アメリカでは27日からロサンゼルス・タイムズなどの情報処理システムが不具合で印刷工場にデータを送れなくなり、一部地域では配達が出来なくなったとのこと。
その後、シカゴ・トリビューンや南フロリダ州の新聞でも同様な被害が拡大したことから国土安全保障省が調査に乗り出し、一部のメディアは北朝鮮のサイバーアタック説を報じています。
理由は使われていたマルウェアが北朝鮮のサイバーアタック集団『ラザルス』が過去に使用したものと見られるためとか。
被害に遭った新聞社は、30日現在、まだ全てがシステム復旧したわけでわないとも。
サイバーアタックも平成になって現実のものとなったSF的犯罪・被害。ハッカー達はノイマン型コンピューターの根本的な弱点を突いてくるので、今後、ますます深刻に。
日本でも2019年の仕事始めが危ないかも。自分のシステムが完璧でも他のシステムがサイバーアタック被害に遭えば同じなのは温暖化対策と同じ。
攻撃側の方がますます巧妙化しているだけに、完璧な防御はあり得ない前提で対策を取ることが必要になりそう。



