然死亡しわずかに息のあった者も殺されてしまうという凄惨な事件だった。


日本が極秘で開発した毒ガス兵器通称「MW」が漏れてしまい、そのせいで住民に被害がでてしまったのだ。


しかし、その事件は日米政府により闇に葬られ、島民の一斉離島ということで片づけられ


真相を知る者はいない筈だった。


だが、その事件のなか生き残った2人の少年がいた。


少年は銃弾の中を逃げ延び復讐を誓った。


時が過ぎ、生き残った少年は成長していた。


「結城美智雄」はエリート銀行員となったがその裏では復讐のための殺人鬼となった。


もう一人「賀来裕太郎」は神父となり復讐に狂う友の手伝いをするかそれを止めるか悩んでいた・・。


事件の関係者を1人ずつ殺していく結城。目的は「MW」のサンプル。


そのためなら何でも利用し邪魔するものは容赦なく殺していくモンスターとなっていく・・・。


その結城に命を救われた賀来。復讐は望んでいないが結城を止める事も出来ずに日々を過ごしていた。


連続殺人事件の捜査のなか、結城の存在に不審を感じた刑事がいた。


最初は長年の刑事の勘だったが、それがに確信に変わっていく。


結城は徐々に「MW」に近づく。その本当の目的は・・・。


そして、結城を止める決意をした賀来のとった行動は・・・。



みたいな感じです。


感想としては、最初から派手なカーチェイスで始まりから飽きずにいいペースで観れました。


次はどうなるのかと思わせる作品で面白かったです。


が、


コミックとはぜんぜん別物でした。手塚治虫 の問題作を実写化という謳い文句だったんですが、


そこに関しては正直がっかりでした。コミックの方がもっと濃い内容でした。


同性愛とか猟奇的な殺人描写とかあったんですが、映画ではほとんどなく


登場人物のキャラクターもかなり変わってしまっていて深みがなくなってしまった感じです。


作品としては映画の方がコミックより見やすいとは思います。


そういう意味では、映画から入ってコミックを読むのもアリだと思います。


興味のある方は是非読んでみてください。



以上