先日長崎旅行をした際、到着後に惹かれていった外海地区。
予定していなかったので、交通手段などの調整が上手く行かず、贅沢をして一人でタクシーツアーに申し込んだ。
でも、それが功を奏した。
外海地区の代表は黒崎教会、出津教会そして遠藤周作文学館などで、ツアーを利用するとそこしか行かないのだが、外海に向かう途中、運転手さんとの話の中で、隠れキリシタンが集まってお祈りしていた所に神社があるという話が出た。
「そこ、行って頂けますか?」
「いいですよ」
黒崎教会から少し戻り別の坂を上っ行き、しばらくいくと鬱蒼とした林が。
近くの駐車スペースにタクシーを止め(そこは桜が満開で綺麗)、林の方へ運転手さんが歩き始めた。
すぐ神社あるのかと思っていたが、甘かった。
「ここを上ります」
側に木でできた杖が数本置いてあった。
嫌な予感。
石と木の根がボコボコの坂道をドンドン進む運転手さん。
息が切れる。
「スミマセン、マスク外します。ゼイゼイ」
1人や友達と一緒だったら、確実に休んだのだが、お願いした手前必死で頑張った。
やがて見えてきたのは小さな小屋(スミマセン)のような神社。
普通の神社とは、ちょっと違う。
失礼して、中を拝見させて頂き、手を合わせ、僅かなお賽銭を。
近くにお墓があるが、それも普通のお墓とは違った。
後で、ネットで知ったが、ここにまつられているの、サン・ジワン神父。
この神社は日本に三つあるキリシタン神社の一つだそうだ。
来た道を今度は滑らないように、転ばないようにゆるゆる降りると大きな岩が右手に見えた(行きは必死で気がつかなかったが。
「祈りの岩」
神社ができる前、潜伏キリシタンの方達が集まり、祈りを捧げていたところだそうだ。
神聖かつ複雑な気持ちで眺めた。
黒崎教会、出津教会も心惹かれる魅力的な教会だったが、外海で一番心に残ったのは、この枯松神社だった。
この様子はYouTube動画の一部でも紹介しています。







