退院したら世界は地獄だった。

別につつがなく暮らしているが、これといって楽しくない。


いや、むしろ退院前より苦しい。病で苦しいのではなく、世界が刻々と悪い方向になっている。

私が闘病前の世界は平和だった。しかしコロナや戦争、災害が世界を変えた。

私の闘病を境に世界は変わった。だから、今は軽く適応障害を起こしそうだ。

私の夢は聖職者か政治家になることだ。

それにはまず働かなければならないが、就労移行支援に秋に本格的に行くことに決まりそうだ。

まずは地に足をつけなければならない。もう人形衣装作家に戻れない。幸い編み物でやっとレース編みができるようになった。

私は夜が怖い。それは世界が不安定で朝が来るとようやくほっとする。

やはり平和が愛しい。