研究者、10年で雇い止め | 大学教授を目指す方の強い味方 ~アカデミック・キャリアパス・サポート~

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ここ最近、国立大学や公的機関の研究者(教員)の雇い止めの

話題が各ニュースサイトでみられますね。

 

日本の研究者間で競争させることで、研究に関する日本の

国際競争力を高めようとする意図もあるようですが、

そのようなことで競争力が高まるような単純な課題ではないと

思います。

 

文科省もそれには気付いているはずです。

 

競争相手は海外の国々であって、日本国内で競争しても無意味

であり、むしろ、日本国内の研究者が互いに手を取り合って

他国よりも優位に研究を推進することが重要かと思います。

 

しかし、日本の現実は違いますよね。

 

任期付きという不安定なポストを得て、不安に苛まれながら

研究に従事し、毎日、JREC-INの公募情報をチェックする

という研究者は少なくないと思います。

 

何かしらの研究成果を出せば再任されるかもしれませんが、

任期が延長されるだけで根本的な不安は解消されず、

とりえあえず論文を書いて採録されることに必死となり、

重箱の隅をつつくような社会の発展に大して寄与しない論文

ばかりを量産せざるを得ない状況では、

日本の将来はお先真っ暗としか言えないような気がします。

 

日本ではアメなんてほとんどもらえずムチで打たれるばかり・・・

 

残念でなりません。

 

 

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