『平成』の元号の選出にあたった一人として知られる九州大学名誉教授の目加田誠氏(1994年死去)の遺品から、元号候補の手書きメモが見つかりました。
これは目加田誠氏の残した資料が福岡県大野城市にある『大野城心のふるさと館』に寄贈され、職員が調査して発見されたもの。
目加田誠氏は中国文学の専門家で『平成』の元号選出にあたった一人として知られています。メモが書かれた時期は不明ですが最終候補に残ったされる『修文』があることから、かなり絞られてきた時期のものではないかとも。
『詩経』、『書経』などの原典も記されており、儒教ベースで品よく選出したよう。
『修文』が一押しだったのの、頭文字がアルファベットでSとなり昭和とかぶってしまうので落選したのも良くしられています。
新元号はまだ明治の人が生存中なので頭文字がM、T、S、Hは落選確実でしょう。
4月に発表だから、すでに安倍総理や菅官房長官は新元号の候補を見ているのかな。
新元号から日本の古典も参考にされることから、選者たちも大変そう。新元号の発表は4月1日です。