マダムゴマの祈りと人形の日々-人形作品



前回に公開したお人形さんです。


今回は詳しくこの衣装を説明します。


それでは全体像です。
マダムゴマの祈りと人形の日々

なんとも豪華な衣装です。


昔から


イタリアンルネサンスの衣装を


制作したかったのです。


わかりやすくいえば


ロミオとジュリエット風衣装。


あの物語のジュリエット、


14歳だったので驚きました。


イエス様を産んだマリアさんも


14歳だとか・・・・・・・


ねえやは15で嫁に行きー、とか


オペラ蝶々夫人も15歳です。


昔は寿命が短かったものね。






マダムゴマの祈りと人形の日々
上半身画像です。


写真ではチェーンが


ねじれていますが、


このペンダント、本物です。


金とルビーでできています。


本職の彫金師さんの作品です。


衣装の素材は


シルクにベルベットを使用。


このベルベット素材が


なんとも素晴らしい柄で


もう入手困難で、


もっと生地を買えばよかったと後悔しています。


モデル人形はトトコという人形のお店のオリジナルです。


可愛いお顔のお人形で、お気に入りです。
マダムゴマの祈りと人形の日々
 

はい、後ろ姿。


緑のシルクシフォンで


マントも作りました。


留め金は


アンティークのガラスボタンです。


反対側だと


外して着替えができるように、


スナップが片方ついています。


着せ替えできないと


楽しくないもの・・・・・・。



これは宣伝用に作った衣装で、


販売目的の作品ではありません。


三着同じものを作り、自分用と、


いつもお世話になっている彫金師さんと、


浅草橋のトトコさんのお店にお渡ししました。


なぜ、販売目的ではないのか?はなしは簡単です。


手間と材料のお金が、かかりすぎて、売り物にできなくなってしまったのです。


マダムゴマはしょっちゅうこんなミスをします。


つまり、こだわりすぎてしまったのです。ゆるして。