ワディ・ラムの砂の色 七色なの? | アーディで行こう

アーディで行こう

「普通」を意味する便利な言葉、「アーディ」 地元の足として、とことこ走るバスなんかを「アーディ バス」、エジプトではエアコンなし列車を「アーディ」 そんな方法での旅を紹介しましょう。
え、そんなの自分には無理だって? 大丈夫。「アーディ、アーディ」

前回でワディ・ラムのことを七色の砂漠の谷と書きましたが、ほんとうにここの砂の色はさまざま。ここではそんな写真を集めてみました。
アーディで行こう-沙漠と車
岩山に登ると砂漠の広がりがわかります。ワディ・ラムは渓谷が多いですが、一部にはこういう広い谷もあるんです。ここの砂はワディ・ラムのなかではわりと白い方です。ドアを開けっ放したランクルがいい感じ(僕の車ではありません。ワディ・ラムでもこんなにきれいなランクルを持っている人は少ないので、サウジの金持ちかな?)

アーディで行こう-朝のかがやき
ワディ・ラムに来たらぜひ泊りましょう。というのは朝陽を浴びて砂の色が次々と変わって行くのが見えるから。陽の光の影響もありますが、実際にこの画面に映っている砂の色は場所によって3種類くらいに異なります。

アーディで行こう-岩と朝陽
手前の轍のあるところと、奥の岩山では明らかに色が違うでしょう? 風の影響でしょうか、混じり合わないんです。

アーディで行こう-岩山
ここの砂はかなり赤い! ラム村の東側の山裏あたりです。

アーディで行こう-アカバ鉄道
ここはワディ・ラム保護エリアの外、ディースィー村のさらに東側の奥です。広い意味ではここもワディ・ラムですが、ディースィーは住民の部族が違うため、あまりラムとは交流がありません。強い風で、岩山のかなり上の方まで砂が吹き上げられているのがわかります。
後ろの貨物列車は、ヨルダン特産のリン鉱物をアカバ港まで運ぶ鉄道です。ワディ・ラムエリアの北側を東西に貫いています。