ちまっとしたひとりごと -13ページ目

ちまっとしたひとりごと

脳内だらだら垂れ流しブログです、よかったらお付き合いください✌

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六義園は初めて行った。

四季折々の樹木を見ることができる。

春なんかは桜のライトアップもしているらしい。

 

先輩はまた沢山の写真を撮り始めた。

さっき以上に楽しそうに撮る先輩をずっと見惚れてしまった。

 

庭園を楽しんで出た後にしまった、と思った。

何度も告白できそうなタイミングがあったのにまた告白しそびれてしまった。

 

出口を左に曲がり、時間を確認すると20時だった。

どうする?と聞かれて私は濁してしまった。

察した先輩は、上野に戻ろうかと言ってくれた。

だらだら歩いても2時間かからない、と調べてくれてゆっくり歩き始めた。

 

 

他愛のない話を話したり聞きたかったことをきいたり。

本当に中身のない話をした。

4、50分歩いたところで大通りの信号に引っかかった。

線路近くで大きな電車の通り過ぎる音がした。

先輩の言葉が聞こえない。信号が青になった。

 

向こうから歩いてくる人を避けながら渡ると先輩と離れてしまった。

すいません、と走って追いつくと、先輩が左手を差し出している。

 

「キュン」と心が鳴った。

 

なんて単純な私なのだろう。

悲しいぐらいに単純だなと思い一瞬迷ったが、私はすぐに右手を重ねていた。

ポケットに入れながら歩いていた先輩の手は温かかった。

 

手から感じる温もり。

触ったことのない、大きくて厚い手の平。

ゴツゴツとした指。女とは違う、男の手の感触。

横には20cm以内の距離に先輩の顔。

嗅いだことのない、香水のような煙草のような何とも言えない香り。

少し遠くを見つめる目線。

 

しっかり目に焼き付けた。

 

 

こんなに傷つく優しさはこの世にないだろう。

上野駅に着くまでの残りの時間は、

彼女になる「夢」を見させてくれていた。

 

 

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6

 

先輩とご飯を食べる日。

 

14時に上野に集合だった。

約束の改札口についても先輩は見つからない。

改札の前にはクリスマス前で少し早く飾られた巨大なクリスマスツリーがあった。

 

電話が鳴った。

 

「ついた?」

「つきましたよ。どこにいますか?」

「ツリーの前にいるよ」

繋げたまま私も急いでツリーの前に移動した。

いない。

一周回ってみても先輩は見つからない。

 

見つからないですけど、と言いかけたところで

「なあ、後ろみて?」

 

10メートル後ろに、やあ、と手を挙げて笑っている先輩がいた。

 

かっこいい。

振られに来たのに、悔しい。

 

私服姿は普通だったが休日の先輩が見れて嬉しかった。

 

 

キザな登場の仕方だね、と笑いながら美術館へ向かった。

私も先輩も1人で鑑賞したいタイプだったため、出口に出たらLINEという約束で見て回った。だけど常に視界には先輩が見えていたし、向こうも入れていてくれた。

 

1時間ほどで鑑賞を終えた私たちは上野公園をぐるりと散歩していろんな景色を携帯に収めた。

先輩は携帯で景色を撮るのがとても上手かった。

先輩の撮る景色のファンでもあった。

 

まともにデートをしたことがない私は彼氏ができた気分に浸った。

 

 

そのまま公園を出て先輩についていった。

見てみたいと思っていた景色に連れて行ってくれた。

気が付けば2駅分も歩いていた。

日も暮れかけていたのでキャッチに自ら捕まり、少し早めにご飯を食べた。

 

そこで告白しようと思っていたが、xの書き方とか箸の持ち方とか本当にくだらない話で盛り上がっていしまった。

切り出せる雰囲気でもなかったので言わなかった。

 

 

腹を満たしたが、まだ18時になったばかりであまりにも早い解散だということで電車に乗って夜間ライトアップをしている六義園(りくぎえん)という庭園に向かった。

 

 

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5

 

頭の中が自分の鼓動でいっぱいで、何秒経ったかわからなかった。

微かに、ごめん、と声が聞こえた。

 

「ごめん、知ってた。」

 

え、いつからバレていたの。

好きだと認識したのは割と最近なのに。

 

 

