小型化されたレバノンの出入国スタンプ | アーディで行こう

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「普通」を意味する便利な言葉、「アーディ」 地元の足として、とことこ走るバスなんかを「アーディ バス」、エジプトではエアコンなし列車を「アーディ」 そんな方法での旅を紹介しましょう。
え、そんなの自分には無理だって? 大丈夫。「アーディ、アーディ」

アーディで行こう-レバノンスタンプ3レバノンの入国スタンプ
2009年10月にレバノンを訪問すると、入国スタンプが小さくなっていました(右)
次の写真が2007年の訪問時のもの。大きさはちょうど半分になったようです。

レバノンのスタンプは入国、出国ともに横長の長方形で、入国は赤、出国は黒のインクで押されます。フランス語とアラビア語の併記です。レバノン杉があしらってあるのがかわいいですね。ビザ期間は入国スタンプの上に手書きで書かれるのが普通で、今回も期間は1ヶ月と読めます。

また、ベイルート空港が、ラフィーク・ハリリ国際空港と表記されるようになりました。アラビア語では
مطار رفيق الحريري الدولي
で、その左にはR.H.I.A
となっていますね。
下の写真からわかるように、2007年には単なるベイルート空港
مطار بيروت A.I.B.
でした。

2回とも出国はマスナア
المصنع Masnaa
つまりダマスカス街道です。
また、2回目の入国スタンプにかかっているContact... Stationというのは、その下にQ.A.I.Aという文字が見えるヨルダン・クイーンアリア国際空港入国時に押されたものですので、レバノンとは無関係です。
アーディで行こう-レバノンスタンプ1
アーディで行こう-レバノンスタンプ2
レバノンのマルチビザ
2007年には立て続けに3度ほど入国したのですが、3度目の入国係官がくれたのが、なんと8ヶ月有効マルチビザ(右)
こちらは縦に長くなり、英語も記載された3カ国語併記になっています。なかなか見られないスタンプですよ。でもこの入国を最後にレバノンには行かなくなってしまったので、再入国時にどのような扱いになるのかは全く不明です。当時はこのマスナア国境では観光ビザ代を徴収していたので、再入国の際にビザ代がかからないようにという配慮だったのかもしれませんね。



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