軍事政権が続くタイで、突如、タクシン派がウボンラット王女が首相候補に擁立。一時はワチラロンコン国王も支持かとして、軍部のプラユット首相に大きなダメージかと思われましたが……
ウボンラット王女の弟にあたるワチラロンコン国王が『非常に不適切だ』などと批判……
これは声明で勅命ではないものの、タクシン派の政党は勅命と受け取ったようで『国王の命を受け入れる』として同王女の擁立を取りやめることに方針転換。
立憲君主制のタイの王室は国民から深く敬愛され、法律でも義務付けられていますが、政治的な発言をしないのが原則。
国王も『王室は政治的に中立であるべき』との原則を改めて示しました。
しかし、軍部のプラユット首相は、軍政に有利な条件を進めていることから、タクシン派の巻き返しは難しく……
国王の権威を守り、国内が対立したときの最後の切り札を維持するためなのは先代のプミポン前国王以来の伝統なんですかね。
現代の国王は頭が痛いことが多いようです。