「最初から気が付いてた」と先輩は言う。

どうやら、私がTwitterをフォローしてリプをしたときには好意を寄せていると感じたそうだ。

 

先輩も男だし、まず人間だ。

普通に好意を寄せていてくれているのが嬉しかった、といった。

少し気持ちはわかる。誰だってモテていたいだろう。

 

 

「ごめん、ってことは脈ないんですよね?」

 

少しばかり期待していた自分は冷静になりたくて、先輩の口から答えをききたいと思った。

案の定、うん。という返事だった。

 

思ったよりダメージは少なかったようだ。

 

 

「じゃあ今まで濁していた彼女がいるかどうかは教えてください。私振られたし。笑」

 

先輩は口外しないでほしいと言いながら、

彼女がいること、彼女は私の隣のクラスにいるちょっと不思議な女の子だった。

でも顔は普通にかわいらしい子だったから意外な組み合わせだな、とも思った。

 

 

 

十数秒気まずい空気が電話越しにわかるぐらい流れた。

 

 

告白をしてしまった以上これ以上この関係を続けることは難しい。

ということは、約束していたご飯会もいけなくなるのか、と思った。

それに、電話越しで振られたのが腑に落ちなかった。

自分から言ったのに。

 

 

修学旅行明けの月曜日が休校日だったので前から約束していたご飯会をしてほしい、そして面と向かってもう一度告白するから振ってくれと精一杯の我儘を頼んだ。

 

 

その頃は空には日が昇り始めていたので電話を切った。

 

 

その日一日は何故か清々しい気持ちで観光できた。

沖縄の空と海はとても青く、眩しく見えた。

 

 

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4

 

 

そこから話していなかった1か月分を取り戻すように前のようなLINEが続いた。

修学旅行先は沖縄だった。先輩たちは沖縄ではなかったようで羨ましいと言われた。

 

沖縄はどの景色をとっても絵になる。言われていたようにちょこちょこ写真を撮っては送っていた。

 

 

2泊目の夜。明日で修学旅行が終わるという気持ちからか中々寝付けなかった。

同室の子は部活の朝練があるから、とすっかり眠ってしまっていた。他の部屋の友人たちは各々盛り上がっているようで連絡しても返事はなかった。

 

そういう時にちゃんと返事をくれていたのが先輩だった。

その時も送った写真の話をしていた。

 

「同室の子も周りも寝たのに寝れない」

 

寂しくて思わず言ってしまった。

直ぐに電話をかけてくれた。

 

「こっちは晴れていて星が見えるよ。そっちは?」

バルコニーに出ると見たことのない数の星が空いっぱいに広がっていた。

 

 

「「あっ」」

 

流れ星がながれた。

こんなロマンチックなシチュエーションあるかと二人で笑った。

 

 

急に今まで触れてこなかった恋愛の話になった。

一度だけ彼女がいるかと聞いたが上手くスルーされていたから自然とさけていた話題だった。

 

 

気持ちは高ぶっていた。

目の前には視界に入りきらないぐらいの星空。

 

星の数ほど男はいるなんて。世の中は言うけれど

「先輩を好きになった」ことは変わらないんだ、

と確かめられた気がした。

 

 

 

「私が先輩を好きだと言ったら、困りますか?」

 

 

 

口はもう言葉を出していた。

 

馬鹿みたいに心臓がうるさくドック、ドック、と鳴った。

 

 

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3

 

先輩を好きと理解してしまった以上はもう、どうしようもなかった。

 

LINEの返事がいつも以上に待ち遠しくなってしまった。

「ほんのまれ」に来ていた電話が「毎日」にならないかと願った。

約束したご飯会に早く行きたいと思うようになった。

 

 

そんな気持ちを察してなのかどうかはわからないが、電話をする回数が増えた。暇電、てやつ。

好きだから寝かけても出てしまう自分がいた。

 

まれだった電話が、週一、そして週2、3回にまでなっていた。

 

ああ、このままだとこの気持ちがバレてしまう。そうすると隣にはいれない。

 

先輩は「好きと言われると好きになれない」と公言している人だった。

なんて贅沢な話だろう。

モテてきたからこそのこの言葉なのかなと思う。

 

 

一旦忘れようと私はバイトを一か月ほど多く詰め込んだ。

 

不思議と学校でも見かけなかった。きっと今までが多く気にしすぎていただけ。

 

