ドイツ・ミュンヘンで日露平和条約交渉が日露外相で日本時間今日2019/02/17午前0時半頃から行われました。
近く外務次官級の協議やラブロフ外相の訪日が調整されましたが……
肝心の日露平和条約交渉について、ラブロフ外相は『交渉の期限は決めていない』として慎重な姿勢を崩しません。
6月のG20大阪でプーチン大統領が訪日で、日露平和条約が進むのではないかという日本の楽観的な姿勢に五寸釘を打ち込みました。
とは言えラブロフ外相も、プーチン大統領のお声掛りなので、会談を決裂させないだけ随分進歩したとも言えそう。
INF条約が破棄され、米中露の中距離核開発競争が始まろうとする今、日露の首脳、閣僚級で話し合いのチャンネルを持てたことは安倍総理のレガシーとして後々役立つかも。
欧州あたりだと国境線の確定に百年、二百年は当たり前とも。日本もそのくらいの気の長さで北方領土交渉を進めるしかないでしょう。