アンマンのAutoBus公営バス路線 その2 | アーディで行こう

アーディで行こう

「普通」を意味する便利な言葉、「アーディ」 地元の足として、とことこ走るバスなんかを「アーディ バス」、エジプトではエアコンなし列車を「アーディ」 そんな方法での旅を紹介しましょう。
え、そんなの自分には無理だって? 大丈夫。「アーディ、アーディ」

アンマンのAutoBus市内線のバス路線を紹介する第二弾です。
ここではムジャンマ同士を結ぶバス路線を2つ紹介します。
ムジャンマ・シャマーリー~ムジャンマ・ラガダンについては、前回紹介した1番がそうですので、省略します。
路線図はこちら

ちなみに、AutoBusのバス車体にはホームページのアドレスらしきものが大書きされていますが、ページが開かれたことは未だかつてありません。つくってもいないホームページをこうも宣伝するとは、さすがヨルダン人のやることは違います。
NEW! 2012年になって、ついにHPを発見しました。詳細は アンマン市内線AutobusのHPを発見! で。
アーディで行こう-中型ジャヌーブシャマール
AutoBusのロゴ(右下)とホームページアドレス

54番 ムジャンマ・ラガダン~ムジャンマ・ムハジェリーン
ダウンタウンを東西に貫通する路線

 ムジャンマ・ラガダン
 ダウンタウン(西行き キング・タラール通り、 東行き クライシュ通り)
 アンマン市庁舎前
 ムジャンマ・ムハジェリーン

ムジャンマ・ラガダンから、ダウンタウンを通って、死海、マダバ方面へのバスが出るムジャンマ・ムハジェリーンを結ぶ路線です。ガタイのいい、古い車体のバスで運行され、2009年6月の時点で電光掲示板が導入されていません。写真のような行き先経由地シール(黄色)をはってあるものもあります。ダウンタウンのフセインモスク前にでかいバスが来たらこの路線です。
このバスはムジャンマ・ラガダンではなく、ムジャンマ・マハッタ発となっていますが、これはかつてムジャンマ・ラガダンがダウンタウンのローマ劇場東隣にあったときに、それと区別して現在のムジャンマをマハッタ(駅)と呼んでいたときの名残で、現在はラガダンもマハッタも同じ場所にあります。
アーディで行こう-ムハジェリーン54
電光掲示もバス番号表示もないラガダンームハジェリーン線のバス
アーディで行こう-マハッタムハジェリーン
右 旧塗色時代のムハジェリーン線。混雑するダウンタウンのキング・タラール通りでこの大型車体は圧倒的な存在感

$アーディで行こう-マハッタムハジェリーン掲示
ラガダンームハジェリーン線の行き先経由地案内シール。
1行目 右から ムジャンマ・マハッタ  ムハジェリーン
2行目 右から ムジャンマ・マハッタ  ラガダン ダウンタウン ムハジェリーン
3行目 とその反対(英語のVice Versaに相当)

番号なし 中型バス ムジャンマ・シャマーリー~ムジャンマ・ムハジェリーン~ムジャンマ・ジャヌーブ


 ムジャンマ・シャマーリー
 マディーナ・リヤディーヤ(スポーツシティ)
 ドワール・ダーヘリーエ(インテリアサークル)
 3サークル(地下アンダーパス)
 ムジャンマ・ムハジェリーン東の信号
 アンマン市庁舎前
 ラースアルアイン
 ムジャンマ・ジャヌーブ

シャマーリー、ムハジェリーン、ジャヌーブという、旅行者にとって欠かせない3つのムジャンマをつなぐ、便利な路線です。番号は長年調査しても聞いたことがないので、路線図では(中)と表示しています。バス車体が、ドアがやや後方に寄った中型バスで運行されているので。
だいたい20分に1本程度運行され、終バスは早く19時頃には終わってしまいます。運賃は0.25JDです。
なお、ムハジェリーンではムジャンマ内には入らず、東側の信号のある交差点で乗降となります。3サークルから下ってくる坂道を経由します。ここにはムジャンマ前を通って西側に分岐するクイーン・バスマ通り方向へも同じ形の中型バス路線があるので要注意です。
アーディで行こう
塗色はAutoBusだが、中型の車体で運行される。
アーディで行こう-中型ジャヌーブシャマール
右 ムジャンマ・ジャヌーブの乗り場は
  野菜スーク側にあるセルビス乗り場の手前。
  奥がセルビス乗り場。
アーディで行こう-民間ジャヌーブシャマール
同じ区間を走る民間バスもある。シャマーリーでは発着ホームが異なるので、このようなカラフルなバスを見かけたら聞いてみるといい。運賃は同じ。