すっかり先輩とのLINEは減り、好きだったのを忘れかけていた。

 

修学旅行が近づき、バイトの休暇を一週間もらった。

 

久々の暇で、パウンドケーキを焼くのが趣味だった私は、作って友人や家族にあげた。

味は周りからお墨付きがつくほどで、自負しているぐらい得意だった。

 

「元気にしてますか、パウンドケーキ作ったけど先輩もいりますか?」

久々に、構ってほしくてわざわざ連絡した。

「久々だね。ほしいに決まってんじゃん!」

 

翌日、昼休みに玄関前の広場で会う約束をし、丁寧に包んだ2切れのパウンドケーキを渡した。

 

その場で1切れ食べてくれた。食にこだわってる先輩が美味しい、と褒めてくれた。

 

 

それだけで、忘れていた気持ちは思い出されてしまった。

 

 

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2

 

翌日、写真を撮ってくれたお礼を言いたくてdmをした。

 

「こちらこそありがとう!めちゃくちゃ緊張してたね笑」と返してくれた。

 

写真を撮るときに少し話をした。

名前を覚えていてくれたし、何より好きな顔だった。

写真で見るよりずっとかっこよかったから緊張してしまっていたのだ。

 

「緊張しますよ、先輩ですし。慌ててしまってすいません」

 

「慌てすぎて逆に可愛かったよ笑 よかったらこれ」

 

画像が届いた。LINEのQRコードだった。

「これ俺のLINE。暇だったらいつでも送って」

 

 

今考えれば、少しのDMしかしていないのに急にLINEを送ってくるなんて。なんてチャラいやつなんだろうと思える。

 

が、その時の私には何かのフィルターがかかっていてうれしい以外の感情がなかった。

 

 

そこからというものLINEを使って個人でのやり取りが格段に増えた。先生の話や、身近な話。

先輩はプライベートがないくらいバイトを詰めていたが、それでも返信をくれた。

お互いワインを出すような飲食店でバイトしていたこともあり、食への興味等も似ていて盛り上がった。

そしていつかご飯に行こうと約束してくれた。

 

 

校内で見かけて直接話す回数も増えた。

ほぼ毎日、LINEをしていた私たちはずいぶんと仲良くなった。

いじったりしながらも優しく接してくれるし面白い。

 

ほんのまれに電話もかけてくる。

電話も交えるようになってから下の名前で呼び捨てされるようになったし、私も下の名前+君(くん)をつけて呼び合っていた。

 

「俺のことそう呼ばせてるのお前だけだよ笑 ほかには内緒な?」

 

ちょっと高めで優しい声が言った。

 

 

勘違いをしてしまった。

先輩を好きになってしまった。

 

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1

 

テスト最終日も終わり暇だった木曜日。

帰りの電車でふいにTwitterを自分の高校名でエゴサした。

 

たまたま、自撮りアイコンで好みの顔をみつけてしまった。

 

当時注目されていた読モTに似ていた。その人はどうやら1つ上の先輩らしく、画像欄をみても本人のようだった。

 

最初は見ているだけで満足していたが、同じ学校内にこの顔がいるなら一目見たいと思ってしまい、フォローをしてしまった。

 

 

夜、寝る前にアラームをセットしようと携帯を開くと、通知が来ていた。

 

『あなたを//がフォローしました』

 

先輩からフォロバの通知だった。同じ高校だとわかったようで返してくれたようだった。

 

その日先輩は久々のTwitterだったらしく、多くの人に溜まった返信を返していた。

 

大人数とのやり取りだし流れてもいいや、という気持ちで

「フォロバありがとうございます。4組にいます、1年です。よろしくお願いします」とリプを送った。

 

1分後。

「フォローありがと!後輩だ、よろしくね 見かけたら話しかけてね!」

 

おお、と返信の速さに驚いてしまった。

そしてちゃんと逃さず返してくれた。

有名人とつながれた気がして少し嬉しくなった。

 

 

この話を聞いてくれた友人は先輩と面識のあったようで、1週間後の文化祭で友人に連れられ、3人で写真を撮ってくれた。

 

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初めまして。

 

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簡単に自己紹介をしようかと思います

 

🥑22歳

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🥑好きな食べ物 餃子

🥑名前の由来 絵文字が可愛いから

🥑趣味 セルフジェルネイル💅 ネットサーフィン 寝る

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