1週間で大学教員公募の応募書類を準備できるのか? | 大学教授を目指す方の強い味方 ~アカデミック・キャリアパス・サポート~

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本件は、弊社内ではなく某組織内でのお話しです。

 

某大学の某先生からのご依頼で、

 

「1週間後に締め切りの教員公募があるのですが

広報をお願いできないでしょうか?」

 

というご依頼がありました。

 

その公募はJREC-INでも募集要領を公開されており、

公開から1ヶ月以上経過しております。

 

締め切り間際になっても応募者が少ないらしく、

その状況に焦り、さらなる広報を試みようとされた

ようです。

 

現時点において、有力な候補者がいないのか、

それとも、有力な候補者からの応募はあったが、

応募者が合計で2~3人だけなのか・・・

 

詳細は不明です。

 

前者と後者、いずれの場合でも募集側は困ります。

 

例えば後者の場合、

たった2~3人の応募者の中から採用者を選ぶのと

10名以上の応募者の中から採用者を選ぶのでは、

募集側にとって後者の方が何かと好都合ですので

できるだけ多くの応募がある方が嬉しいのです。

 

いずれにしろ、その先生には申し訳ありませんが、

今から広報しても既に手遅れではないかと・・・

 

時すでに遅し。

 

1週間で大学教員公募の応募書類を準備できる応募者なんて

それほどいらっしゃらないと思います。

 

1週間に渡り、全ての時間を応募書類の作成に注ぐことが

できれば不可能ではないとは思いますが・・・

 

しかし、研究業績書を応募先の様式に書き換えたり、

着任後の教育や研究の抱負を検討したり、それなりの時間

を確保できたとしても、採用に至るような書類へと完成

させることは困難です。

 

応募先の情報収集や分析なども必要であるためです。

 

その上、現在の大学教員公募への応募方法のほとんどが、

郵送もしくは宅配便による応募であり、応募書類は締め

切り日に必着とする条件がほとんどです。

 

今回の公募もそのように期限が設定されていますので、

残された期間は1週間(7日)ではなく実質6日です。

 

募集を行う側としても、応募者のことを考えて募集する

必要があるなぁと改めて考えさせられる出来事でした。

 

そもそも、1ヶ月以上も募集しているにも関わらず、

応募者が僅かという点は・・・・

 

この点へのコメントは控えます。ニヤニヤ

 

ちなみに、弊社にご依頼を頂く際は、

 

「締め切りが1週間後なのですが・・・」

 

というご要望にはほぼ間違いなくお応えできませんので

ご了承いただければ幸いです。

 

常時、多くの相談者様からご依頼を頂いておりますので、

大学教員公募に関するご支援には即日対応が困難となって

おります(ただし、面接支援を除きます)。

 

余裕を持ってご相談いただきますようお願い申し上げます。爆  笑