WHO世界保健機関が世界の『若者11億人が長時間、大きな音に過剰にさらされ難聴になるおそれ』があるとして……
その原因としてスマホ・携帯音楽プレーヤーでイヤフォン使用、クラブやバーでの大音量使用を挙げました。
そこでWHO、ITU国際電気通信連合は安全な音量に関する新たな指針を発表……
安全な音の大きさの目安として1週間あたり80デシベル✕40時間までとしました。80デシベルは地下鉄の車内の音に相当します。
また『すべてのスマホ・携帯音楽プレーヤーに音量規制・どれだけ音を聴いたか表示する機能を』付加することを提言しています。
WHOアダノム事務局長は『一度失った聴力は戻らないということを理解しなければならない』としました。
喫煙では余計なお世話のWHOですが、大音量対策は納得です。オヤジも片耳が時々聞こえづらくなります。持病は耳に関係なく、血圧なども問題ないから、やはり現役時代に片道2時間往復4時間の長時間通勤したときに携帯音楽プレーヤーを使っていたことくらいしか思い当たりません。オヤジ向け音楽だからそんなに大音量にしたつもりはないのですが、耳に何らかのダメージがあったのかも。
もっとも、日本は音に対して規制が緩すぎるところも。繁華街では大音量の呼び込みから、意味不明の音楽まで。雑踏だけで十分、うるさいんだから、それ以上の音を発生させる必要があるのでしょうか?
日本は戸外での無駄な音に対しても検討する必要がありそう。